2026年6月27・28日に行われた「第 94 回 全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース」にFELTがサポートする弱虫ペダルサイクリングチームが出場いたしました。
MJのカテゴリーでは山田選手が12位、エリートでは馬場選手が43位と健闘し、MU15のカテゴリーではテスト生の大関選手が優勝いたしました!おめでとうございます!

リザルト
【MJ】山田駿太郎選手 12位
【ME】馬場慶三郎選手 43位
【MU23】竹田天飛選手 DNF
【MU15】大関麟太郎選手 優勝
以下、レースレポートです。

山田駿太郎選手
自己評価 : 70点
3度目の出場となる美山での全日本選手権。今年のここまでのレースの反省から、自分のレース展開をつくるために温存して走ることを意識した。
昨年は熱中症によってパフォーマンスが落ちたので、今年は暑さ対策を念入りに行ってスタートした。
スタート直後から沢野選手を筆頭に積極的なアタックの応酬が行われ、落ち着かないペースでの展開だった。
自分は序盤から集団前方で、ただし足を使わない位置に陣取っていた。優勝候補筆頭の井上選手も積極的に動いており、一度捕まえにも行ったが、集団本体はあまり動かなかった。
その後も結局大きな逃げは決まらず、散発的なアタック合戦の展開が続いたが、6周目に動きがあった。
中村選手を含む2人の逃げが決まり、そこに井上選手を含む3人がブリッジをかけ、5人の逃げが成立した。
松村選手を含め競合のうち何人かは後方集団に残っていたが、一時30〜40秒ほどまで差が開いたのを受けて集団が活性化し、追撃のペースが上がった。
結果、ラスト周回補給ゾーンの手前で逃げを吸収し、集団一つの状態で最後の登坂に突入した。
自分は最後の登坂でアタックをかけるつもりだったので、集団の先頭から5番手をキープしていた。ただ、自分が決めていたアタックポイントより前に寺町選手がアタック気味にペースアップを仕掛け、その影響で集団が伸びた。自分はアタックポイントでアタックすることを諦め、寺町選手が緩んだタイミングでのカウンターアタックに意識を切り替えた。
その時は先頭から、寺町選手、松村選手、自分の順番だったが、寺町選手が緩んだ瞬間松村選手がアタックを仕掛けた。自分としてはちょうど良かったので、松村選手に追随して一気にペースを上げた。登り切った時点で、自分と松村選手ともう1人の3人で飛び出すことに成功し、そのまま下りに入った。
下り切ったところでも集団からアドバンテージを取れていたので、そのままラスト2コーナーを全力で踏んで回したが、最終コーナー手前のゴールまでラスト500m強のところで集団に捕まった。追いついてきた集団の戦闘にうまく合流して、最終コーナーを回るまでは先頭で粘っていたが、そこからは後ろで足をためていたスプリンター達に追い抜かれ、12位まで後退してゴールした。
今回のレースは、最後の登坂で自分の思い描いた状況を作り出すことまではできました。ですが、下り切った後で集団に吸収されてしまったので、展開としてはもっと手前での、他のスプリントを望まない選手達と協力した、集団を大きく削るような動きが必要だったと考えています。最終的に自分が持ち込みたい展開に向けた、中盤のレース展開の作り方を身につけていきます。
いつもサポートしていただいている佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございます。
馬場慶三郎選手
自己評価 :50 点
昨年、全く走れなかった全日本選手権。一年間地道に積み上げてきて再び挑んだ。
春先からの好調を維持しながら練習を積めたので勝負できる自信はあった。と同時にどの程度通用するのか分からない不安もあった。2日前に現地入りして調整を行った。最高の状態で当日を迎えた。
当日天候は晴れ、気温も汗ばむくらいに暑かった。会場入りしてからは緊張で心拍が高く落ち着かなかった。ローラーでアップをし、スタートラインに並んだ。
5分程の登りと平坦12kmを15周の180kmで行われた。作戦は自分からは動かず有力どころの動きに反応し、後手を踏まないように走ること。スタート後は1人逃げができては捕まりを繰り返し、まとまった逃げができないまま周回を消化して行った。
状況は変わらないままレースは進み、11周目の登りでペースが上がった。強度的には余裕だったがゆっくりな展開から急に強度が上がったので足が攣ってしまった。
なんとかごまかしながら走ったが脚に力が入らなくなり遅れてしまった。まだ見えていたので登りで復帰を試みたがコントロールライン手前で脚が動かなくなり柵に捕まって止まった。
その後は遅れた選手と協力して走りなんとか43位で完走した。勝負に参加することなく全日本選手権は終わってしまった。ただ昨年に比べて勝負に絡める期待が出来るほど実力がついたのは
選手としても自信になった。
サポートしていただいた佐藤GM、竹田選手のお父様。渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様ありがとうございました。
まだシーズンは終わっていないので気持ちを切り替え残りのシーズンを悔いのないように戦って行きます。
また来年の全日本選手権で優勝するためにこれまで以上に厳しい練習を積み上げ最高の結果を報告できるように努力致します。

竹田天飛選手
自己評価 : 0点
去年は怪我をした状態で出場した全日本選手権。
天気は朝から雨が続き、コースはさらに危険となった。
今週行ったインターバル練では疲労こそあったものの、しっかり体が動くことを確認できたので、自信を持って臨んだ。
U23はスタートが朝早い為、会場に着いてからはすぐに着替えて、ローラーでアップを開始した。
スタート前には、補給のジェルを一本飲み、スタート地点へ。
リアルスタート後は、足を温存したい為、前方へ位置取った。
大学生とのレースはカオスで接触や落車が多々あった。
前方にいたため、全て回避し、危険な下りをクリアした。
周回を半分ほど消化したところでメカトラが起きてしまい、すぐにマビックに合図をして、ホイールを交換して再スタートした。
だが集団が活性化したタイミングだったため、追いつくことができず、後方の集団で追走をかけた。
何があっても気持ちを折らすことなく、赤旗が振られるまで全力で走った。
残り4周で赤旗が振られてしまい、レースを降りた。
自分の生活面、競技面への態度がレースで明らかに露呈したと思う。
自分に何が足りないのか、今何をしなければいけないのかをよく考えて生きなければならないと感じた。
二度とこのようなことがないように心にそしてレポートに残します。
朝早くからサポートしていただいた佐藤GM、お父さん。
渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございました。
しっかり反省し、切り替え、次戦に向けて休みなく、積み上げます。
サポートありがとうございました。

大関麟太郎選手
自己評価:90点
初めての全日本選手権
天気曇り 気温23度
前日コースを確認した。路面は荒れていて、コケも生え、雨も降っていた。本番までに、路面が濡れていないことを祈った。
会場について、朝ごはんを食べ着替え、すぐにアップをした。
今回のコースは51.5キロと言う中距離レースになるが美山は暑いと聞いていたため、ジェルとボトルも2本付け、補給も2本用意した。
アップを終了し、バイクチェックも行ってスタートラインに並んだ。
今回は、ゼッケンの番号順なので前に並べなくてほぼ真ん中状態でスタートした。
前日のミーティングで混走のU17と15はパレード走行がなくなり、リアルスタートに変更された。
美山は前の方をキープしていないとすぐに千切れてしまうので、スタートする前から前に上がろうと決めていた。
スタートして選手たちは、前に前に上がろうと焦ってポジション争いをしていた。
落ち着いて、自分も前にポジションを上げた。
1周目と2周目のところで補給スタッフの位置を確認した。
1周目と2周目、アタックはあったが、すぐ捕まりまた集団に吸収された。3周目は坂の途中でチェーンを落としている選手もいた。そこで巻き込まれなくてよかった。前方をキープできていたのと水もだいぶ残っていたから、3周目 4周目は補給を取らなかった。
4周目九鬼ヶ坂で動きがあった。その反応に乗り山頂に着いた頃には、後の集団がほぼ中切れ状態になった。U 17の強豪選手の集団に乗り、ついていったけど、4周目のゴールラインを通過したときに周回を間違えていた人がいたため、そこで一瞬ペース緩み、後ろで千切れた選手がまた合流してしまった。
残り1周、ポジション争いが始まった。補給ゾーンを通過し、九鬼ヶ坂の直前でアタックがあった。
そのアタックに集団は反応しペースも上がった。左コーナーを曲がって九鬼ヶ坂に突入した。その時、自分は前に上がろうと右側からポジションを上げ、前に出た。逃げていく数名を捕まえようとしようとしたが、自分の脚を使ったらダメだと判断し、集団の6、7番手にすぐ戻った。残り1周のためペースも上がり、後ろにいた集団はだんだん垂れてきた。自分の前に走っている選手も垂れてドロップしてくる選手もいた。自分もペースが垂れているのも気付いたが、U 15の1位を取りたいと、そこは何とか気合で走った。山頂に着いた頃は全身がしびれながら走った。
山頂ではU15選手が垂れていたのを見て、これは勝てると思い、後はU17にどれだけついていけるかチャレンジした。
下りに入り、前の選手が垂れているのを見てコーナーで抜かし、立ち上がりでも遅れないで踏んだ。最終コーナーになると体でぶつかって走ってくるU17の選手もいたのでレースの激しさを知っ
た。ゴール前の直線で、1人でも抜きたいので、全身がしびれながらゴールまで行った。極度に集中していたのでゴール後の記憶が曖昧で、よく覚えていません。それだけゾーンに入っていたことが分かった。
全体では21位くらいだったがU15で優勝した。
U15の2位の選手に4秒差をつけた。日ごろのチーム練習の賜物だと思った。
いつもサポートしてくださっている、佐藤GM、渡辺監督、スポンサー様、サプライヤー様、ありがとうございます。大会関係者の皆様、素敵な会場をありがとうございました。
そして、会場で支えてくださった山田選手のお父様お母様、ありがとうございました。
まだまだ力が足りません。引き続きもっともっと頑張ります。

弱虫ペダルサイクリングチームについて
漫画「弱虫ペダル」作者の渡辺航氏が監督を務めるチーム。
「弱虫ペダルサイクリングチーム」は2014年にシクロクロスチームとして発足し、2016年からはロードレースチームを含む総合的なサイクリングチームに。
若い才能にチャンスとチャレンジの場を提供すべく若手育成チームとして自転車競技のレースを中心として活動しています。
使用機材
【 FELT FR 4.0 Advanced Frame Kit 】
FELTのレーシングDNAを継承するFRシリーズ。
歴代のプロレース機材開発で培った設計思想を反映し、剛性、軽さ、快適性、整備性のすべてを妥協なく追求。
「FELT IS FAST」コンセプトのもとに、加速・登坂・スプリント・エンデュランスといったあらゆる局面で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|山田駿太郎選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|山下歩希選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|竹田天飛選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|⾺場 慶三郎選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【プロ選手による正直インプレ!】 FELT FR 4.0|橋本 英也選手 弱虫ペダルサイクリングチーム
【 KCNC TI PRO LITE 】

【FLR FNT-9 SHOELACE】

FELT Bicyclesについて
FELT Bicyclesは、革新、技術、スピードの追求に対する揺るぎないコミットメントで知られるパフォーマンスバイクのトップメーカーです。
確かな歴史とサイクリングへの情熱に裏付けられたFELT Bicyclesの企業活動は、ライディングエクスペリエンスを向上させる自転車を創出するために常にその限界を押し広げています。
ロード・グラベルをはじめとしたどのセグメントでも、FELT Bicyclesは世界中のサイクリストを鼓舞し、力づけるために設計された多様なハイパフォーマンスバイクを提供しています。

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