アルミフレーム

インプレッション



IMPRESSION – FELT ALLOY

入門版ロードバイクの決定版、
FELTアルミロードの全て

創設者のジム・フェルトはイーストン社のアルミチューブの開発に加わっていた人物だ。それだけにアルミ素材へのこだわりは強く、フェルトのラインナップからアルミフレームが途絶えたことは一度もない。今回はピュアレーシング性能を受け継ぐFアロイシリーズと、快適性を追求したZアロイシリーズという、それぞれのシリーズの特質を落とし込んだお手頃な価格のアルミフレーム4モデルを紹介しよう。
F シリーズ
“勝てるアルミフレーム”をラインナップするFアロイシリーズ。ピュアレーシング・カテゴリー・Fシリーズのパフォーマンスを、現代のアルミチューブを用いて具現化したシリーズである。アルミ素材の特徴を活かしハイコスト&ライディングパフォーマンスを実現する。
F75
F シリーズの特徴的な角断面チューブを用いたレーシーなシルエットを、オリジナルアルミチューブのスーパーライト・カスタムバテッド7005アルミニウムで再現。フロントフォークはUHCパフォーマンスカーボンを用いアルミテーパードコラムを採用した。コンポーネントはレース用としても活用できるシマノ・105をアッセンブルしている。
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F95
F75と同じフレームを用い、フォークはUHCパフォーマンスカーボンを採用したアルミシリーズの中堅モデル。メインコンポーネントはシマノ・ソラで優れたコストパフォーマンスを実現。また3タイプのカラーバリエーションを展開しているのも特徴で、なかでも爽やかなグロスライトブルーは人気を集めそうだ。
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Z シリーズ
マルチコンフォートロード・Zシリーズのアルミフレームを用いたカテゴリーであるZアロイシリーズ。優れた振動吸収性と、アップライトなエンデュランス・ジオメトリーを用い、ライダーのストレスを最小限に留める。アルミフレームとしては珍しいディスクロードもラインナップしている。
Z75 Disc
フェルト初のディスクブレーキを搭載したアルミフレーム。フレーム素材はFライト・カスタムバテッドチューブを採用し、硬質なアルミチューブの良さを引き立てる。ディスクブレーキ専用フロントフォークやリアセクションの構造はディスクブレーキ用に特化している。コンポーネントはシマノ・105をアッセンブル。ディスクブレーキ対応ホイールはフェルトオリジナルのロードRSL3だ。
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Z100
10万円をきる税込価格でお求めやすく設計されたのがZ100だ。フレームは上位モデルと同じ、エンデュランス用ジオメトリーを使ったFライト・カスタムバテットチューブを採用。コンポーネントでは変速器にシマノ・クラリス、FSAのクランクセット、フェルト・オリジナルホイールをアッセンブルしている。
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