FELT テクノロジー

フェルトテクノロジー
 
カーボン、それは航空宇宙技術がもたらした新しい素材。FELTはその利点を最大限に活用したフレームやフォーク、そしていろいろなパーツを開発し、最もすぐれたロードバイクの実現化を目指しています。
 

 
 
FELTは3種類のカーボン素材を活用し、目的と用途に合った高性能で高品質のフレーム、フォーク、各種パーツを開発しました。
●HM(High Modulus Carbon Fiver):ハイモジュラスカーボンは、高強度系のトレカT 700をベースに性質の異なる数種類のカーボンを組み合わせた素材で、チタニウム合金と比較して強度は7.9倍、6061アルミニウム合金と比較して剛性は3.34倍高い特性を持っています。
●UHM(Ultra- High Modulus Carbon Fiver):ウルトラハイモジュラスカーボンは、HMカーボンに高弾性系のトレカM30Sを加えた素材で、HMカーボンと比較して20%軽量化されたにも関わらず剛性は27%高くなっています。
●UHC-NANO(Ultra Hybrid Carbon Fiber/Nano Technology):ウルトラハイブリッドカーボン/ナノテクノロジーは、UHMに超高弾性のトレカSB60を加え、T700、M30S、SB60を適材適所に採用し、FELT独自の手法で超軽量でありながら剛性の高い特性を持つUHCを開発し、これを採用したF1は多くのレースの実戦で実績を残し確固たる信頼が確立しています。UHCをベースに、軽量化と高剛性の相反する特性を追求し実現したのがUHC-NANOです。「カーボンナノチューブ」は1991年に日本の科学者が発見した新素材で、毛髪の5万分の1の細さにもかかわらず空洞の網の目形状で非常に軽く、細さ0.3mmの糸で1トンを持ち上げる強さを備え、ダイヤモンドの硬さを持つ夢のカーボン素材です。驚くべき軽さと強さを備えたカーボンナノチューブをUHCに効果的に加え、より軽量化し、剛性を高め、振動減衰特性も高めた究極の素材がUHC-NANOです。
*Nano=ナノは10億分の1を示す単位。

FELT カーボンフレームの特徴

F E A──F E L TのカーボンフレームはF E A(F i n i t e Element Analysis/有限要素解析法)で設計されています。乗車時に各部分にどの程度の力がかかるかシュミレートし、それに基づいてプリペレグの糸の太さや本数、編み込みの角度、重ねる層の数と厚さ、断面形状やサイズなどを最適化します。徹底的に強度の過不足を追求すると同時に不要部分を排除し軽量化を突き詰め、乗車感覚も使用目的を考慮し組み込みます。重量、剛性、強度、乗車感覚を自由にコントロールするのが最新のFEAです。
 
HOUR GLASS SHAPE──FELTのカーボンフレームのデザインはアワーグラスシェイプ(砂時計形状)とよばれています。それぞれのチューブは砂時計やラッパのような形になっていますが、太い部分は肉厚が厚く剛性を高め、細い部分は肉厚が薄く振動吸収性を高めています。とくにヘッドとBBの部分は剛性確保のため、より太く厚く強化されています。ひとつのフレームには数種類のサイズがありますがそれぞれのサイズによってチューブ直径と肉厚が異なります。その結果、乗り心地と剛性に関して完全にバランスがとれていて、大きい人が大きいサイズに乗っても、小さい人が小さいサイズに乗っても、乗車感覚のバランスはほぼ同じです。
FELTのカーボンフレームは隅々の部分まで徹底したディテールの検討が行われ、剛性としなやかさという相反する要素を高次元でパッケージしたデザインになっています。
 
MODULAR MONOCOQUE──FELTのカーボンフレームは最先端技術を駆使した「モジュラーモノコック」で造られています。この方法はメインチューブの三角形の全体、シートステー、チェーンステーの3個の部分をそれぞれ独立した金型で一体成型し、最後に3個の部分はサマーセットカーボンで溶かしながら接合し完全に一体化します。従来のチューブとラグを単純に差し込んで接着する工法と比較し、多数の継ぎ目や接合部分が不要となり、格段に強く、耐久性が高く、かつ非常に美しく、しかも極めて軽いという夢のフレームを生み出すことに成功したのです。

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