AACA第二戦とウィンターロード 中村龍太郎

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金曜日に大学の自転車部の同期が東京に来ているとのことで定時ダッシュの東京行き。
北海道のやつだから、ではないけどオープン記念でドリンク100円のジンギスカン屋さんに入る。
気兼ねなく呑める相手というのも少ない。
皆それぞれにやってることは違えど頑張っていて、辛いことがあっても笑って呑める仲であるのは有難いことだ。

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土曜日は朝一で山下を迎えに行く。二人でユキんちへ。ユキんちでユキの洗車を待っていると(何故今?)新潟はヤスダの飲むヨーグルトをくれた。めちゃ美味い。
前日からユキんちに泊まっていた渡辺をつれて四人で長良川サービスセンターへ。新東名の清水パーキングで休憩。
Design Tshirts Store granlphの店舗が入っていて自転車柄のパーカーにひとめぼれ。サイズを試着室で確認して、着たまま「これください」とレジで伝える。
ドラクエの「装備していきますか?」状態。衝動って怖い。

会場に着いて当日エントリー。今回は当日エントリーが多かったみたいで申込用紙が手書きの簡易版になっていた。緩い。
前回勝ったのでリーダージャージを渡される。ちょっとデザイン違うけどKINANっぽい感じ。
なので中西のところに行ってヘルメットとサングラスを借りる。KINANのコスプレ。UVEXのヘルメットのフィット感イイね。

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ATHLETUNEのテントの元に行き、ご挨拶。というのも個人的に補給食の提供を受けることになったのです。
元々AACAに来ると息子さんと一緒に応援してくださり、SNEL CYCLOCROSS TEAMで供給を受けていたので、この度個人として戴けるということで本当に有難いことです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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加えて以前岡山のコロリスさんで戴いた、攣り防止のKyura Protect-Cを取り扱っている(株)ALLEZさんにも、この度サプリメントを提供していただくことになりました。
根性論で今まで生きてきましたが、ここでサポートしていただき更に上を目指します。

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早速ATHLETUNEの赤とkyuraのPROTECT-Cを体に入れて、スタート地点へ。
リーダージャージということで先頭に並ばせてもらう。
リアルスタートになりシエルヴォがアタック。風は往路追い風、復路向かい風だけどAACAにしては風が弱い。
散発的なアタックがかかるが集団のペースが40km/hをゆうに超えているため、5秒ほどは離すけど集団のほうが有利。
Z坂の下りきったところが砂が浮いていて怖い。
何回かのコーナー下手すぎて車間を開けてしまい、無駄な力を使ってしまった。反省。
一回目の周回賞の鐘を聞く10周目に56さんが後ろから「前に出るぞ」と声をかけたのでついていく。
前に出ていたボンシャンス澤二と中京?の二人を自分と56さんで捕まえ、そこからは56さん付位置での三人ローテ。

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PHOTO BY SHUNSUKE FUKUMITSU

自分が長めに牽いていたからか、周回賞を譲ってくれる皆様。
結局風はまだないので一周ほど逃げて吸収される。
その後もアタックがかかるが風が無く集団有利で有力な逃げにはならない。
とりあえず野中さんがアタックしたときだけ反応して逃がさないよう意識していた。
残り5周ほどで雲行きが怪しくなり、ポツポツと雨が降ってくる。
風も強くなってきて復路は完全に向かい風。
こうなってくると最後の最後で足の残している人たちによる逃げができるかもしれないのでそこは注意。
二回目、ラスト三周の周回賞は単独で飛びだしていた中京?の選手が獲得。
最終周回の鐘を聞き、Z坂のコーナーもうまく前の人の後ろにつけた。
復路に入り、案の定ボンシャンスアタック。これにはみんなついていく。うまいこと三番手に入り後ろを警戒。
管制塔を過ぎて「あれ、来ないのかな?」と集中が緩んだ矢先、両サイドからKINANアタック。少し反応が遅れる。
KINAN同士がコーナーで鉢合わせていて「やばい!」と思ったけどうまいこと躱してた。
左から奥平さんが捲ってきて四番手で最後のコーナーに侵入。
先頭の中西は中腹まで登っている。追いつかないかもしれないが、スプリントしてみる。Vittoria 初のスプリント。

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PHOTO BY YASUO TAKAGI

とはいえ焦りもあり、変速に手が回らない。史上最も回転数の高いスプリントになったと思う。
登り切りで一車身ほど開いていたが、右から抜いていく。
自分の左を確認した中西は右から抜いてきた僕が見えなかったのだろう。少し力を抜いたのが分かった。

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PHOTO BY SHUNSUKE FUKUMITSU

最後はハンドルを投げて、勝敗は分からなかったけどガッツポーズ。これは出し切ったことへの感情の爆発の方が意味合いが強いかも。

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PHOTO BY MITSUI  ITARU

実際ビデオ判定でタイヤ差で勝っていたらしい。
スポンサーのためにタイヤ差で勝つなんて粋!と何人かに言われたけど、そんなことが意図的にできるなら僕は日本にゐません。
周回賞の表彰で、イナーメオイル愛が強すぎて歯形をつけてしまったことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

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すぐに片づけて修善寺方面へ。途中の岡崎SAでアクアタマな皆さんと合流して食事。味噌煮込みうどんは最後にご飯をぶち込んで食べるのが”通”らしい。次回は必ず。

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修善寺で一泊して次の日はウィンターロード。
事前にブリッツェン全員の参加を知ってたので、最後の早餐はいつも通りすき家。アーメン。
スタート前に三種の神器。一周試走して走路とタイヤの噛み具合を確認。今回は時計回りの10周50km。
レースがスタートするとやはりブリッツェンがペースを上げるあげる。

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PHOTO BY NORITSUGU ITO

先頭付近にいるけど既に千切れたい。二周目の秀峰亭過ぎの登りで掘→増田さん→僕で登りに入り、堀のペースアップに「なんだこれ」という言葉が何回も出る。

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PHOTO BY MITSUI ITARU

そこは耐えて後ろを振り返るとブチブチ切れてる。俺だけじゃない・・・みんな今日頑張ろうぜ・・・というなんかよくわからない同調。
ブチブチ千切れた後ろがホームストレートで追いつき、そこでまたペースが上がると自分は脱落。
駒沢の渡辺の紫のでかい尻に手を振ってジ、エンド。
後ろから来た真理さん含む集団で走る。先頭との差は50秒くらい?
しばらく走ってると調子が上がってくる。ただのアップ不足だ。
残り6周くらいの秀峰亭後の登りでアタックし、アウターでガンガン踏む。前に見える第二集団(陣さん、アベタカさん、飯野さん、渡辺)に追い付いて一息つく。
しかし、残りの四人を含む先頭集団は1分15秒先と聞いて絶望。Cannondaleのジャージを着た子をキャッチして、あと先頭を走っているのは米内のソーマだけという。
でも米内も前の方で千切れているのがわかる。
秀峰亭後の登りで先頭で淡々と踏むが、徐々に遅くなっていく僕に痺れを切らした陣さんがアタック。そのタイミングでソーマを捕まえる。
自分としても足が回らなくなってきて中切れを起こしそうだったので、最後に自分の後ろにいたソーマをマディソンみたいに発射して終了。
後ろから来たアクアタマ青木さんのグループにもつけず。これほど力が入らないのはハンガーノックと分析。
考えると前日の夜の食事は18時ごろに食べた味噌煮込みうどん(と、ピスタチオアイス)。
高負荷のレース前の食事にしては少なすぎる。これは反省。
結果的に頗る失速しDNF。ロードレースは誤魔化しがきかない。
全日本ロードが150kmほどになったので誰しもにチャンスがある。ただ、それはブリッツェンのようなチームの攻撃に耐えられなければならない。
ボチボチやっていこう。
VittoriaC50に比べるとやはり柔らかいので一踏みの反応は悪い。だけどホイールの撓りを活かした後半の伸びがイイ!
そうなってくると大分のようなコーナーの立ち上がりからゴールが近いコースレイアウトでは不利かも。
逆にスピードの乗ったスプリントで最後に伸ばす美浜のようなコースだと有利か。JPTないけど。
タイヤはコーナーの安定感は抜群なのだが、如何せん乗り手が悪い。
CXのコーナーの後輪がずれる感覚が残っているから怖い。
自分でもCXをやってから落車が減った気はするし、コーナーリング上手くなってるかもしれないけど、どちらかというと安全に下っているからでないかと思う。
つまり、攻められない。今回も秀峰亭からの下りで毎回車間を開けることになってしまった。
これは徐々にロードに慣れていくしかない。今年は修善寺のロードレースは無いのであそこまで高速でカーブの長いコースはないだろう。もっとタイヤを信じてもいいはずだ。
そこは「スポンサー受けているから転べない(滑って転ぶなんてネガティブキャンペーンも甚だしい)」ということと
「スポンサー受けているんだから攻めて結果を残さなければ」という二つの考えが自分の頭の中でぶつかる。
もちろん後者の考えが正だ。だからこそ今回の修善寺のレースは悔やまれる。
ただ、下りで勝負が決まったわけではないので、結局登らなければ勝てないのである。練習あるのみですよ奥さん。
帰りはイナーメ温泉部史上最も多い人数の温泉部活動@筥湯

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そこから渋滞に捕まりながらも命からがら帰宅。
今週末はウィンタートラック@またもや修善寺。
FELT TK FRD、でびゅー。

 

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