IMPRESSION – AR FRD

FELTサポートライダー飯田忠司選手の AR FRD インプレッション。
トライアスロンでエアロロードを選んだ理由とは?
FELTサポートトライアスリート飯田忠司選手(I-STORM)から、AR FRD のインプレッションが届きました!
商品を選んだ理由は?
トライアスロン=TTバイクが当たり前になっているが、国内のトライアスロンの大会は海外の大会のバイクコースと違い、狭く急なカーブ、小刻みなアップダウン、Uターンでの加減速が多いなど必ずしもTTバイクの方が有利とは限らないバイクコースも多々ある。そこで、ロードバイクの性能も持ちつつ、空力にすぐれたエアロロードバイクの方がタイムアップに繋がるのではないかと感じ、今年はARでレースに出場する事にした。

他のモデルよりも優れている点は?

やはりTTバイクに比べると明らかに登坂力、加速力が高い。スピード維持力もTTバイクから乗り換えで、少し不安はあったが、実際に乗ってみてトレーニングデータを見る限り全く問題なかった。ポジション出しもシートポストを前後できるタイプなので、かなり幅広いポジションの変更が可能なので全く問題なく出せた。乗り味としては以前AR5を乗っていた期間があり、それと比べると最上級モデルFRDはやはりかなり攻撃的なつくりという印象を受ける。一般アスリートでミドル~ロングを主に出場する方にはAR1~5を選択しても十分だと感じる。もちろんバイクパートでガンガン攻めたい方には間違いなくFRDがお勧め。パワーをダイレクトに推進力に変えてくれる事が実感できるだろう。
機材の強みを感じた場面は?
前述の通り、小刻みなアップダウンのあるコース、Uターンの多いコースではTTバイクに比べると明らかに楽に速く走れる。結果、身体への負担が少ないので、ダメージが少ない状態でランニングパートに移る事ができる、つまり本来、個々の人が持つランニング能力を存分に発揮できるでしょう。

どのようなユーザーに向いていますか?
スタンダードディスタンス~ロングディスタンスまで幅広い距離のトライアスロンに出場している方、コーナーからの立ち上がりや、登りを苦手として、悩みを抱えている方、加えて専用パーツを使用している箇所がTTバイクに比べて圧倒的に少ないので、機材の扱いが苦手な方、まだトライアスロンを始めて日が浅くTTバイクは少し躊躇している、そんなトライアスリートも満足できるバイクです。