自転車向け 春の交通安全運動

こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
2021年 春の交通安全運動情報の中から、特に自転車に関係する部分をご紹介いたします。

全国重点項目

(1) 子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
(2) 自転車の安全利用の推進
(3) 歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上
【趣旨】 全国重点を3点とする趣旨は以下のとおりである。
(1) 交通事故死者数全体のうち,歩行中の割合が最も高いこと,歩行者側にも横断歩道外横断や車両等の直前直後横断等の法令違反が認められること,次代を担う子供のかけがえのない命を社会全体で交通事故から守ることが重要であるにもかかわらず,幼児・小学生においては歩行中の交通事故により死者,重傷者となる割合が高く,特に,入学や進級を迎える4月以降に小学生の歩行中の交通事故が増加する傾向にあるなど,依然として道路において子供が危険にさらされていること,また,歩行中の交通事故による死者のうち高齢者の占める割合が高いことから,これら歩行者の安全確保を図る必要があること
(2) 自転車は,身近な交通手段であるが,自転車側に法令違反がある重大な交通事故が後を絶たないこと,交通事故全体のうち,自転車関連事故の割合が増加傾向にあることから,自転車利用者に対する交通ルール・マナーの周知徹底が必要であること
(3) 死亡事故の第1当事者の多くが自動車であること,「自動車対歩行者」の死亡事故の多くが道路横断中に発生しており,特に,横断歩道横断中の割合が高いことから,全ての自動車運転者の歩行者保護意識の向上が必要であること,また,75歳以上運転者による免許人口当たりの死亡事故件数が,75歳未満運転者と比較して多いこと,高齢運転者による重大交通事故が後を絶たないことから,安全運転意識の向上が必要であること,自動車乗車中における後部座席シートベルトの着用率やチャイルドシートの適正使用率がいまだ低調であること,飲酒運転,妨害運転(いわゆる「あおり運転」)等の危険運転による悲惨な交通事故が依然として発生していることから,安全運転の確保が必要であること

警視庁重点項目

  1. 子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
  2. 自転車の安全利用の推進
  3. 歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上
  4. 二輪車の交通事故防止

一番のメインテーマはポスターに出ているように横断歩道は歩行者優先です。
信号の無い交差点で歩行者が横断しようとしているときは、車両が止まりましょう。

自転車も軽車両ですので、横断歩道に歩行者がいる場合は止まって通過するのを待つようにしましょう。
横断歩道はあくまで歩行者のための場所です。自転車で通過するときに歩行者がいる場合は自転車から降りて、歩行者の妨げにならないように通行しましょう。

歩道上の事故は自転車であっても、車両の過失責任が厳しく問われます。常に歩行者優先で、歩行者がどんな動きをしても接触しない、事故にならないような運転を心がけましょう。

重点の2つ目にある、”自転車の安全利用の推進”については、以前から啓蒙されている安全利用5則。

 

さらに自転車利用者自身の安全確保として、全年齢でのヘルメット着用が推奨されています。
ア 幼児・児童のヘルメット着用の徹底と,全ての年齢層の自転車利用者に対するヘルメットの着用の推奨
イ 幼児を幼児用座席に乗車させる際のシートベルト着用と,幼児二人同乗用自転車について,転倒防止のための利用方法に関する具体的な危険性の周知等,安全利用の促進
ウ 自転車の安全を確保するための定期的な点検整備の促進
自転車保険等の加入の促進
東京都をはじめとして、各自治体で自転車賠償責任保険の加入が義務化されています。自転車を利用する家族全員がしっかりカバーされている確認しましょう。
小学生が歩行者と接触して、損害賠償を請求される事案もありますので、まだ小さいから大丈夫と思わずに、自転車に乗れるようになったら加入しておきましょう。

 

詳しい内容は内閣府および警視庁のサイトでご覧ください。

https://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/r03_haru/youkou.html

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/torikumi/safety_campaign.html

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