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四国 後編 愛媛・高知県  その3

 
 
   
 
翌朝、本日も快晴。昨日の晩餐会場を後ろに見て、快調に出発です。私にとっては長距離走の一日が始まります。
   
 
 
 
   
 
早朝、6時半に宿を出たので、車もなく、気持ちの良い一日の始まりでした。
   
 
 
 
   
 
足摺岬は起伏の激しい、走りにくい道でしたが、室戸岬への道はほとんど平坦で走りやすい道でした。
   
 
 
 
   
 
何故かクジラがいました。捕鯨の歴史があるのでしょうか?
   
 
 
 
   
 
着きました、室戸岬。足摺岬に比べて、海面近く、見晴らしはあまりありません。でも達成感は十分ありました。
   
 
 
 
   
 
室戸岬はジオパークとしても有名だそうで、地球の成り立ちに興味のある方には堪えられない場所だそうです。室戸ジオパーク行のバスが奈半利駅から出ていました。
   
 
 
 
   
 
海辺に出ると岩にあるいろいろな縞模様が時代を感じさせます。サンゴのかけらや、貝殻、穴の開いた石など多様さが目につきます。
   
 
 
 
   
 
岬にはとても大きな中岡新太郎像が道路脇に立っています。坂本竜馬ばかりじゃつまらないですよね。
   
 
 
 
   
 
展望台から眺めおろした室戸岬です。
   
 
 
 
   
 
トーチャンのカメラはセルフタイマーが付いているのです。今まで使ったことなかったのですが、やってみました。やりゃーできるじゃん!
   
 
 
 
   
 
四国全体にいえることですが、特に室戸岬周辺には弘法大師ゆかりのものがいろいろあります。弘法大師が修業したという御厨人窟(ミクロドと読むそうです。)水が染み出て、ピチャピチャ状態でした。
   
 
 
 
   
 
青年大師像です。走っていてびっくりする大きさでした。
   
 
 
 
   
 
ところで、このあたりの鯉のぼりには、子供の名前を染めた大漁旗を一緒に挙げる習慣があるようです。
   
 
 
 
   
 
立ち寄ったちぃさな漁港で網の手入れをしていた漁師さん、イセエビ漁をするそうです。夕方網を仕掛けて朝獲りに行くそうです。天然のイセエビですって。
   
 
 
 
   
 
室戸岬までは平坦な道が殆どだったのですが、岬を回って徳島県に入るあたりからアップダウンが多くなりだんだん疲れてきました。ねーもー徳島県に入るから、そろそろなんとかしてよーと訴えているところです。
   
 
 
 
   
 
アーラ不思議、JR牟岐線、鯖瀬の駅です。駅があったのは良かったのですが、何と次の電車が来るまで25分。自転車2台を袋に入れて、乗り込めるでしょうか?その次の電車は2時間後、周りはご覧のように何もなし。ビールの自動販売機など夢のまた夢。トーチャン大汗かいて頑張りました。だって私はたためないのです。
   
 
トンネルから列車が出てくるのと、これとこれ持つ!!それよこせ!!と気合がかかったのがほぼ同時、20分ぐらい汗が引きませんでした。徳島駅まで約2時間、トーチャンはげっそりしていました。
 
 
   
 
乗れたおかげで、最終宿泊地徳島で最後のご馳走になったのです。今回の四国の旅で一番たくさん食べた魚は鰹です。なかでも塩たたきはお気に入りです。
   
 
 
 
   
 
そーそー、今回食べた中でユニークな名前、“ハゲの薄づくり”じつはカワハギです。このネーミングで気を悪くする人もいるでしょうね。
   
 
 
 
  かくして、長かった四国の旅もようやく終わりを迎えたのです。
やはり長旅で間違いなく疲れました。猪の鼻峠越えはヒーヒー言いながらもスキッといきましたが、室戸岬を過ぎてからのアップダウンはだんだんと重くなってきました。トーチャンが走る時間を長い日、短い日と塩梅してくれたおかげでやりきることができたと思います。 まだまだ道半ば、少しはうまくなったのでしょうか? 初めての所を訪ねると、知らないことばかりなのです。まさに、百聞は一見に如かずをズンと感じています。

次の一見はどこになるのでしょうか、楽しみです。

   
 
 

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