FELT テクノロジーアイコン 説明

       
 
究極のカーボン素材>
UHC ULTIMATE+
TeXtreme
    UHC アルティメイト+テクストリーム    
   カーボンフレームにこだわるFELTは当然、より優れたカーボン素材への探求を常に続けています。Ultimate+Nanoを見直し更なる進化を遂げたのが、「UHC ULTIMATE+TeXtreme」なのです。「TeXtreme」はスウェーデンのOxeon社が開発し、F1や宇宙開発においても使われているカーボン素材でもあります。この最先端素材は一般的なカーボン素材の様にカーボ ン繊維を編み込んだ織物状ではなく、テープ状の「スプレッドトウカーボン」です。織物状だと繊維と繊維の間に隙間が出来るのに対して、TeXtremeは隙間がないため、より軽く、より強いフレームづくりを可能とします。それだけではありません。今までのユニディレクショナル(単一方向)カーボンが強度を確保するために、2枚のカーボン素材を重ねる必要があったのに対し、TeXtremeは最初から1枚に2方向のカーボンで構成されています。つまり今までの強度を保ったまま、重量を半減する事が可能となったのです。  

 
トップグレードカーボン素材>
UHC ULTIMATE
+NANO
    UHC アルティメイト+ナノ    
   Ultimate+Nanoはフレームの更なる進化のため、樹脂(レジン)をナノ化させる技術を導入しました。ほとんどのカーボンフレームで使われる一般的なエポキシ樹脂は、カーボン繊維を結合する単なるバインダーとして使用され繊維の間に隙間ができてしまいます。FELTのナノ技術は分子レベルで融合させることで極限まで隙間を圧縮しフレームの性能を高めています。この技術を採用したことでさらなる軽量化を実現。また国際規定により最低重量が定められていることから軽さよりも強さと硬さを選択。軽量で最高レベルの剛性を持つフレームは、信じられないほどの耐久性を見せます。  

 
ミドルグレードカーボン素材>
UHC ADVANCED
    UHC アドバンスド    
   極めて高品位なカーボン繊維を使用することで、ピュアレーサーに軽量でアクティブな乗り心地を提供します。UHCアドバンスドはUHCパフォーマンスと同じ強度、剛性でありながら UHCパフォーマンスより20%の軽量化を達成しました。UHCパフォーマンスカーボンにハイモジュラスカーボン層を加えることで、強度を保ちながら軽さと高剛性のベストバランスを実現しています。  

 
エントリーグレードカーボン素材>
UHC PERFORMANCE
    UHC パフォーマンス    
   自転車フレームとしてカーボンがどれほど有効なのかを証明したパフォーマンスフレーム。強さは3/2.5チタンの7.9倍、剛性は6061アルミの3.34倍。FELTではUHCパフォーマンスをエントリーグレードのモデルに導入していますが、同技術は2010年モデルのFELT最高級のF1 SLフレームセットに使用されたものなのです。言い換えれば、現在のF5は当時の最高級モデルのメリットをすべて取り入れています。この価格にしてとんでもない性能を有するモデルを手に入れることができるのです。  


 
Dynamic Monocoque
Construction
    ダイナミック モノコック コンストラクション    
   FELTはチューブ1本1本をそれぞれ別に成型し、最終過程で結合する、モジュラーモノコックを進化させたダイナミックモノコック工法を新たに開発。この新技術により、負荷に応じて最適なチューブを作成すると同時に、今まで、どうしてもコーナー部分に蓄積していた残留物を排除し、完壁に内部処理を施すことに成功しました。従来のフレームに対してより100グラム軽く35%も高い剛性を持つフレームが生まれたのです。  

Modular Monocoque Construction
 
   
モジュラー モノコック コンストラクション
   
   フロントトライアングル、シートステー、チェーンステーを個別に生産し、サマーセット・カーボンで接合してフレーム成型。従来のラグ工法と比べて軽量で剛性も高く、美しい仕上がりが得られます。  

In Side Out
 
    インサイドアウト    
   従来のモノコック工法は、フレーム成型時に余分な材質が、どうしてもコーナー付近に残留してしまうのが難点でした。しかし、FELTではIn Side Outテクノロジーとダイナミック・モノコック工法を組み合わせ、成型過程においてチューブ内にポリウレタンを仕込むことで重量を増す余分な材料を極限まで削減することに成功、完璧な内部処理を実現しました。  
   

 
 
7005 Aluminium
    7005 アルミ    
   亜鉛やマグネシウムを添加し、最高水準の強度を持つ。剛性と軽量性を両立した競技志向のアルミ素材。  

6061 Aluminium  
    6061 アルミ    
  しなやかで耐蝕性に優れるため、ロングライドから街乗りまでハードに使えるアルミ素材。FELTではZシリーズ、QXシリーズ等に採用。  

Ultralite  
    ウルトラライト    
    最高レベルのアルミ加工技術を用いた超軽量フレーム。一般的なバテッド製法をさらに進化させて多段階にパイプの肉厚を変化させて最小限の重量で最高の強度と剛性を実現。さらに力のかかる部位の外径を太くするテーパー加工や、パイプの断面を力の掛かる方向に合わせて縦横の楕円形状に変化させるフレア加工でアルミの性能を最大限引き出しています。サイズによって最適な肉厚で設計し、どんな体格のライダーにも最適な乗り心地を提供します。BBもCNC加工されており剛性と軽量性を徹底的に追及しています。  

Superlite  
    スーパーライト    
    軽量性と剛性、快適性、このそれぞれ相反する3つの要素のバランスを追求したSuperliteカスタムバテッドアルミニウム。フレームのフロントトライアングルはUltraliteと同様に多段階にパイプの肉厚を変化させて軽量性と過不足ない剛性、快適性を調和。そしてリアステーは自在に変化させたテーパー加工によって、バイクの用途に応じた絶妙な味付けを施しています。  

Flite  
    エフライト    
    チューブの両端部分を厚く、中央部分を薄くして軽量性と強度と振動吸収性のバランスを向上させたバテッド製法により高い性能を発揮。その肉厚や口径についてもFELT独自の設計でベストバランスを実現しています。  

 
 
Aero Taper
    エアロテーパー    
    エアロダイナミクスと剛性・軽量性の両立を可能とした上径1-1/8”、下径1-1/4”のヘッドチューブ。新しくモデルチェンジを果たしたARシリーズで採用。Control Taperと比べ一回り小さいヘッドチューブの採用で全面投影面積の削減、さらにはエアロロードといえども決してノーマルロードに劣らない剛性・軽量性を手に入れました。  

Control Taper
    コントロールテーパー    
   ヘッドチューブを上径1-1/8”、下径1-1/2”と太くすることで、フレーム重量を増やすことなく、フロント周りの剛性を高め、狙ったラインを確実にトレースできるコーナリング性能、ハードブレーキングに耐えるブレーキ性能を手に入れました。それだけでなく、フロント周りの高剛性化はスプリントやヒルクライム時など、バイクにパワーをかけた時の反応性も向上させます。  

Internal Cable routing
    インターナルケーブルルーティング    
    ブレーキ&シフトワイヤーをフレームに内蔵させる仕様。エアロ効果を高めるとともに、ワイヤーの汚れを防ぎ、スムーズなシフティングと安定したブレーキン グを可能にしました。  

Bayonet Steering System
    ベイオネットステアリングシステム    
   タイムトライアル、トライアスロンバイク用のエアロフォークはFELTの特許。フレームの外にフォークのステアリングチューブを配置することで、空気抵抗を劇的に軽減するとともに、剛性と操作性を高めています。  

Fit Woman  
    フィットウーマン    
   女性のために設計されたモデル。女性専用のフレームジオメトリー、各チューブの長さなどを人間工学に基づいて作りあげられたもの。  

Wind Tunnel  
    ウインドトンネル    
   大規模な風洞実験室(ウインドトンネル)を導入して空力的な効率を解析。さらにコンピュータ設計と、CFD(コンピュータフルードダイナミック)ソフトウエアによってデザインワークを進めて開発されたモデル。  

Hydroform  
    ハイドロフォーム    
   軽量、高剛性、高強度のアルミフレームを成型するための製造技術。ガセットと呼ばれる継ぎ板をなくした完全成型チューブで、快適性を備えている。  

 
       

掲載している情報は、記事執筆時点のものです。価格やスペック、その他情報は変更になる場合があります。

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