全日本トライアスロン宮古島大会2023 レースレポート 飯田忠司

大会名:全日本トライアスロン宮古島大会

開催日:2023年4月16日(日)
場所:沖縄県宮古島市
距離:スイム3㎞、バイク123㎞、ラン30㎞
結果:タイム8時間10分18秒    総合132位

使用機材など

レースウェア:TYR I-STORMオリジナルワンピース
スイムゴーグル:TYR
ウェットスーツ:メイストーム
バイク:FELT IA FRD DISC
へルメット:BBB マエストロMIPS
サングラス:BBB フルビュー PH MLC
タイヤ:パナレーサー
補給:KODA ジェル+エレクトロライトパウダー
マッサージオイル:WELEDAアルニカマッサージオイル
日焼け止め:WELEDA

スイム3㎞ 58分36秒

スイムは1周1500mを2周回。今年から2分ごとのウェーブスタートとなり、私は第1ウェーブでのスタート。試泳ぎでかなり潮の流れが速く、折り返しまでの進行方向と逆の流れになるので、最近はコースロープ際の方は混雑とバトルが激しいので避ける事が多いのだが、上記の状況と前半は潮の流れに逆行する右折するコースレイアウトであり、ウェーブスタートでさほど大人数ではないスタートの為、コースロープ寄りにスタート位置を取ることにした。
スタートしてしばらくは周りの選手との接触があったが、冷静に対処する。しかし、第1ブイを回ったあたりから後続の選手に抜かれる事が多く、どうもペースが上がっていないような気がする。思いのほか1周を終える頃には疲労感があり、更に上陸してタイムを確認すると28分くらいかかっている。予想よりだいぶ時間がかかっているが、先は長いしまずはマイペースでスイムパートを終える事を目標に2周目に入る。
しかし2周目に入ってもペースが上がっている感覚がなく、疲労感が大きい。何とかスイムを終えると50分を優に超えている。予想よりかなり時間がかかってしまっていたが、気を取り直してバイクパートに向かう。

 

バイク123㎞ 4時間00分58秒

バイクは宮古島を約1周半する小刻みなアップダウン、方向によっては強い風の影響をうけるコース。
出だしから冷静に設定パワーを大きく超えないようにまずは様子を見る。やはりスイムの疲労感が大きく、設定パワーでも少しきつく感じるが、しばらく続けていると体が慣れてくる事もあるので、様子を見ながら進める。風はこれまでの宮古島に比べるとかなりマシな比較的穏やかで、日差しはあるものの、基本的には北よりの風なのでさほど気温の高さも気にならなかった。計画通りの補給と念のため、身体に水をかけての冷却を淡々と進めるが、やはり今日は設定パワーの維持は難しそうでかつ余裕がなく、後続の選手からもどんどんと抜かれていく。前半の池間島付近までで、今日は予想以上にかなり厳しいコンディションである事を自覚し行けそうなペースを模索する。その後もペースは上がらず順位をかなり落としたものの、気持ちだけは折れないように淡々とその日のペースの維持と補給と身体の冷却だけを忘れず、何とかバイクを終える。

 

ラン30㎞ 3時間01分53秒

今年から距離が30㎞と短くなり、更に主に市内を2周回するコースに変更になった。出だしは下り基調なので、ペースは思ったよりよい。5分を切るペースで入れた。しかし、一度、平良港方面に下りきってからは登りの連続。足が一杯一杯にならないように上るが流石に今日のコンディションでは厳しい。一気に5分以上にペースになってしまう。エイドの間隔がかなり長い事がわかっていたので、エイドごとにしっかりと水分と氷をもらって身体がオーバーヒートしないように注意する。何とか1周目を終えるところまできた所にある急勾配の坂は、なんとか走っているという位。2周目もここまでの疲労感+坂にダメージを受けてペースがかなり落ちてしまったが、気持ちだけは何とか持ちこたえて大きく順位を落としたものの何とかゴールできた。

 

まとめ

年末から4月にかけては資格取得、育成事業関連、スクール運営などで重要局面が続き、トレーニング時間がかなり限られてはいましたが、その中で出来る範囲の事はしてきましたが、トレーニング状況からして、上位を狙うのは厳しいだろうなとは感じておりましたが、実際に走ってみると予想以上に良くなかったなというのが印象でした。
トレーニングをして成果を出していくには点(1回のトレーニング)と点を線で繋いでいく事が重要ですが、距離という面では本当に最低限ではありますが、ギリギリの範囲で出来ていたとは思いますが、やはりそれだけでは厳しく、今回は全体的に望んでいた強度でのトレーニングはできていなかった事。
暑さや日差しへの耐性をつける準備までは手が回らなかった。
2週間ほど前に体調を少し崩してしまったなどが要因かと思います。
とはいえ、宮古島大会に完走したこと自体がよいトレーニングにはなっていますし、走れなかった分、身体へのダメージは少ないので、この大会を今後に繋げていくようなトレーニングを継続していき、次のレースに繋げていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

 

 

飯田 忠司 選手

トライアスロンスクールI-STORM代表
日本トライアスロン連合指導者養成委員
埼玉県トライアスロン連合理事

<主な成績>
2011年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 優勝
2012年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 2位
2013年 五島長崎国際トライアスロン エリート2位

スクール情報(I-STORMサイト)
www.i-storm-tri.com/

オフィシャルサイト
www.iidatadashi.com

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