自転車乗りにおくるトライアスロンのすすめ 飯田忠司 ④はじめてのレースの選び方

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皆さんこんにちは。FELTサポートライダー、トライアスリートの飯田です。

いつの間にか梅雨入り、これからジメジメシトシトと天気の悪い日が続きますが、夏場以降の事を考えると今が練習の頑張りどきですよー!

 

さて、今回も先日、さりげなく?伊豆大島で見事にトライアスロンデビューを果たした自称「坂バカプロモーションスタッフ」RYOさんからの質問にお応えする形式を続けていきます。

 

第4回目の今回のお題は

「はじめてのレースの選び方」

です。

 

さてさて、今回はどんな質問が飛び出してくるのでしょうか?

早速ですが始めていきましょう!

 

Q1、トライアスロンと言っても色々な距離がありますが、おすすめの距離はありますか?

 

距離については昨年のコラムでも書きましたが、改めておさらいしておきましょう。大会によって多少の距離の違いはありますが、大まかに4種類に分類されると考えていいでしょう。

 

○スプリントディスタンス(スイム750m+バイク20km+ラン5㎞)

○スタンダードディスタンス(スイム1.5㎞+バイク40㎞+ラン10km)

○ミドルディスタンス(スイム2㎞+バイク90㎞+ラン21㎞)

○ロング(アイアンマン)ディスタンス(スイム3.8㎞+バイク180㎞+ラン41.195㎞)

 

初心者の方はやはり距離に対する不安もあると思いますので、原則的には短い距離から経験を積んでいく、つまりスプリントディスタンスから始めて、段階的に距離の長いレースに挑戦していくというスタンスが良いと思います。というよりその方が安全です。

 

これは体力的な面だけでなく、精神的な面を考えてもとても大事な事です。

特に水泳に不安を抱えている方はスタンダードディスタンスと言えども、水泳だけで1500mもあります。

特に運動経験のない方(水泳経験のない方)にとってこの距離は途方もない距離に感じると思います。(スプリントの750mでさえ、長く感じると思います。)

 

更に不安な方はまずはオープンウォーターの大会、次にスイムとランだけの大会(アクアスロン)またはランとバイクだけの大会(デュアスロン)などを経てからスプリントディスタンスのトライアスロンに挑戦するという流れで少しずつハードルを上げて確実にクリアしていくという方法が良いでしょう。

 

いきなり長い距離にチャレンジする。今はこういう方も多いですし、実際にそれで完走してしまう事は、それはそれでとても凄い事だとは思います。しかし、その陰で、多くの方が事故こそ起こしていないものの無理なチャレンジで完走できなかったり、トレーニングやレースでの身体や精神的負担が大きくなり、短期間でトライアスロンを辞めてしまうという話しも多く聞きますし、そういった場面にも遭遇してきました。

 

本来、運動(トラアイスロン)に挑戦する事の目的は、心身の充実であるわけですから、短期間でというより、無理のない計画でコツコツとレベルアップしていって欲しいし、その方が長い間トライアスロンを楽しめるというのが、コーチとしての経験ですし、思いではあります。

・・・・と、少し湿っぽい話になってしまいましたが、結論としては

スプリントディスタンスから始めて、段階的に距離の長いレースに挑戦していくというスタンスが良いと思います。

 

Q2、検索すると思ったより大会はたくさんあるみたいですが、初めてにおすすめを教えてほしいです。難易度が低いと助かります(笑)

 

難易度が低いとなると、やはり距離が短く、スイムが海ではなくプールである大会は多くの初心者の方にとっての難関であるスイムのハードルが一気に下がるので、参加しやすいと思います。

難易度は海→湖など→プールと低くなります。

 

これに当てはめて考えてみると

関東周辺ですと7月と9月に東京の立川にある昭和記念公園で開催される大会は距離も短く、スイムがプールですので、初心者にはとてもお勧めです。(7月は既に締切、9月はまだ募集中)

2016年昭和記念公園トライアスロン大会http://teamkens.co.jp/race/2016/01/28/4229

 

湖の大会ですと7月の榛名湖リゾートトライアスロン大会(申し込み終了)、8月のうつくしまトライアスロンINあいづ大会

辺りが代表的なレースです。

 

海ですが、7月の館山、9月の九十九里もアクセスもよく、スプリントディスタンスの距離設定もあるので、初心者の方には人気がありますね。

いずれも人気大会ですので、サイトをチェックしてすぐに申し込みをした方がいいです。

 

その他にも実に様々な大会がありますので、下記サイトを参考にご自分の力やスケジュールにあったレースを探してみると良いでしょう。

 

トライアスロンLUMINA

http://triathlon-lumina.com/triathlon/meet.html

 

MSPO

http://www.mspo.jp/

 

 

Q3、やっぱり参加料は結構しますね(*_*) コスパが高い大会とありますかね?

 

RYOさんはどうも毎回、料金にこだわりますねー笑

しかし自転車競技やランニングの大会参加費と比較するとどうしても高く感じるのは致し方ないですね。

以前もお話ししたかと思いますが、トライアスロンの場合、競技特性上どうしても参加費は高くなります。スタンダードディスタンスで2万円、ミドル~国内ロングディスタンスで3万円~4万円、海外のアイアンマンですと5万円以上は確実にかかる事がほとんどです。(下手したら10万円近く)

この辺りを基準に考えて頂ければ安い高いがわかってくると思います。

 

しかし国内大会の多く特にロングディスタンスの大会は私としては海外と比較しても比較的安いと感じます(もちろん海外でもローカル大会でかなり安価で出場できる大会も沢山あります。)

スタンダードディスタンスでも横浜などの都市型トライアスロンは参加費が上がりますが、それでもあれだけの人気大会ですから、参加費に見合った価値を多くの方が感じているという事ですね。

 

Q4、初心者ということは置いといて、いつかは参加してほしい、イチオシの大会とかあったりしますか?

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(宮古島のゴールシーン 丸一日、厳しい環境の中を走りぬいた時の 充実感は最高です。)

私はロングディスタンスに主に出場していますのでそれを基準に考えると、島で開催されることがほとんどで、そうでなくても、どの大会もホスピタリティに溢れてそれぞれの大会でそれぞれの魅力があります。

 

個人的に一つだけ挙げてくれと言われたたら、毎年出場している

4月の全日本トライアスロン宮古島大会

 

は、ぜひ一度はチャレンジしてほしいと思う大会です。

 

挑戦し甲斐のある距離、綺麗な海、空、島全体がトライアスロン一色になる雰囲気、人の温かさ、30年以上の歴史を積み重ねてきた大会運営。全ての要素が絡み合って

やはり毎年行きたいなーと思わせてくれる大会ですね。

 

そして、更に世界に目を向けてみると、より高いレベルを目指している方ならやはり10月のアイアンマン・ハワイチャンピョンシップ!

出場するには世界各地で開催されている予選レースで強豪に勝ち、出場権を獲得する必要がありますが、アイアンマン発祥の地ハワイコナ島に、世界最先端、世界最高レベルの選手が集まる、文字通り世界最高峰の大会です。

毎年応援でも行きたいくらいです。一度行けばわかります。それくらいの魔力に近い魅力があります。

 

もちろん国内にも魅力的な大会が沢山あります。

皆さんにも、旅行がてら全国の色々な大会に出場してみて欲しいです。

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(アイアンマン・ハワイのスタート前。世界の強豪がこの地に集結しているという独特の雰囲気があります。)

 

今回はここまで!

さあ、次回はどんな質問が出てくるのでしょうか?

お楽しみに!

 

 

RYO
ロードレースにも参戦する自転車乗りで実はランニングも結構速くて、更に既にある程度泳げて、非常にポテンシャルが高いのではないかと噂されるライトウェイプロダクツジャパンスタッフ

 

飯田忠司
プロトライアスリート、コーチ
日本トライアスロン連合指導者養成委員
埼玉県トライアスロン連合理事
トライアスロンスクールI-STORM代表

主な成績
2011年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 優勝
2012年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 2位
2013年 五島長崎国際トライアスロン エリート2位

スクール情報(I-STORMサイト)
www.i-storm-tri.com/

オフィシャルサイト
www.iidatadashi.com

 

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