換装用ディスクロードホイールをいち早くリリース | |||||||||
CXD5は2014年からの継続モデルで、ディスクブレーキ専用シクロクロスホイールだ。フロントとリアの合計重量は1716gとCDX4よりも200g弱重い。とはいえ、A-CLASSが開発した世界トップレベルの強度、剛性、耐久性を実現したリム専用の特殊アルミ合金"EXA"を採用、ハブには"究極の回転性能"を誇る日本製カートリッジベアリングを用いるなど、そのスペックに妥協はない。CDX4同様にリーズナブルな価格が魅力的だ。 このホイールの持ち味はなんといってもスタビリティの高さだろう。それなりの重量で設計したことで、ペダリングスキルをこれから磨くようなビギナーにとっては巡航性能が心地よく感じられるはずだ。平坦では低速域から中速、巡航速度まで上げていくときに、さすがにリム外周部の軽いCDX4と比べて加速はもう1つ欲しいところだが、巡航速度まで上げてしまえば大きな差はなく、700Cホイールの高い走破性もあり心地よく突き進む。上りでも巡航速度を維持するような走りなら反応性は良い。 下りやコーナリングといった場面でも堅牢に組まれたホイールによって安心して走行することができる。つまりは、軽量なホイールの方が、少ないエネルギーで前に進むことができるが、やや重たいホイールは、慣性が働きやすく走破性が高まるので、ペダリングのスキルがこれからという人やバイクコントロールに不安がある人にちょうど良いバランスともいえる。 ダートを走行した印象は、やはり高い走破性をもつホイールだということ。スポークテンションをはじめ、24Hと昨今のコンプリートホイールとしては多めのスポーク数も寄与しているだろう。ホイールが過剰にねじれることがなく、ペダリングパワーをぐんぐんとスピードに変換してくれる。上りの性能はさすがにCXD4に譲るが、それでもキビキビとした反応が気持ちいい。一定のケイデンスで上るのが適しているようだ。 シクロクロス用ということで、グラベルロードにも適しているだろう。CDX4同様にディスクロード用としても使える諸元だ。太めのタイヤのパフォーマンスを引き出すために最適なワイドリムの設計で、MTBの29er用としても活用することができる。ダート用に信頼できるホイールが欲しい人や、ビギナーサイクリストにオススメしたい、お手頃な価格を実現したディスクブレーキ専用ホイールだ。 |
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初めてのディスクホイールの交換に最適なCXD5 | |||||||||
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