第48回 小谷城(滋賀県)

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【その一】 小谷城への道
【その二】 小谷城に登城しました。
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
小谷城
所  在 滋賀県東浅井郡
築城年代 大永3年(1523年)頃
城  郭 山城
築城者 浅井亮政
城  主 浅井氏
廃城理由 天正元年(1573年)織田信長に攻められ落城
天  守 無し
見  所 石垣、大堀切
最寄駅 河毛駅(JR)
 

 
【その一】:小谷城への道
 
日本100名城 小谷城
午前5時30分、5時30分。フェリーが敦賀港に近づいています。
自転車利用の我々は、オートバイと一緒に集合しております。
乗船も下船も順番は、車、オートバイ、自転車の順でした。慌てない、慌てない。
 

 
ヨシさんの指さすところ、必ず城跡あり。
小谷城も間違いなく、この方向なのでしょう。敦賀は福井なので、まず滋賀に入る必要があります。
 

 
今回のテーマは寄り道。敦賀港から敦賀駅に走っていると金ヶ崎城が。織田信長が浅井長政の真意に気づいて退却した「金ヶ崎の退き口」で有名な城址です。
 

 
後ろの山が金ヶ崎ですが、残念ながら軽く見た感じでは城への登城口を見つけられず。
この日は雨予報で、ガーサスに朝食を食べさせないとすぐにも振りだしそうだったので、先を急ぎました。
 

 
敦賀駅に到着。探しましたが、残念ながら漁師メシの出そうなお店はなく、コンビニでカバーしました。
 

 
小谷城の最寄の河毛駅にワープしました。タイムスケジュールの関係でござる。途中、賤ヶ岳もありますので、自走も迷うところでしたが、人は時間には勝てないものです。
 

 
さすがは浅井伝説発祥の地です。人気夫婦ランキングで上位に位置するお二人の像はワリとリアルな線をついているように思います。
 

 
小谷城下に駆け寄ります。雨がもってくれるのを祈りながら。
 

 
でも気になるものを見かけたので、寄り道しましょうや。
織田信長が小谷城攻略のために陣を置いた虎御前山砦跡。
 

 
我々も小谷城に行くのだから登って、城の様子を見ておきましょう。
 

 
小谷城を発見。清水谷を囲むように城山が広がっているのがよく分かりました
 

 
懐かしい名前に出くわすこともあります。
 

 
ワリと古墳は陣に使われたようですね。今の感覚でいうと、不可侵エリアの感じがしますが、地形が砦っぽいし、そこに陣を敷くことで神のご加護的な思いもあったのでしょうか。
忍城のときに石田三成も古墳にいました。
 

 
【その二】:小谷城に登城しました。
 
日本100名城 小谷城
敵情視察も無事済んで、いよいよ小谷城へ。
身近に潜む危険に気を引き締めて向かいます。
 

 
まずはエッチマンに注意しながら情報収集。小谷城の麓の清水谷は家臣団の屋敷が立ち並んでいましたが、今は歴史資料館まであります。
 

 
出丸の麓に回り込むと戦国ガイドステーションが!
こちらから舗装路でヒルクライムもできますが、バスが通るので歩きを勧められました。かつての大手道があるとか。
質問すると兜がなんでも教えてくれます。記憶ではそうなっています。
 

 
何となくタイムスリップ感を演出されながら小谷城に足を踏み入れました。
 

 
大手門をくぐるとすぐに磯野家の屋敷跡。磯野といえば、後ほど、姉川でその槍働きのすさまじさを確認しました。
 

 
小谷城を目指して本日2山目。まだ朝9時ですが。
 

 
禁をやぶって収穫にいこうとするヨシさんを必死で止めました。
季節でないことを知らせると落ち着いてくれました。
 

 
小谷城の浅井家が六角に攻められたときに助けに来た朝倉の金吾宗滴がたむろったため、金吾丸という名前がついたそう。
少し下には同じ理由で真柄峠という場所もありました。
 

 
小谷城の虎口にあたる番所跡。このあたりまでは舗装路があり、バスで来れるようです。乗用車は今はダメのようなことをあの兜が言っていました。
 

 
私としては、お市がみている、でもいいと思う。
 

 
先ほどの虎御前山を望んでこの表情。小谷城の大きさを体感しております。
聞き間違いでなければ、そろそろ、信長の野郎、というゲームをやりたいとおっしゃっていました。
 

 
こちらは馬洗池。石積みで補強してあります。
ゲームで騎馬隊の強さを実感しているヨシさんには、この頃の馬がポニークラスのものであったと言われていることは伏せておきました。
 

 
浅井亮政が、裏切った家臣の首を刎ねて晒したという首据石。
何を思ったか、指をさす我が社のプレシデントの手が怖ろしいですな。
 

 
黒金門跡。この先はもう本丸目前なので、非常に重要な防御地点でしょうね。
 

 
本丸の石垣。初期の山城なので、壮大な石垣ではないですが、寺社の秘儀だった石垣作りを居城で行なわせたことで、浅井家が大名にのし上った証となりました。
 

 
堀切ポーズ、をしてみました。本丸の北は25mの大堀切で区切られています。
 

 
さらに奥にも曲輪が広がっており、ここ京極丸は羽柴秀吉が占領に成功し、小谷城を落城に向かわせたそうです。
 

 
山王丸の石垣はかつては5mもあった大石垣で、苔の廃城感がオーラを放っています。
 

 
さて、今回は小谷城山王丸で「義人髙島の『城を喰う』」。
暇すぎる方はどうぞ。

 
例によって膝にダメージを蓄積しつつ無事に下山。大手門に戻ってきました。
 

 
近くの歴史資料館が開館していたので百名城スタンプを忘れずにゲット。
 

 
さて、雨が降り出してきましたが、寄り道しに行きましょう。
残念ながらガーサスの食料は今ありません。
 

 
目指すは姉川古戦場。小谷城からの距離を体感しつつ、7km、30分ほど走りました。
 

 
意外にも説明看板がいくつもありました。
ヨシさんは浅井方の磯野員昌がいかに織田方を苦しめたかを検証しています。
 

 
この姉川を挟んで対峙した緊張感に想いを馳せつつ、浅井の領地を後にします。
 
 
 
2014年05月04日(日) 目的地:新発田城
移動:東京 ⇒ 新発田城 ⇒ 新潟港  旅のテーマ:フェリー輪行
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:34 大宮発 新幹線 ¥8,780
08:13 新潟駅着  
08:43 新潟駅発 従来線 ¥500
09:09 新発田駅着  
12:30 新発田城発 自走 ¥0
14:00 新潟港着  
16:30 新潟港発 フェリー(自転車持ち込み) ¥6,400
宿泊 フェリー泊  
2014年05月05日(月) 目的地:小谷城、彦根城
移動:敦賀港 ⇒ 小谷城 ⇒ 彦根城  旅のテーマ:琵琶湖の畔をせめる
タイムテーブル 旅費 (一人分)

05:30 敦賀港  
06:56 敦賀駅着 在来線 ¥580
07:28 河毛駅着  
11:30 小谷発 自走 ¥0
13:00 長浜城着  
13:00 長浜城発 自走 ¥0
14:30 彦根城着  
宿泊 彦根びわこホテル
滋賀県彦根市平田町63
TEL:0749-24-8000
¥6,500 朝食付
2014年05月06日(火) 目的地:観音寺城、安土城
移動:彦根 ⇒ 観音寺城 ⇒ 安土城 ⇒ 東京
旅のテーマ:山城ヒルクライム
タイムテーブル 旅費 (一人分)

07:30 彦根着 自走 ¥0
07:28 観音寺城着  
11:00 小谷発 自走 ¥0
11:30 安土城着  
13:20 安土駅発 在来線 ¥410
13:43 米原駅着  
13:20 米原駅発 新幹線 ¥12,600
13:43 東京駅着  
 
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