今更だれにも聞けない、自転車の正しい乗り方

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今更だれにも聞けない、自転車の正しい乗り方

 スポーツバイクは比較的サドルを高くして乗ることが多いのですが、ここでは、初めてスポーツバイクに乗る方のために、コツをお教えしましょう!

◎安全な漕ぎだしは「右足から」

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 右足からこぎ出すとき、左足は地面についたままの状態になります。左足で支えていると、車に踏まれる事もないので、安全です。止まるときも左足を地面につけると、いちいち足を踏み変えなくても良いので、スムーズに漕ぎだしが行えます。

◎ペダルはつま先で踏んで効率よく回そう

 こいでいる時、ペダルはつま先踏みにすると安全で、なおかつ効率的です。イラストのように、親指の裏の「母子球」と呼ばれるつけ根の部分が、ペダルの真ん中にくるようにしましょう。そうする事で、自分の体重を効率よくペダルに乗せて回す事が出来ます。

無題01

◎サドルの高さはつま先がちょこんと地面につくぐらい

 サドルの高さは、両足のつま先がちょこんと地面につくようにすると、前傾姿勢をとりやすく、効率よくペダルに体重を載せる事が出来ます。べったりと足の裏が地面に着くようだと、サドルが低すぎるという事になります。かえって疲れてしまうので、サドルの高さを調整しましょう。

◎サドルの高さの変え方

無題03

 サドルを固定しているボルトを緩めると、サドルが動くようになります。少しずつ高さを調節して、自分のちょうど良いポジションを探しましょう。適切な位置が見つかったら、ボルトを右方向に締めこめば完了です。その際、ボルトが固く閉めこんである事を確認して下さい。

◎停止する時は必ずブレーキで!

無題04

 自転車を停止させる前には、ブレーキを使ってスピードを徐々に落としていき、ほとんどスピードがゼロになってはじめて足をつくようにしましょう。スピードが出ているうちに、足を地面にこすりつけて自転車を止めようとするのは大変危険なので、絶対にやめましょう。

◎正しいブレーキの掛け方をマスター!

 スポーツバイクのブレーキは通常、「右側レバーが前のブレーキ」「左側レバーが後ろのブレーキ」となっているので、それぞれレバーを引いてブレーキをかけます。

 ブレーキの掛け方のコツは、①はやめにブレーキをかける②わけてかける(車のポンピングブレーキを同じ)③急ブレーキをやめる④右側だけかけない(前ブレーキだけをかけると、転倒の危険性があります)以上4点を気を付けながら、ブレーキをかけましょう。

指の使い方は様々ですが、人差し指や小指などをうまく使ってハンドルを保持すると安心です。

◎雨天時のブレーキに注意!

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 雨天時には、ブレーキの性能が低下します。スピードを控えて安全に乗車、停止ができるように十分に気をつけましょう。

 

 スポーツバイクに初めて乗るときは、サドルの高さの違いなど、戸惑う事もあるかもしれませんが、基本的にはママチャリに乗っている時に気をつけるべきことと、あまり違いはありません。

 今一度、注意すべき箇所を確認して、安全に楽しく自転車のある生活を楽しみましょう!

今更だれにも聞けない、自転車の正しい乗り方

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