ワールドチャンピオンCXバイク
泥、岩、雪、汗、痛み。それがシクロクロスだ。 世界最高レベルのCXサーキットは世界最高の機材を要求し、フェルトはワールドチャンピオンバイクを完成させた。FXは、世界最高のシクロクロスレーサーの要求に合わせてジオメトリーをチューニング。タイトなコーナーもクイックに曲がれるハンドリング、ベストなペダリング剛性、瞬時に担げるフロントトライアングルとトップチューブ形状を備えた。 その上、ダブルボトルとワイドタイヤに対応するフレーム・クリアランスで、シリアスなレースシーンだけでなくアドベンチャーライドまで対応。あらゆる気象条件で最高のパフォーマンスを発揮するディスクブレーキとスルーアクスルをスペックしています。シクロクロスに求められる厳しい要求を満たし、オンロード、オフロードを自在に駆け抜けるシクロクロス専用モデルがFXだ。 |
2018,2019CX日本チャンピオン 前田公平選手のインプレ
荒れた路面でもパワーを推進力に変えるトラクション FXで最も印象的なのはトラクションと振動吸収性能だ。バイクが跳ねにくいことでしっかりとタイヤが地面に接地しており、余計なスリップをしにくく、荒れた路面でもパワーを推進力に変えてくれた。シクロクロスは、マウンテンバイクと違ってサスペンションも無ければタイヤも細い。より細かいトラクションコントロールが求められるが、キャンバーや登り返しでFxの優れた性能を感じられた。ライダーの負担が減ることで、不要な消耗をせず最後まで集中力を保つことができた。 |
ミスなく最後まで走れる直進安定性
次に直進安定性だ。先に述べた性能に加え、サイズに対し長めに設定されているホイールベースが安定性を高めている。寝かし気味のヘッドもあいまって、どっしりとした脚付きの良さを感じる。ピーキーなバイクのクイックでスピーディーな操作感はハマれば速いものの、約60分のレース時間の中で、疲労した中でもシビアなライン取りが毎周求められるシクロクロスでは、安定するバイクの方がミスが少なく最後まで走りきることが出来る。 |
担ぎやすい形状のトップチューブ
トップチューブの下側が担ぎやすいように扁平加工がされている。シクロクロスバイクにおいては以前より鉄板とされている処理だが、そういった部分まで抜かりなく設計されている。軽いとはいえ、8kg近いものを肩に乗せるわけだから、こういった細かい部分はレースを走るうえで重要だ。 |
癖の無い扱いやすさがポテンシャルを引き出してくれる
FXは、「真っすぐ走る」「止まる」「曲がる」の基礎動作がやりやすい。そのクセの無い扱いやすさから、すべてのシクロクロッサーに推奨できる。レースの最後の局面まで、そのライダーのベストな走りを引き出してくれるバイクだ。 |
仕様は予告なく変更されることがあります。重量はあくまで参考です。個体により差があります。
サイズ | 47 | 50 | 53 | 55 |
ヘッドチューブ角(°) | 70.5 | 70.5 | 71 | 72 |
シートチューブ角 (°) | 75.5 | 74.5 | 73.5 | 73.5 |
ホリゾンタル換算トップチューブ長 (mm) | 515 | 530 | 545 | 565 |
トップチューブ長実寸(mm) | 501 | 515 | 530 | 548 |
ヘッドチューブ長(mm) | 110 | 120 | 130 | 150 |
シートチューブ長センタートップ(mm) | 470 | 500 | 530 | 550 |
BBドロップ (mm) | 65 | 65 | 65 | 65 |
チェーンステー長(mm) | 430 | 430 | 430 | 430 |
フロントセンター長(mm) | 599 | 604 | 605 | 611 |
ホイールベース(mm) | 1022 | 1028 | 1029 | 1033 |
スタンドオーバー高(mm) | 726 | 750 | 775 | 796 |
フォーク長(mm) | 393 | 393 | 393 | 393 |
フォークオフセット(mm) | 50 | 50 | 50 | 45 |
リーチ(mm) | 380 | 382 | 384 | 397 |
スタック(mm) | 523 | 533 | 544 | 568 |
適応身長(cm) | 150~165 | 160~175 | 170~185 | 180~190 |
カラー・バリエーション
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