プロジェクト135パート2 第30回 (ルーマニア)ピエルタンの歴史地区

 前回紹介したシギショアラの南西にピエルタンという小さな町があります。13世紀にザクセン人(ドイツ人)の入植地として始まり、ドイツ名をビルトヘルムといい、この町のシンボルが世界遺産に登録された16世紀前半に造られた、要塞教会です。オスマン朝の襲撃に備えて3重の防護壁で囲まれている、山城のように堅固な守りで囲まれています。いろいろな民族が入り乱れて歴史を作って来る、私達日本人にはなかなか分かりにくい内容でした。が、とてもきれいでした。
 
■今回場所は
 

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これがその教会です。
 
壁の中にこのような町があります。
 
そこからこの階段を登るのです。
 
登りきるとまた教会。
 
神学校でしょうか
 
町が見おろせます。
 
教会の中は質素で、華美なところはありません。
 
何となく有難みがあります。
 
門はこんなに厚いのです。
 
何重にもなっている壁の外側から。
 
今日は全ての料理を紹介します。まず、チョルバ・デ・プイ、チキンダシのスープです。
 
定番のサラダ。ルーマニアもブルガリアも野菜は豊富で、薄味で助かりました。
 
牛塊肉の炭火焼です。ミティティというそうです。あまり大きくなく日本人向きかもしれません。
 
デザートのケーキ。トーモロコシだったと思います。割と豪華でショ?
 
午後からはルーマニア王室の夏の離宮へ行きました。ベレシュ城というそうです。
 
庭園や彫刻も立派でした。
 
このあたりはシナイヤといい、ベレシュ城のすぐ下にシナイヤ僧院があります。
 
17世紀にワラキア公カンタクジノがこの地を訪れたのを記念して建立され、当時の姿をとどめています。
 
教会の内部に描かれているフレスコ画はとても鮮やかでした。
 
日本のお寺や神社でも画・書・彫刻など素晴らしい物がありますが、西洋の物は趣も違い、また興味深いものです。
 
こんな田舎に、と思える立派な僧院でした。
 
ルーマニアの自転車、その1
 
ブカレストの自転車、その1
 
その2
 
その他大勢の自転車達。
 
ルーマニアで紹介しそこなった建物、その1
 
その2
 
その3
 
その4
 
そしてルーマニアの重要産業ワインです。
 
試飲をさせてもらって買って来ました。
 ルーマニアはこれでおしまいです。古代の遺跡とか、旧市街とは分かりやすいのですが、ルーマニアの世界遺産はとりとめのないもので、紹介するのが難しかったです。次回は分かりやすくカナディアンロッキーへ行きます。
 
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