2025年9月26日、中国の威海(ウェイハイ)で行われた「ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ(2025/威海)」に、FELTのサポートライダーである定塚利心選手が出場!
28位という結果を収め、健闘しました。

以下、定塚選手のレースレポートです。
レース展開
3回目のWTCSへの出場でした。
目標としてはスイムからメイン集団に入りトップグループでレースを展開することでした。
スイムは、目標ではメイン集団で上がることを掲げていましたが、実際は第2集団の前方で上がり、第1集団の人数が多くタイム差も1分ほど離れていたので、メイン集団としては上がることができませんでした。
展開としては、1周目を先頭集団の後ろから10秒差で上がり、2周目は大きく差が開き約1分差で上がりました。
バイクは、積極的にローテーションに加わり集団を回すことができました。第2集団に追いつくまでは、かなり早いペースで集団が回っていましたが、FELT ARのスピードの乗りやすさと巡航速度の良さで、集団内でも楽をしながら乗ることができ、集団も協力体制が取れていたので、追いつくことができました。追いついてからは牽制が始まり、中々第1集団との差を詰めることができず、最終的にスイムと変わらず約1分差でランに移りました。
ランは、集団の前方で走り始めました。前半は余裕を持ちながらリラックスして走ることを意識しながら走りました。
時計をつけて走り、最初の1キロが3分を切るペースで入りオーバーベースになっていたので、少し落として2キロ以降走りました。
その結果最後の1キロはペースが落ちてしまいましたが、それまではFELT ARのおかげで足を溜めることができていたので、ペースを刻んで走ることができました。

レース所感
今回のレースでの良かった点は、バイクで積極的にローテーションに入って集団を回し、その結果メインパックの第2に追いつけたことと、ランでこれまでのレースの反省を活かして走れたことでした。
次のレースは、U23世界選手権になります。これらの改善点を活かしたレースを行い、今回出場していた選手も何名かエントリーしているので、スイムからメイン集団に入り、バイクは今回と同じように積極的に集団を回し、最後のランでは気持ちで負けずに走り目標達成を目指したいと思います。
拠点に戻ってから次のレースまで、少し時間があるので、今回のレースを振り返り改善できるところは改善していき、伸ばせるところは更に良い状態にしていきたいと思います。

使用機材
定塚利心選手プロフィール
Birth: 2004.10.28
Instagram:kazushi.jozuka123
加盟団体名:日本学生トライアスロン連合
活動拠点:流通経済大学
出身地:石川県鹿島郡中能登町
出身校(在学校):星稜高校→流通経済大学
父がトライアスロンをする姿を見て「楽しそうだな」と思い、自身も始めるきっかけとなった。今後の目標は、スイムを鍛え常に第一集団で上がれるようになり、レースで外さない強い選手になること。さらに、大学在学中に日本選手権で優勝し、世界戦ではポイントをしっかりと獲得し、世界ランキングを上げWTCSに出場し結果を残すこと。(*日本トライアスロン連合Webより)

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