ヘルメットはダサいと思っていませんか？

　ママチャリよりも、断然スピードが出て速く走れるスポーツタイプの自転車。ダサいし髪型は崩れるし蒸れるし、で被りたくないと思っている人も多いのではないでしょうか？

　確かに、通勤や通学で自転車に乗る場合は、スーツや普段着という格好にレーサータイプのヘルメットはあまり被りたくないですよね。

　しかし、最近はオシャレなヘルメットも続々と登場しているのをご存知ですか？

◎命を守る

　ロードバイクに乗ってレースに出る人がヘルメットを被るのは分かるけど、通勤や通学で乗る分にはヘルメットなんて被る必要ないんじゃない？と思われる方、多いのではないでしょうか。

　しかし、通勤・通学レベルでもスポーツタイプの自転車ならば、時速30kmのスピードくらい簡単に出てしまうのです。ヘルメットの着用義務はありませんが、自転車走行中の死亡事故の損傷部位は、圧倒的に頭部への損傷が多くを占めています。頭を守る事で守れる命がある、という事をよく肝に銘じておきましょう。

　ネット通販サイトや、販売店で実際にヘルメットを探してみると、その価格帯の幅広さにまず驚くと思います。しかし、どの価格帯を選んでも、ヘルメットの安全性に大きな違いはありません。なので、予算に見合ったヘルメットを選んでも問題はありません。

　では、価格によって何が違うかというと、高価なヘルメットほど「軽く」「フィットする」という事です。ネット通販等でも購入は出来ますが、出来れば実際にヘルメットを被って自分の頭に合うかどうか、サイズ感やフィット感をきちんと確認する事が大切です。

　ヘルメットは出来れば被りたくない…という人の多くに、そのデザイン性が自分の乗っているスタイルと噛みあわないという理由が挙げられると思います。

　そんな方に、カジュアルな服装に合わせやすいヘルメットをご紹介します。

ヘルメットとしての機能は損なわずに、普段着で使える「BBB　METRO(メトロ)」

　ヘルメットのほかに、取り外しが可能なバイザーが付いてくるので、日差しや雨天時の顔への水滴の付着も防いでくれます。

　交通量の多い通勤や通学、お買い物など普段使いのときにも、カジュアルに被りやすいヘルメットです。

スウェーデン発の『首に巻くだけ』自転車用エアバッグヘルメット「Hövding（ホーブディング）」

　ネックウォーマーのように首に巻き付けるだけの、エアバッグ式のヘルメットです。頭には何も被る必要がないので、ヘルメットで髪型が崩れるのが嫌な人や、カジュアルな服装でもヘルメットは被りたくない、という通勤・通学時に自転車に乗る方などにオススメです。

　事故に繋がる挙動を感知すると、柔らかな衝撃吸収エアバッグが瞬間的に開き、頭を保護してくれます。頭全体を覆うフード形状で、地面を引きずられても破れることのない耐久性のあるナイロン素材をしようしています。一般的なヘルメットよりもはるかに保護範囲が広く、頭全体を保護することが出来るのです。

　更に、外側のカバーを取り外して洗濯する事も出来るので、衛生的にも嬉しいですよね。

　基本的に、ヘルメットは発砲スチロールを樹脂でコーティングしている物です。消耗年数は約2～3年程と言われており、転倒時や落下時に亀裂が入ってしまうと、もう使用する事は出来ませんので、ご注意ください。

　自分の大切な命を守るためにも、オシャレなヘルメットで自転車のある生活を楽しみましょう。