転んだ先に安心を! FUSEプロテクション レビューその1 装備編

こんにちは!

泥モノ担当、Mラカミです。コロナ禍の影響でレジャーの志向も変わったのか、アウトドアでのアクティビティが人気のようです。

各地のMTBパークも人気のようですが、このご時世だけに感染対策はもちろん、医療機関への負担をかけないよう一層気を付けたいところです。怪我のリスクが高い攻めたライディングは程々にして、余裕を持った状態で安全にパークライドを楽しみましょう!
パークライドに行く前に是非覚えて頂きたい「怪我のリスクを下げる心構え」をお伝えします。

怪我のリスクを下げるコツ

MTBだけでなくスノースポーツも同じような傾向で、レスキューの出動件数は、リフトオープン後とクローズ直前が突出しているそうです。

オープン直後は、目や身体がスピードやコースに慣れていない状態での転倒、そして、クローズ直前になると身体が疲れているのに「まだいける」という気持ちだけで動いてしまうのが原因のようです。最初の1本は様子を見るために慎重に、そして「あともう1本いける」という感覚の時にスパッと終わらせること。あとはゆっくりと後片付けや帰り支度をしてのんびり帰りましょう。ご参考までに。

心構えにプラスして、怪我を防ぐ装備もいつもより慎重に。
ヘルメットにプラスして、最低でもひじ、膝のプロテクションギアは用意しておきたいところです。
頻繁に使わないならレンタルで良い?とも思いますが、サイズのバリエーションがあまり無く、合わないものをとりあえず使うこともあります。大きすぎるとうまく固定できず、肝心の転倒時にプロテクターが動いてしまい用を為さない、さらに動いたプロテクターの角が肌にぶつかってアザになるといったこともあります。小さすぎると締付が強く窮屈で、きちんとガードできない可能性もあります。

頻繁に使わなくても、自分のサイズに有ったものを持っていると良いですね。

そこで新たに取扱を開始したプロテクションブランド「FUSE」の「オメガシリーズ」を試してみることにしました。

FUSE ブランドWeb

サイズ感と装着感

この「オメガシリーズ」に限れば、サイズ感はかなり小さめのようです。今回着用したS-Mサイズなら、小学生~中学男子か女性にちょうどいい位のサイズ感でした。そしてタイトにフィットするため、生地の伸びは少な目です。逆に、このサイズ感のプロテクターは割と入手が難しいので、このぐらいのサイズをお探しなら是非お試しを。

平均的な体格の成人男性ならL-XL位でちょうどいいかもしれません。

プロテクターには開く形状でベルクロを巻き付け締めるオープンタイプと、筒状になったスリーブタイプがありますが、このオメガはスリーブタイプでベルクロもありません。

ハードシェルタイプはウェアの外に装着することが多いですが、こちらは基本的に、素肌にそのまま着用し、ウェアの内側に装着するのに向いているようです。

裏側の薄い生地は肌当たりも柔らかく、プロテクターとしてはかなり通気性が良いです。近年のウェアはタイトなデザインが多くなっているので、パッド部分も身体に沿ってフィットするこのプロテクターはシルエットもタイトです。トレンドに沿ったデザインではないでしょうか。

ちなみに、ニーパッド(膝用)には左右があり、タグ部分に記載しています。

エルボーパッド(ひじ用)には左右の区別がありません。
ベルクロが無いのでズレが心配かと思いますが、きちんとフィットするサイズを選定すれば、激しい衝撃でもズレることはありませんでした。強く締め付ける箇所が無いので、装着感も快適。そして地味に気になっていた「ベルクロのチクチクで他のウェアを傷める」現象が無いのも快適です!

 

無駄になったらそれは良かった

他の装備も、怪我のリスクを減らすためにしっかりとしたものを準備した方が良いでしょう。
ヘルメットは骨が表皮に一番近い側頭部や顎も保護できるフルフェイス推奨。
フルフェイスなら、頸椎損傷のリスクを下げるためのネックブレースも有ればベター。
ボディプロテクターもあれば安心度が上がります。

どんどん装備が追加され、総重量は3Kgを超えます。正直、重いです。もし絶対にコケないなら、これはムダでしょう。ジャンプ等、縦に動くライディングスキルが無いので、過剰?とも思ってしまうのですが、

完全ドライの日→コンディション良好。走りやすいがオーバースピードによる破綻に陥りやすい。スピードの分、大きな怪我に繋がりやすい傾向。
一部ウェットの日→乾いている部分が走りやすくても、その感覚を持ったままでウェット部分に対応しきれず、思わぬスリップで転倒するケース有り。
全面ウェットの日→確実に滑ります。そもそも楽しいライド目的なら避けたほうが良いコンディション。

結局、どんなコンディションでも転倒はあるので、備えるに越したことは無いのです。

熱中症対策も忘れずに

これだけの重装備ですから、暑いです。一本走っただけで汗だくです。
今度は熱中症が気になります。水分補給をしたいところですが、ボトルはリフトに乗せる際に外さないと、落下のリスクがあります。地味に面倒です。
それにボトルではフルフェイスの場合、外さないとうまく飲めません。面倒です。
そこでキャメルバックのハイドレーションパックを活用することにしました。

 

水は背負っていくことになりますが、1本走るごとに入れれば良いのでボトル1本分ぐらいの量で十分。
飲み口は隙間から入るので、飲みたいと思った時にすぐ飲めます。これは便利!
フルフェイスを着用するなら、ハイドレーションも一緒に持って行きましょう!水があれば、もし途中の転倒で擦りむいたり、虫に刺された時の洗浄用にも使えます。バッグは水+ポケットぐらいの小さいもので十分です。

キャメルバック ハイドレーションWeb

ライド編に続きます。

 

 

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