IMPRESSION「マグニード VER2」

磁力で踏み応えのある負荷を再現
 マグニートはその名のとおり、磁力を用いて負荷を調整するトレーナーだ。しかも世界初、そして唯一のプログレッシブ抵抗を採用しているとのこと。これは回転速度によって負荷を指数関数的に変化させるもので、フライホイールが高速に回転するほど遠心力が働き、マグネットが外周へ移動することで負荷が増えるという機構だ。
 装着は簡単だった。バイクに装着するときホイールやフレームへのダメージが気になるものだが、おおまかに3タイプのエンド幅から選択して固定レバーを締めるだけ。レバー側にはスプリングを内蔵することで、よりフレームへダメージを与えることなく固定することができる。ただし、固定レバーの最後の締込み作業はやや力が必要である。しっかりとバイクを固定するためには当然ではある。また負荷ユニットの最適なセッティングを実現したクラッチノブシステムも採用するので、初心者でも安心して装着ができる。またシリーズ中、本体価格4万円以下とリーズナブルな価格設定も魅力的だ。

 本体は軽量で、しかもコンパクトに折り畳むことができるので、レース会場へ持ち込むのも比較的容易だ。軽いながらも大口径チューブでしっかりとしたフレームによって接地感もよい。脚の長さも微調整でき水平も出しやすく、安定性にも優れているのでペダリングだけに集中できる。
 ギアをインナー×ミドル程度にし、高いケイデンスでもなく踏むでもなく心地よい範囲の強度を維持するときでは、シリーズ中では軽めの負荷に感じる。ケイデンスに関わらずスピードを上げていくとそれなりの負荷をかけることができるのもポイントだろう。一般的なギア比でもパワーメーターの数値で300wくらいの負荷をかけることができるので、十分にトレーニング機器として活用することができるだろう。
 スピード(負荷)が増せばそれだけ作動音も大きくなるが、金属同士が接触して発生するようなけたたましい音はほとんどない。ただし設置する場所がコンクリートやしっかりとした床などの場合で、オフィスなどの柔らかい床だとやや振動が発生しやすいと感じた。
 ユニットに負荷装置がなく、シンプルだったがベーストレーニングを行うにはちょうどよいパフォーマンスだ。むしろ機能が単純であることで、多くの機能を必要としないサイクリストにとっては扱いやすいといえる。
軽量なフレームなのでレース前のアップなど、屋外での使用にも最適
指数関数的に負荷が変化するプログレッシブ抵抗を生み出すマグネット式 ラインナップの中でもっともシンプルな作り
【取り付け方法】
幅を3段階可変することができる 着脱が容易なレバー
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