フロントフォークとフレームを連結させている部品は“ヘッドパーツ”といいます。 このヘッドパーツはステムとも深い関係があるんです。 前輪が装着されている棒状のパーツがフロントフォーク、ハンドルがついているのがハンドルステム、車体がフレーム。 これらを連結するヘッドパーツは、長い間使っていたり、山道などで激しくライディングしていると“ガタ”が生じてしまったりします。 ハンドルを握っていると、何だか“ガタガタ”しているのを感じるのが、それです。 “ガタ”をそのままにしておくと、ヘッドパーツの中の細かい部品が壊れてハンドルが回しにくくなってしまう！ だから“ガタ”が出たときの直し方を知っておきましょう！ |
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今回のお役立ちアイテムは、crankbrothers マルチ17 |
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ヘッドパーツには種類があるけど、今回は現在のマウンテンバイクで最もよく使われている“Aヘッドタイプ”にチャレンジ！ |
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ヘッドのガタがないかチェックしてみよう。 ブレーキをしっかりかけて、車体を前後にゆする。 ハンドルステムの付根あたりにガタガタ感があったら要注意！ガタをとらなければ。 |
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Aヘッドはハンドルステムと一体！ まずはハンドルステムを固定しているボルトを緩めよう。 例によって、ヘキサレンチをしっかり差込んで、反時計回しでゆるめる。 |
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ハンドルの調整の時と同じように、上下の２本のボルトをゆるめるのを忘れずに！ | |
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ハンドルステムのてっぺんにあるこのボルトがヘッドパーツの調整ボルト。 しめ込めばヘッドパーツにしっかりと圧力がかかり固定される。 まずはゆるめてみよう。 |
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しっかりとガタをとるには、フロントフォークとステムを押し込もう。 | |
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ボルトをしめてヘッドパーツを固定しよう。(ハンドルステムはまだ固定されない) ある程度、締めこんだら(1)のチェックを繰り返してみよう。 ガタガタはなくなっているかな？ |
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ハンドルを曲げた状態でガタを再チェック！ ハンドルを曲げた状態でガタが見つかる場合もある。 ハンドルステムのガタと勘違いしないように！ |
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ヘッドのガタをとり終わったら、ハンドルが真直ぐになっているかをしっかり確認しよう。 | |
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9)最後に、(2)-(3)の逆の手順で、ハンドルステムの固定ボルトをしっかりしめ込む。 | |
さあ、これでヘッドのガタとれたかな？ 注意！ 重要な箇所なので、少しでも自信がなかったら必ずショップで見てもらおう。 |
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