ママチャリGPと富士川CX

年末年始に帰れなかったので実家に帰省の三連休。
金曜の夜にフリーダムに寄ってFEL美をオーバーホールに出す。実家に到着後すぐに車の折れたネジの交換。めちゃめちゃ寒い中でやるので判断力が鈍る
土曜日は地元のチーム「コバリン」のママチャリレースがあるとのことで、まさかのエントリー。
集合は朝の5時。まだ暗い中到着。別動隊が前日に駐車場にスペースを取っておいてくれたおかげで安心して入れる。
前日からテントを張り待機する人が多数。このくそ寒いのによく凍死しないな。テントごとラップでグルグル巻きにするなど、凍え死なない工夫が随所に見られ面白い。
レースというよりもママチャリなので手軽に参加できるし、BBQしながらみんなでワイワイやる人の方が多い印象。
しかし当然出るからには勝ちたいと思うのが血。
スタートは8時。7:30にスタート前に集合し30分待ちぼうけ。
ピットエリアの前なので日陰。寒すぎて太陽を求めて自転車を放置し前に。スタンドがあるから誰にも迷惑かけない。
レースクイーンが「~分前」の表示を出す度に鳴らされる各々のベル。
チーム数は1400?とか。参加人数は3万人?入場料1000円だったのでこれは儲かるイベントだな。
レース自体はマスドスタート。コースは最後の二段坂に入る手前のヘアピンが初見。
富士チャレ300の時にうんざりするほど走ったので「また帰ってきてしまったか」と一人つぶやく。
ピットエリアは一般的なピットゾーンに加え、一個目の登り終わりのカーブの外側が利用できる。
ピットゾーンの方に入ってしまうと加速禁止だったり、人が多すぎて危険なので、上位を狙うチームはカーブの方を選ぶ。20160109_084817

龍太郎参上。目立つ。
スタートして二周半で兄貴に交代する手はずになっていた。
機材は内藤さんの奥さんの7段変速ラレー。当然フラットペダルでサドル高も既定の高さしか上げられない。低い。
レースがスタートして一斉に走り出す。四列目ぐらいにいたのですぐに先頭に出れた。
PINAZOUのレーパンを履いている人がいたので声をかける。このチームが結果的に優勝する「キクミミモータース もきゅ」。
それとゲンタの後輩と名乗るテンションの高い子。
下りのギア比が足らず、クルクル足が回る。登りは重いけどダンシングの要領をつかんだのでぐいぐい進む。
二周目に入り、「もきゅ」のイタキ氏とランデブー。FB_IMG_1452682778364

しかし次の二段坂でアタックしようとギアを変速すると、まさかのチェーン落ち。フロントシングルなのに。
直そうとするけどカバーが邪魔で指が入らない。自転車をひっくり返して逆回ししてチェーンを入れることができて再スタート。
二分落ちで兄貴に託す。ここからは一人一周。だけどチームは10人いるので一時間ぐらいは自分の出番がない。
申し訳ない気持ちでいっぱいに。メカトラは悔しい。7時間のエンデューロなので時間はまだまだあるのだが。
暇だったので「もきゅ」チームのところに行って雑談。お汁粉いただきました。トゴ(十分で5割)らしいのだけど踏みたおす所存。
二走で走っていた人もめちゃめちゃ速くて、このチームには勝てないわと逃げるように帰ってくる。
一時間ごとに暫定順位が出るのだけどコバリンは3位につけているみたい。
よっしーさん率いるチームCBとの攻防。二回目の自分の出番で7分35秒,7分40秒のラップタイム。1452302649248
一周回をどれだけ速く走れるかというモチベーションになってきた。
1400台がコースを回り、登りでは引いてる人もいるしどこを走ってもいいので、人の間をぬって走っていく。
二手三手先を読んで走るのは意外に楽しかった。
乗り方も徐々に慣れてきて、最終的には籠を持つボードマンスタイル。これで平坦と下りをこなす。
三回目の出番の二周目。下りで攻めていると、落車があったのかプラスチックの破片が散乱している。
気づいた時には遅く、後輪から空気の抜ける音が聞こえる。
ギリギリピットには乗ったままいったけど、パンクのことは考えていないだろうと諦めていた。
が、エンドがロードと同じだったことと、内藤さんがパンク修理キットを持っていたのですぐに修理して再スタート。
とはいえ8分のロス。チームCBは遥か彼方。表彰台は絶望的。足を引っ張ってしまいました・・・申し訳ない。
ラスト一時間でカーブのピットが閉まり、ラスト15分でピットゾーンが閉まるので作戦会議。
自分は残り5周を担当することに。あわよくば6周いきたいところ。
大混雑のピットゾーンで兄貴の帰りを待つ。この待つという緊張感も割と楽しい。
兄貴と交代しTT開始。何らかのアクシデントでCBが近づいてくることを願ってひたすら踏む。7分40秒平均ぐらいで走るが、5周に入ったところで残り6分。
6周行くのは無理だと悟るが、CBの背中を探してひた踏む。
ゴール前でCBジャージを発見し、一気に抜いて振り返るとCBのもう一個のチームだった・・・。「違うんかい!」と思わず声が出る。
結果的に昨年と変わらず4位。自分のチェーン落ちとパンクがなければ表彰台だったかもしれない。悔やまれる。こりゃ来年もか・・・?1452321567678
久々に実家に帰ると年末年始のお笑い番組がたまっているのでひたすら見ることになる。
とにかく明るい人のネタ初めて見た。今頭から離れないのは「やっべーぞ!」
日曜日は寝れるだけ寝て、スッキリしたら兄貴と二人でシクロクロス富士川へ。
会場に着くとちょうどファストクラスのスタート。小清水とか知ってる人が多くて自分もエントリーすればよかったと後悔。
エントリーしていたのは1時間チームエンデューロ。チーム名は「コバリンがスネル」。兄のアイデアである。
スタートはまた自分。一周5分と聞いていたので三周交代と兄者に伝えておく。
コースの試走をしていないので一周目は様子見。と思っていたけど先頭に出ちゃったので踏む。
ヘアピンが多いけどドライの芝生なので安心して曲がれる。コースはほぼフラットで難易度も低い。
小清水のチーム「レモネード飲みませんか?」が食い下がってきたけど千切り、差をつけて兄貴に交代。
前回の富士山CXと比べるとコーナーの多いレイアウト。CX-fujikawa-20161297

PHOTO BY シクロワイヤード安岡さん。シケインで自転車持ちあげすぎだぜ兄貴・・・。レモも小清水に代わって結局三周かけて兄抜かれてしまう。
三周で自分に交代。Facebook-20160111-024151

PHOTO BY 杉山さん。
小清水はもう一周行くようなので心を折るためにも追いついておきたいところ。
一周まるまるかけてシケインで抜く。レモネードはここで選手交代したので、ここからはいかに差をつけられるかが勝負。
二周を走って兄貴に交代。残り3周を担当してもらう。けどレモが小清水に変わったのでちょっと不安。
最初の差は50秒だったが一周で10秒縮められる。
どうしても勝たせたかったので一周で自分に交代。ピットエリアでブーブー言われながらもさらに突き放しにかかる。
十分なアドバンテージで最終周の兄貴に託す。途中で「ゴールポーズ考えておけよ!」と伝える。
ゴールしてくる兄。ゴール切る前に何故か降りる仕草。ん?と思ったらゴールした後自転車を掲げ吠え、そのままひっくり返って足バタバタして全身で喜びを表現。CX-fujikawa-20161309

PHOTO BY シクロワイヤード安岡さん
両手放しゴールどころじゃない。後ろから人が来たら危ないヤツ。運営の皆様におかれましては寛大な心で許していただき本当にありがとうございました。
表彰対象者の椅子が一つしかなかったので、年功序列で兄を座らそうとすると「わかってねぇな」と僕に座らせる兄。
そして膝の上に座ってきた。そういうことね。くそ重い。IMG_20160110_153925
念願の兄弟での表彰台。初めての表彰台でマイク向けられた兄。
「今回勝てたのは俺のおかげじゃなくて弟のおかげでしtДш♯∬∞ぁぁ!!」と最後何言ってるかわからないけど勢いで押し切った。
「こんな感じの兄ですけどよろしくやってください」とフォロー。
兄のお姫様抱っこの安定感たるや。3月に結婚式を挙げる兄、嫁さんを落とすということはまずないだろう。CX-fujikawa-20161321

PHOTO BY シクロワイヤード安岡さん
今週末はイナーメ合宿からの宇都宮CX。はたしてレースに間に合うのか!?間に合わせてみせる!乞うご期待!!

さて、お気づきの方もいるかと思いますが、大人の事情でブログの場所が変わりました。
内容は変わらず、あったことをツラツラと書いてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。かしこ

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