AMUSEMENT SPORTS⇒CYCLO CROSS ③シクロクロスのフィールドは広い

「第3話:シクロクロスのフィールドは広い」

第2話では、シクロクロス大会エントリーについて掲載いたしましたが、第3話では、シクロクロスの拡がりについてです。

シクロクロスというスポーツは、どちらかといえば世界中の国々で盛んとはいえないところがあります。

サッカーならボール1個で多人数が遊べます。

でもシクロクロスに限らずサイクルスポーツは、まずもって自転車を所有していないと、その素晴らしい世界に一歩足を踏み込むことができないところが最大のネックです。

逆にせっかく自転車を所有しているのであれば、もっともっと自転車の素晴らしい世界をエンジョイすべきですね。

シクロクロスも同じです。単にシクロクロスレースだけの利用であれば、もったいない存在です。

そこで第3話では、シクロクロスが現在どのような拡がりをしているのかを記してみます。

【レース】

  • ナイターレース

ナイターレース

AJOCC傘下でのレースは全国的に広がりをみせています。
その中でも、各大会運営者は特徴のあるコースつくりなど努力しているようです。

最近、人気があるのは「ナイターレース」でしょうか。
サイクルモードのイベントである「スターライトシクロクロス」は関東圏開催ということもあり人気があります。

長野県では、2015年12月に全日本選手権前日にナイターレースが開催されました。

普段と異なり選手は、ライトを数個装着しながら、緊張感をもって非日常的なレースを堪能しているようです。

 

  • Wレース

UCIレース

最近の傾向として、週末(土日)の2レースが組まれることも以前より増えたようです。

代表的なレースは、野辺山でのシクロクロス大会。

参加者は、土、日2日間のレースで、それぞれ体力と自転車のメンテナスなど1日大会とは異なるモチベーションで参加しているようです。

 

  • 国際レースの開催

全国で国際レースである「UCI公認レース」開催が増えてきました。

参加する為には、いくつかの制限(AJOCCのカテゴリー1であること、UCI国際ライセンス所有)があります。

現在は、関西地区のマキノ大会、長野県野辺山大会、東北地区(2016年は山形寒河江)で計4大会がUCIにより公認された大会として開催されています。

今後、より多くの海外選手が参加して名実ともに「国際レース」として発展してほしいものです。

2017年は、更に関東エリアにて国際レースが拡大開催されるというニュースが入ってきました!

UCI公認ではありませんが、シクロクロス東京(お台場)にも海外選手が参加して国際色があります。

日頃、同じ顔触れで走っている選手にとっては、国際レースの開催増加は競技レベル向上にとっても貴重な機会と思われます。

 

 

【大衆スポーツ:グラベルロードバイク】

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シクロクロスは、本来気軽に身近で遊べるスポーツ、ロード選手のトレーニングとして誕生したものと言われていますが、国内のレースは、ちょっと「イベント化」してきているようにも感じられます。

確かにイベントですと、ギャラリーも楽しめるし、選手もその中でハッスルして盛り上がるのですが、誰でも手軽にシクロクロスを楽しめる環境の拡がりには疑問があります。

ちょっとした広場や公園で子供たちがサッカー遊びやキャッチボールで遊ぶように、シクロクロスがあるかと言われれば、残念ながら「No!!」です。

もしも「シクロクロスを知ってますか?」という質問を10名に聞いたら「半数以上の方々」は「知りません」という答えが返ってくるのが現実です。

そんな状況ですが、「サイクリングって知ってますか?」という質問なら答えは全く反対になると思います。

そこで最近、巷で噂の「グラベルロード」について皆さんと考えてみたいと思います。

(昔昔、、、私が小学生、中学生時代)

自転車の世界ではサイクリングが大ブームでした。

自転車メーカーも数多く、扱われている自転車の種類も多かったです。

特に、旅行用自転車として「キャンピング車」や小旅行用としての「ランドナー」という種類のバイクが大人気でした。

でも、当時はハンドメイドのバイクも多く、この手の自転車は憧れでしたが、高額で学生には手が届くものではありませんでした。

当時手にしていたバイクは、レースを始めた時期でもあり「ロードレーサー」でした。
その後、大学生となり周囲にはツーリング、サイクリングを楽しむ仲間が多いサークルに加入。

当然、オフロード走行にはランドナーなどが有利ですが、バイク1台所有が精いっぱいの貧乏学生。

練習用の太いチューブラーを履いて、仲間たちと林道や峠を走ってました。

ロードレースでは同じバイクに細身のタイヤ装着、シクロクロスではブロックタイヤを履いて参加。

「1台何役」の愛着ある自転車でした。

それはそれで実にスポーテイで楽しい世界でした。

 

「あれから40年!!!」、、、

グラベルバイク

今巷では「グラベルロード」が評判です。

シクロクロス車のようですが、微妙にロードバイクのエキスが注入されています。

当時、こういう自転車があればもっともっと楽しみが広がっていたのではと感じてしまいます。

現在は、このフィールドに皆さんがそれぞれの楽しみをもって遊んでいるようで、有意義なことと思います。

本来、自転車は自由な乗り物ですし、遊び方もそれぞれであって良いと感じます。

ミストラルスポーツクラブも、シクロクロス大会の普及にとどまらず、現在この新ジャンル「グラベルロード」についてアクションをスタートさせました!

 

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