Crankbrothersサポートライダー レースレポート MTB DHワールドカップLes gets/Downhillseries法華嶽レポート

フランス遠征レポート

Crankbrothersサポートの山本一晴選手はこの夏、フランスに滞在し憧れの地であったMTB DHワールドカップへ初めての出場を果たしました。

日本では体験することのない桁違いのスケール、厳しいコース、そして大観衆。約1ヶ月間フランスで練習し、ワールドカップに出て感じたことをレポートに綴っています。

MTB DHワールドカップではお馴染みのフランスのLes gets

私にとって海外遠征は今回が2回目でした。去年はカナダのウィスラーに行き今年はフランスのモルジヌバイクパークという場所で練習し、Les getsのワールドカップに出場しました。

フランスは今最もマウンテンバイクが盛んな国でコースの難易度、人気もすごかったです。

日本のコースに比べて速度や斜度やギャップの大きさも全く違ってとても刺激になりました。コースの難易度はカナダのウィスラーよりも難しかったです。ワールドカップでトップで活躍する選手も練習しにきていました。

 

1日目は午前中がコースウォーク、そして午後から試走がありました。

コースウォークをしてみて感じた事は、コースの難易度が日本とは桁違いに高く、コースの幅もとても広かったです。コースの幅が広いのでラインが沢山あり、攻略がとても難しかったです。

コースウォークが終わった後に、試走が始まりました。試走して最初に思った事はスピード感がとてもすごかったです。少しでもミスをすれば吹き飛んで怪我をしてしまいそうでした。それとコースがとても長い為、覚える事がとても難しかったです。試走をゴープロで撮影して覚えようとしますが、試走ではコースに慣れる事に精一杯になってしまい、試走1日目を終えました。

2日目は午前中が試走で午後から予選がありました。1日目に比べて体も目も慣れて上手く楽しくコースを走れるようになっていました。コースも止まらず走り調子も良かったです。ですがエリートクラスの試走が終わった後、また試走時間があったのですが、コースが1日目やエリートクラスが走る前に比べて全く別物かというくらい地面が掘れて激しくなっていました。また慣れないといけないと思って試走をもっと重ねようとしようとしたのですが、女子ジュニアの選手が転倒し、ドクターヘリで運ばれてしまい試走時間がなくなってしまいました。その為結局エリートクラスが終わった後の試走は一本しかできませんでした。そして予選に臨みました。

日本ではまず見た事のない大観衆。否が応でも盛り上がる緊張感。やはりこれがワールドカップ。

予選前の緊張感、とても凄かったです。これがワールドカップなんだと感じる事ができました。

走り出して、最後の試走よりもコースが荒れている事が分かりました。そのせいで少しビビってしまい、守った走りをしてしまいました。

最後までこける事はなかったのですが不完全燃焼な感じで予選を終えました。結果は89位で予選落ちでした。

今回のフランス遠征で世界との差をしっかりと感じる事ができました。速さもですが盛り上がりが異常と言って良いほどすごかったです。最高でした。そう言った事を今回体験できてとても良い経験ができました。今回経験できた事を活かして日本のレースで活躍、そしてまた海外のレースに挑戦できるよう努力したいと思います。

 

 

Downhillseries法華嶽レポート

日時 11月11〜12日

場所 法華嶽公園ダウンヒルコース

天気 両日晴れ

今回の参加者は約60人で少なめでした。

ですが多くのバイクショップや出店が並んでおりとても盛り上がっておりました。

1日目

会場についてすぐにコースウォークをしました。前日に雨が降っていたので路面は濡れていました。コース前半は森の中で岩場やタイトなコーナーが多く難しそうでした。後半は芝生で緩いコーナーが続いていました。

バイクはエンデューロバイクとダウンヒルバイクどちらで走るかとても悩みましたが、最近ずっとダウンヒルバイクに乗って練習しており、調子が良かったのでダウンヒルバイクを選びました。

最初の試走1.2本目はセクションごとに止まりながら走りました。毎年出場している為コースを早く覚える事ができました。ですが色んなコーナーとても滑るので、どのくらいのスピードで突っ込んでいけるかがとても難しく苦戦しました。ですが試走を重ねるごとにペースが上がっていき乗っている感覚もすごく良く上手く乗れていたなと感じました。そして予選、予想していたタイムより2秒程タイムがよくて驚きました。ですがトップと3秒落ちでした。

2日目

2日目は試走一本目からペースを早くして試走しました。ラインもしっかりと確認しながら試走をこなしていきました。決勝が始まる頃には路面がとても乾いており、沢山の選手がタイムを縮めていた為、いつもより攻めて走るしかないと思い決勝に臨みました。大きなミスはなかったのですが少し体が固まっていたと思います。

反省

最近のレースでもそうでしたが今回のレースで分かった僕の課題はメンタルだなと思いました。上手くメンタルをコントロールできておらず結果決勝で体が硬くなってしまい良いパフォーマンスを発揮できませんでした。まだ今シーズンのレースは残っているのでそこで課題を克服していけるように頑張ります。

ペダル crankbrothers Mallet DH

シューズ crankbrothers Mallet BOA

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