デリケートゾーンの痛みについて ちゃりん娘 新井杏奈

走行中のデリケートゾーンの痛み、我慢していませんか?誰でも実践できる3つの対処方法

私は、制限時間内での完走を認定するロングライドのサイクリングイベント「ブルベ」が大好きで月に数回200、300、400、600kmのコースを走っています。一日に何十時間もサドルに座っているといくらポジションがあっていても長距離を走るとデリケートゾーンに痛みが出てきます。痛みが出てくるとそればっかり気になって快適に走れません。私がデリケートゾーンの痛みが出てくる箇所は二つあります。一つは会陰部、もう一つはお尻です。

会陰部の痛みについて

私は穴あきサドルに交換したことで圧迫がかなり軽減されました。使用しているのはASTVTEの「SKYLITE VT FLUO」です。このサドルはを使用している方をブルベで何人かお見かけしたことがあります。長距離を走る方には穴あきサドルは人気なのではないでしょうか。

お尻の痛みについて

お尻の痛みについては二種類の痛みがあり、一つは圧迫による痛み、もう一つは擦れによる痛みです。

圧迫によるお尻の痛みの対処法

季節を問わず一年中インナーパンツ+レーパンのパッド2枚体制で圧迫を軽減されました。最初はパッドを2枚履いたときモコモコして違和感がありましたが、慣れてしまえばこれ以外は考えられなくなるぐらい快適になりました。「パッドを2枚も履くと蒸れそう」と思われる方が多いかもしれませんが、私が使用しているカペルミュールのインナーパンツは吸汗速乾のメッシュ素材を採用しているので蒸れ知らずです。

擦れによる痛みの対処法

パッドにシャモアクリームを塗ることによって痛みが軽減されました。私はモーガンブルーのシャモアクリーム「ソフト」、「ソリッド」を距離によって使い分けています。ソフトタイプは晴天時など乾燥した時期のサイクリング向けでとても柔らかく伸ばしやすいです。ソリッドタイプは雨天時や発汗量が多い時期のサイクリング向けでワセリンのようにとても固く伸ばしにくいです。私はファンライドなどの短距離ではソフトタイプのみパッドと直接肌に塗っています。ブルベなどの長距離を走る場合は前日からパッドにソリッドタイプを塗り込み、さらに当日もソリッドタイプを塗ってソフトタイプを直接肌に塗り出走しています。さらに小物入れにソフトタイプのシャモアクリームを小分けしていつでも塗れるように携帯しています。

余談ですがお尻のメンテナンスとして走った後は必ずオロナインを塗ってケアをしています。さらにサドルが擦れる部分の皮膚の黒ずみとブツブツの対策としてボディースクラブを週に2回して対処しています。以上が私のデリケートゾーンの痛み対策です。効果は個人差だとは思いますが、皆様が快適にサイクリングができることを心からお祈りしています。

デリケートゾーンの痛みについて ちゃりん娘 新井杏奈

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