【弱虫ペダルサイクリングチーム特別インタビュー】第6回南魚沼クリテリウム

2026年9月20日に新潟県南魚沼市にて「第6回南魚沼クリテリウム」が開催。JR六日町駅に近い六日町商店街をスタート/フィニッシュ地点とし、市内を流れる魚野川を囲むように設定された1周1.24kmの公道周回コースを舞台に43.4kmで行われました。
FELTがサポートする弱虫ペダルサイクリングチームの橋本英也選手が見事優勝いたしました!おめでとうございます!

レースを終えた弱虫ペダルサイクリングチームの選手たち、佐藤ゼネラルマネージャーに、大会を振り返っていただきました。

馬場慶三郎選手

「 お疲れ様でした。今日のレースを振り返って、どうでしたか 」

馬場選手: 今日はもう脚の疲労感がすごくて、かなりきつかったです。でも、やれることはやったという感じです。

わたし: 途中で脚が痛いのかなという感じで、脚をさすったり触れたりしている様子も見えたので、大丈夫かなと心配していました。

馬場選手: そうですね。左脚の前の部分が結構痛くて。ずっとさすったり、揺さぶったりしながら、なんとかごまかしていました。

わたし: それでも粘って粘って、13位!

馬場選手: はい、なんとか粘れました!

「 昨日、今日を通して、チームとしてはどのようなレースができたと思いますか 」

馬場選手: 昨日は少し思ったように走れなかったんですけど、今日は理想の展開を作ることができて、良かったと思います。

わたし: 理想の展開というのは、具体的にはどのような展開ですか。

馬場選手: 英也さんを軸に、僕は前で走って、英也さんを楽にさせるという流れです。今日は自分が思ったようには動けなかった部分もありますけど、英也さんの得意な展開に持ち込めたので、良かったかなと思います。

「 ありがとうございます。今回の経験を、これからどのように活かしていきたいですか 」

馬場選手: 今回の経験を、来年のJプロツアーやJクリテリウムツアーで活かして、もっと良い順位をたくさん取れるようにしていきたいです。

わたし: 以前も表彰台をたくさん狙いたいとおっしゃっていましたね。応援しています。

馬場選手: はい、頑張ります!

竹田天飛選手

「 お疲れ様でした。今日のレースを振り返って、率直な感想をお願いします。 」

竹田選手: 今日はペースが上がったり下がったりする展開で、最初から英也さんが休めるような動きを自分たちでしようと思っていました。ただ、思った以上にその展開に苦しめられてしまって。最終的には勝つことができましたけど、英也さん以外のメンバーは、少し反省点が残るレースだったかなと思います。

わたし: でも、見ていて本当にかっこよくて、すごく頑張って走っているのが伝わってきました。そんなに反省することがあるのかなと思ってしまうくらい、良い走りを見せてくれていましたよ。思わず「あまとー!」と叫んでしまったくらいです!

竹田選手: 本当ですか?でも、全然です。

わたし: それでも最後まで走り切りましたね。改めてお疲れ様でした。

竹田選手: ありがとうございます。

「 2日間を通して、チームとしてはどのようなレースができたと思いますか。 」

竹田選手: 昨日は最初からかなりペースが速くて、チームとして馬場さんしか残すことができなかったので、今日以上に反省しなければいけないレースだったと思います。今日は、昨日の反省をだいぶ活かせたかなという感じだったので、うまくまとめられたかなと思います。

わたし: 昨日の反省をしっかり今日のレースに活かせたんですね。

「 今回の経験を、次のレースや来シーズンにどのように活かしていきたいですか。 」

竹田選手: 海外で学んだことを、トレーニングなどにもしっかり活かして、来年はもっとパワーアップして、結果を出せるように頑張ります。

わたし: 楽しみにしています。

山田駿太郎選手

わたし: お疲れ様でした。2日連続完走、おめでとうございます。

山田選手: ありがとうございます。

「 今日のレースを振り返って、率直な感想をお願いします。 」

山田選手: そうですね。本当はもっとレース展開に加わりたかったです。英也さんや馬場さん、天飛さんが積極的にレースを動かしていたので、一緒に前に上がって、そこに参加できれば良かったんですけど、レース自体が結構きつくて、脚も全然残っていませんでした。後ろでなんとか粘るので精一杯という感じだったので、結構課題を感じるレースだったかなと思います。

わたし: やっぱり2日連続ということで、きつかった部分もありますか。

山田選手: はい、今年、シーズン後半ではありますけど、Jプロツアーに出るのは初めてなので。2日連続でこの強度のレースとなると、まだ体力的に自分のフィジカルが追いついていないなと感じるところはあります。
クリテリウムに関しては、テクニックの部分もあるので、そこが不足していることも、最後まで持たなかった原因の一つかなと思います。

わたし: なるほど。そう考えると、今回の2日間で結構たくさんの課題が見えたんじゃないでしょうか。

山田選手: はい。

「 2日間を通して、チームとしてはどのようなレースができたと思いますか。 」

山田選手: 1日目は少しヒヤッとした場面もありましたけど、最終的には完走できたので、悪くないレースができたかなと思います。現時点で、自分に必要なことはやれたかなと思っています。
特に2日目は、さっき話したように、自分の課題がいろいろ見えたレースでした。なので、正直、プラスマイナスゼロかなという感じです(笑)。

「 課題も見えたということですが、今回の経験をこれからどのように活かしていきたいですか? 」

山田選手: 今シーズンはまだジャパンカップもありますし、来シーズンもレースは続いていくと思うので、まずは次のレースで今回の反省を活かして走れるようにしたいです。
ロードに関しては、昨日できたこともあったので、そこからさらに次のステップにつなげていけるように、しっかり上を見て、モチベーションを絶やさずにやっていければと思っています。

わたし: レースごとに成長しているというか、どんどん進化しているように感じます。これからも楽しみにしています。頑張ってください。

山田選手: ありがとうございます。頑張ります。

橋本英也選手

わたし: 優勝おめでとうございます!

橋本選手: ありがとうございます!

わたし: 最後の走りは本当に感動しました。涙が出るくらい(笑)。優勝を狙っているとおっしゃっていたので、絶対に今日優勝してほしいと思って、ずっと応援していました。本当に嬉しかったです。

橋本選手: ありがとうございます。自分の走りを見てくれた方が感動してくれたり、何か感情を動かしてもらえたりするのは、すごく嬉しいことなので。良かったです。

「 改めて今日のレースを振り返って、感想をお願いします。 」

橋本選手: このレースは後手を踏むと厳しいステージでもあるので、前々で走ることを意識していました。チームメイトも前の方に展開してくれて、最終的には自分を含めた逃げ集団を作ることができました。
そこで決まるのかなと思ったんですけど、やはりロードレースなので、逃げ集団の協調がうまくいかなくなってしまって。そこから後ろのシマノのトレインが追いついてきて、逃げからゴールスプリントという展開に切り替わりました。
逃げで少し脚を使っていたので不安もありましたが、最後のコーナーでうまく良いポジションを取ることができて、最後は良い位置からスプリントすることができました。優勝することができて、本当に理想の展開になって良かったです。

わたし: 逃げで脚を使った中でも、最後のスプリントまで冷静に走れていたんですね。

「 2日間を通して、チームとしてはどのようなレースができたと思いますか。 」

橋本選手: 2日間を通して、今シーズン最後のレースなので、チームとしても勝って終わりたいという雰囲気がありました。
昨日はもともと馬場くんの調子が良かったんですけど、ヨーロッパから帰ってきたばかりということもあって、そこまで調子を上げられていなかったことが、ひとつの要因だったと思います。
昨日勝てなかった分、今日は自分がしっかり優勝したいと思って、レース前から準備して走りました。無事に優勝することができて、本当に理想の終わり方ができたんじゃないかなと思います。

わたし: 本当によかったです。改めて、優勝おめでとうございます。

「 今回の経験を、これからどのように活かしていきたいですか。 」

橋本選手: 今回の経験を活かして、引き続きしっかり結果を残せるような、そして長く続けられる選手になっていきたいなと思います。

わたし: ありがとうございます。応援しています。

佐藤ゼネラルマネージャー

わたし: お疲れ様でした。優勝おめでとうございます。

佐藤GM: お疲れ様でした。ありがとうございます。

「 この2日間のレースを振り返って、チームとしてどのようなレースができたと感じますか。 」

佐藤GM: 昨日は馬場をエースとして考えていたんですけど、ヨーロッパから帰国したばかりということもあって、時差ボケが残っていて、思ったよりも走れなかったんですね。その中でもなんとか粘って、13位に入ることができました。橋本と竹田が完走できなかったのは残念でしたが、高校生の山田も粘って31位で完走できたので、昨日はまずまず良かったかなと思います。
今日に関しては、橋本をエースとして、優勝を狙っていました。作戦通りにしっかり力を出すことができて、見事優勝を飾ることができたので、本当に良かったです。

わたし: 本当に良かったです。改めて優勝おめでとうございます。

「 今シーズン、チームとしてはどのような1年でしたか。 」

佐藤GM: そうですね。点数で言うと、100点中70点。いや、……65点(笑)。もうちょっとできたかな、というのはありますね。
馬場と橋本が中心となって成績を出して、4人しかいないチームでJプロツアーランキング6位に入れたのは、すごいことだと思います。ただ、それ以外の選手をどこまで伸ばせたかというところでは、私の力不足で、十分に伸ばしてあげられなかったかなと思っています。
そのマイナス30点、20点という部分は、私の力不足だと思っているので、そこは来年に向けて改善できたらと思っています。

わたし: 私の個人的な印象ではありますが、特に山田選手は、レースを重ねるごとに成長しているのをすごく感じます。竹田選手も、粘って粘って、なんとか頑張ろうとしている姿が毎回伝わってきます。

佐藤GM: そうですね。そういう選手たちが結果を出せるようにしてあげるのが僕の力だと思っているので、そこはまだ至らない点かなと思っています。
山田に関しては、まだ高校生なので、過度な期待をしてはいけないと思っています。ただ、海外やトップセッションを目指しているからには、今年がジュニア最後の年で、来年はアンダー23になります。
ジュニア最後の年として、Jプロツアーでもコンスタントに完走してほしかったという思いはあります。でも、昨日はなんとか完走することができて、最後に少しまとめてくれたので、それは良かったかなと思っています。

わたし: そうなんですね。

佐藤GM: まあ、ちょっと僕の期待が強いので(笑)

わたし: それだけ期待しているということですね(笑)

佐藤GM: でも、それくらいじゃないと。最初はもう少し低い設定にしていたんですけど、やっぱり期待したくなりますね。
そして、今年も応援していただいたおかげで、素晴らしいバイクで走ることができましたし、今日もそのバイクで優勝を飾ることができて、本当に良かったです。

わたし: 最後は優勝という最高の形でシーズンを締めくくることができて、本当に良かったですね。来シーズンも、今回お話しいただいた選手たちのさらなる成長も含めて、チームの皆さんの走りを楽しみにしています。

記事:松村浩美
写真:中野維人

弱虫ペダルサイクリングチームについて

漫画「弱虫ペダル」作者の渡辺航氏が監督を務めるチーム。
「弱虫ペダルサイクリングチーム」は2014年にシクロクロスチームとして発足し、2016年からはロードレースチームを含む総合的なサイクリングチームに。
若い才能にチャンスとチャレンジの場を提供すべく若手育成チームとして自転車競技のレースを中心として活動しています。

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【 FELT FR 4.0 Advanced Frame Kit 】
FELTのレーシングDNAを継承するFRシリーズ。
歴代のプロレース機材開発で培った設計思想を反映し、剛性、軽さ、快適性、整備性のすべてを妥協なく追求。
「FELT IS FAST」コンセプトのもとに、加速・登坂・スプリント・エンデュランスといったあらゆる局面で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。


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