7月5日に長野県北部・大町市の大町温泉郷周辺を舞台に行われた「JBCF第1回大町温泉郷ロードレース」。
前半は緩やかな登り、後半はつづら折りの下りが続く、高低差約200mの周回コースで繰り広げられたレース。
今回は、レースを終えた弱虫ペダルサイクリングチームの選手たちに、大会を振り返っていただきました。

リザルト
馬場慶三郎選手 8位
山田駿太郎選手 32位
橋本英也選手 53位
竹田天飛選手 DNF
馬場慶三郎選手

「お疲れ様でした。今日の自分に一言声をかけるなら、何と言いますか。」
馬場選手:「あなたは負けです」って言います(笑)
わたし:負けですか?
馬場選手:敗者です。敗者。
わたし:やはり8位でも悔しいですか。
馬場選手:そうですね。8位という結果でも悔しいです。過去に表彰台に上がった経験もあるので、なおさら悔しいですね。
「今日のレースで、チームメイトから刺激を受けた場面はありますか。」
馬場選手:序盤は竹田選手が前で動いてくれて、反応してくれる場面もあったので、自分としても心強かったです。中盤は英也さん(橋本選手)も近くにいて、他の選手の動きに反応したり、前に上がったりしてくれました。最後は駿太郎(山田選手)も近くにいてくれて、普段は一人で走ることが多いんですけど、今日はみんながいてくれたので、本当に助かりました。
わたし:やはり、チームメイトが近くにいてくれると安心感はありますか?
馬場選手:はい、そうですね。
「今日のレースで思い通りにできたこと、今後の課題も教えてください。」
馬場選手:今日は最後、何とか意地でまとめられたのは良かったと思います。今後の課題としては、逃げに乗れなかったことや、後手を踏んでしまった後の対応ですね。そこは改善していきたいです。まあ、あとは優勝。
わたし:確かに、そこは悔しい部分でもありますね。
竹田天飛選手

「お疲れ様でした。今日の自分に一言声をかけるなら、何と言いますか。」
竹田選手: うーん……「もうちょっと我慢しろ」ですかね。
わたし:どういった部分で我慢が必要でしたか。
竹田選手: 序盤からちょっと動きすぎちゃったところがありました。マークしていた選手が行った時も、自分が反応して、エースの馬場さんの脚をなるべく使わせないような展開にしたかったんです。
でも、自分の体力をうまく把握できていなくて、後半にペースが上がったところでたれてしまいました。あそこで耐えられていれば完走までいけたのかなとは思いますけど、そこはタラレバですね。
わたし:なるほど。チームのために積極的に動いた結果だったんですね。
「今日のレースで、チームメイトから刺激を受けた場面はありますか。」
竹田選手:馬場さんとか英也さんとか、強い選手が近くや前のほうにいてくれるので、すごく頼もしいです。自分じゃなくても、あの二人が何とかしてくれるという安心感がありますね。
わたし:やはり心強い存在なんですね。
「今日のレースで思い通りにできたこと、今後の課題も教えてください。」
竹田選手:そうですね。やっぱり、まだ体力は全然足りていないですね。ただ、登りをメインに強化してきたので、登りではしっかり自分のリズムで走れたのは、今後につながるかなと思っています。でも、体力はまだまだなので、自分の体力をちゃんと把握して、レースを組み立てられるようになりたいです。
わたし:登りで得られた手応えは、自信にもつながりそうですね。ありがとうございます。
山田駿太郎選手

「お疲れ様でした。今日の自分に一言声をかけるなら、何と言いますか。」
山田選手:そうですね。極力、無駄な動きは減らせたと思うんですけど、もっと働けよ、って感じですね(笑)。
最後も馬場さんに「頑張って引いていくぞ」って言われて、自分も前を引いていたんですけど、最後まで引き切れずに切れちゃったので、「もうちょっとお前、働けよ」って自分に言いたいです。
わたし:もっと働ける箇所が明確だったわけですね。
山田選手:はい。
「今日のレースで、チームメイトから刺激を受けた場面はありますか。」
山田選手:僕は基本的に、まだ完走するだけでも大変なので、まずは自分の走りをしっかりすることを考えていました。でも最後に馬場さんから「もう引いていくぞ。最後だから前に上がってくれ」と言ってもらって、普段はあまりやらない動きをすることができました。そういうきっかけをもらえたのは、自分にとっていい刺激になったと思っています。
わたし:一歩ずつ前進している感じがしますね。
「今日のレースで思い通りにできたこと、今後の課題も教えてください。」
山田選手:今日は終始集団の中で温存しながら走れました。今シーズンは完走することもなかなかできなかったので、最後まで走り切れたのは良かったです。自分の中では、思いどおりの展開でレースを進められたかなと思っています。
わたし:そうですよね、完走できましたね!
山田選手:ただ、その先を考えると、チーム全体の動きを見ながら前を引いたり、逃げを潰したりっていうところまでは、まだ体力的な部分が足りていないと感じています。
まずは基礎となるベースをしっかり上げていくことが課題かなと思っています。
わたし:なるほど。次のステップが明確になっていますね。
橋本英也選手

「お疲れ様でした。今日の自分に一言声をかけるなら、何と言いますか。」
橋本選手:一言声をかけるなら、「行ける時に行っておけ」ですね。
わたし:その「行ける時」というのは、具体的にはどのような場面で感じましたか。
橋本選手:逃げのグループができて、集団が一番追いついた場面がありました。あそこで詰められたと思うんですけど、ちょっと後手を踏んでしまったというか、「後からでいいかな」と思っていたら、結局追いつかないままレースが終わってしまいました。やっぱりあそこでしっかり逃げを吸収して振り出しに戻せていれば良かったなと思います。今回は馬場くんがエースだったので、馬場くんをしっかり勝たせるためにも、そこは自分がやるべき仕事だったかなと思っています。
わたし:その一言に尽きる、という感じですね。
「今日のレースで、チームメイトから刺激を受けた場面はありますか。」
橋本選手:しゅんちゃん(山田選手)が頑張っていました(笑)。普段は最後まで残れないことも多いんですけど、今日は最後までしっかり走っていたので、「いいな」と思いながら見ていました。
「今日のレースで思い通りにできたこと、今後の課題も教えてください。」
橋本選手:そうですね。思いどおりにできたことは、レース全体を比較的落ち着いて見られたことだと思います。一方で課題は、今回のコースは最後の登りが予想以上に長くてきつかったので、やはり登る能力をもっと上げていかなければいけないと感じました。
わたし:改めて課題が見えたということですね。ありがとうございます。
記事:松村浩美
写真:中野維人
弱虫ペダルサイクリングチームについて
漫画「弱虫ペダル」作者の渡辺航氏が監督を務めるチーム。
「弱虫ペダルサイクリングチーム」は2014年にシクロクロスチームとして発足し、2016年からはロードレースチームを含む総合的なサイクリングチームに。
若い才能にチャンスとチャレンジの場を提供すべく若手育成チームとして自転車競技のレースを中心として活動しています。

使用機材
【 FELT FR 4.0 Advanced Frame Kit 】
FELTのレーシングDNAを継承するFRシリーズ。
歴代のプロレース機材開発で培った設計思想を反映し、剛性、軽さ、快適性、整備性のすべてを妥協なく追求。
「FELT IS FAST」コンセプトのもとに、加速・登坂・スプリント・エンデュランスといったあらゆる局面で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|山田駿太郎選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|山下歩希選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|竹田天飛選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|⾺場 慶三郎選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|橋本 英也選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【 KCNC TI PRO LITE 】

【FLR FNT-9 SHOELACE】

FELT Bicyclesについて
FELT Bicyclesは、革新、技術、スピードの追求に対する揺るぎないコミットメントで知られるパフォーマンスバイクのトップメーカーです。
確かな歴史とサイクリングへの情熱に裏付けられたFELT Bicyclesの企業活動は、ライディングエクスペリエンスを向上させる自転車を創出するために常にその限界を押し広げています。
ロード・グラベルをはじめとしたどのセグメントでも、FELT Bicyclesは世界中のサイクリストを鼓舞し、力づけるために設計された多様なハイパフォーマンスバイクを提供しています。

日本版公式サイト
日本版Instagram

