グラベルライドにおすすめ サスペンションシートポスト「BBB コンフォートポスト」 レビュー by S.K.

レビュワー: S.K.

ブログ『ぼっちと孤高の分かれ道』

Twitter: @r0adbike_sk

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グラベルロードデビューを果たしすっかりオフロードにハマってしまった筆者ですが、「もっと楽に・快適に未舗装路を走りたい」という思いを抱くようになりました。

そこで目に留まったのが、BBBから新発売のサスペンションシートポスト「コンフォートポスト」。早速グラベルバイクに取り付け試用してみたので、インプレとレビューをしていきたいと思います。

BBBコンフォートポスト商品ページ

 

・平坦での使用感は……?

バイクへ取り付け後、いつものグラベルコースへと赴き通常のシートポストとの違いを確認していきます。

家を出てすぐの住宅街やグラベルに至る道のりはおおよそ平坦で、歩道の段差やアスファルトの割れ目など、それなりに大きな凹凸のあるコースです。

「いきなりサスペンションの出番か……?」と期待に胸を膨らませて走ってみたのですが、どうもいつもの癖で身体が勝手に抜重してしまい、サスペンションが効くほどサドルに荷重できません。当たり前のことですが、サスペンションはシートポストに付いているため、サドルに荷重しない限り作動もしないのです。

意識的に段差でお尻に体重を乗せると、確かにサスペンションが効いて身構えていたお尻への衝撃が殆ど来ませんでした。お尻の下だけ段差が消滅したような、不思議な感覚に驚きます。とはいえ、ハンドルやペダルを通して感じるバイク自体への衝撃は和らぐわけではなく、むしろ体重をかけてしまっているぶんストレスも増えると感じました。

抜重に慣れていないビギナーの方には効果は大きいと思いますが、逆に抜重が身体にしみついている方には、有っても無くてもさほど変化のないパーツかも知れません。もちろん、抜重のミスや発見できなかった凹凸へは効果を発揮してくれます。今回は慣れ親しんだコースだったため、そういった予想外が起こらずサスペンションの出番が少なくなってしまいました。

 

・グラベルの登りと平坦で活きる

グラベルに突入すると、今度はそのサスペンションが非常に良い働きをしてくれました。

どんな場面で活躍したかというと、荒れた未舗装路の登りです。荒れた道ではリアタイヤが跳ねてしまいトラクションをロスしやすいのですが、サスペンションが効いてくれるお陰でお尻をサドルにしっかりと付け、体重をかけ続けた状態で走ることが出来ました。

トラクションが抜けないのでロスが無く速いですし、振動も無いので快適です。重量増になるので登りは苦手になるかと思っていましたが、意外なことに登りで走りやすくなりました。

また、平坦でも細かな振動の多いグラベルでは、お尻が圧倒的に快適になりました。今まであれだけの振動を感じていたのが噓のようで、サスペンションの偉大さを身をもって知りました。お尻へ荷重しても走れるため、グラベル走行がかなり楽になったと思います。

一方で下りは、そもそもお尻を付けることが無いためサスペンションの効果もありません。むしろ急斜面ではサグの分ややシート位置が高くなるので、サドルが邪魔と感じることがあったのは残念なポイントです。

 

・バイクに取り付け可能か要注意

便利な道具であるコンフォートポストですが、お持ちのバイクに取り付けが出来ない可能性があるため注意が必要です。

まずはシートポストの長さ。このシートポストには底の部分までサスペンション機構のバネが内蔵されているため、カットすることが出来ません。シートポストを差し込めるのは基本的にシートチューブのボトルケージ用のダボ穴まで(泥除け等のダボ穴がひっかかる場合もあります。筆者の場合はこれが引っかかりました。)なので、フレームとサドル高に余裕があるか要確認です。最低でも、サドルレールから引っかかるポイントまでの距離が400㎜必要です。

次にサドルクランプの形状。コンフォートポストのサドルクランプ部分は蝶番の様な形状をしているため、サドルによっては取り付け出来ない可能性があります。筆者の場合、完成車付属のサドルは使用可能でしたが、いつも使用しているSpecializedのPhenomは取り付けできませんでした。

グラベルでの調子が想像以上に良かったのでもっと使いたかったのですが、これらの理由からポジションが出ず、お試しにとどまってしまったのが残念です。

 

以上、簡単ではありますが、BBBのコンフォートポストのインプレ&レビューでした。

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