インプレッション ハイブリッドラックス3 | OWLEYE 公式サイト

無駄を排したオウルアイらしい逸品
 オウルアイは繰り返し使用できる大容量リチウム電池やソーラーパネルを用いることで不要なゴミを出さないエコロジーなライトを作るために創設されたブランドである。したがって太陽光充電とUSB充電を併用した「ハイブリッドラックス3」はそんな同社の理念をダイレクトに体現したモデルといえるだろう。

 最大のトピックスは上部に配置されたソーラーパネル。電卓などに使用されるソーラーパネルの2倍以上の発電効率を誇るといわれる単結晶シリコンパネルを採用しており、約1時間直射日光に当てることでライトを1時間点滅させることができる。日中も頻繁に乗る人ならばほとんどUSB充電のお世話にならずに使い続けることもできそうだ。ちなみに満充電まではUSBならば2時間、太陽光のみでは9時間を要する。400カンデラ未満なので、道交法的には前照灯として認められないが、フロントに配置された3つの高輝度LEDに加え、サイドにミニLEDを2つ搭載。前方だけではなく横方向からの非視認性も高めているなど、補助灯として優れた性能を発揮してくれる。人力でより速く移動するための超高効率な機械ともいえる自転車には、自然エネルギーを徹底的に活用したこんなライトこそふさわしい。
可能な限りゴミを出さないというオウルアイの理念を象徴するテクノロジーが高性能ソーラーパネルによる太陽光充電だろう。コンパクトながらしっかり実用に耐える充電効率を実現している。 フロントだけではなくサイドにもLEDを配置することにより、より広範囲からの非視認性を得ている。点灯時間が残り30分以下の電池残量になるとオレンジLEDが点灯して知らせてくれる。
明るさ自体は前照灯として使えるほどではないが、ハンドルの直下から前方まで、非常に広範囲に光を照射している非視認性は数字以上に高いだろう。ケースも透過するタイプなので手元も明るい。
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