2025年11月幕張クロス25-26 レースレポート 織田聖選手

2025年11月9日に行われた「JCFシクロクロスシリーズ第4戦/AJOCC JCXシリーズ第4戦
幕張クロス25-26」にてCrankbrothersのサポートライダーである織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝しました!
おめでとうございます!すばらしい快挙です!


以下、織田選手のレースレポートです。

リザルト

ME1 優勝

今シーズン 2 戦目。
前回の亘理の悔しさを晴らすべく準備をして臨んだ今回のレース。

コース状況

レース前日は快晴で本当に雨が降るのかと思ったがレース当日は朝からしっかりと雨が降り、マッドコンディションでのレースとなった。

幕張のコースは広大な敷地を活かした流れるレイアウトだと思っていたが、実際にお昼の試走時間に走るとコースが大きく変更されており、抜きどころもなければハイスピード区間も少なくなっており、お世辞にもいいコースとは言えないレイアウトだった。

まあコースはさておき、レースはレースなので勝つべく試走を行った。

レース序盤から中盤

今シーズンから Di2 になった自分のバイク。
変速しようと思えば無理にでも変速できてしまうので長くても 2 周に一度、余裕があれば 1周毎にバイクチェンジしようとプランを立てる。
スタートは最前列からだったものの埋もれてしまい 5、6 番手で半周を終える。
少しずつ順位を上げて 1 周目を通過する時には 3 番手。
前を走る沢田選手、副島選手とは 5秒ほどあったが落ち着いて詰めて 2 周目の往路ピットまでには追いついた。
その後マッドセクションでミスをしまい沢田選手の先行を許してしまったが復路ピットでバイクチェンジを行い、泥のついていない軽いバイクにして前を追う。
前を走る沢田選手もマッドセクションでミスをしたりと追いついたり離されたりしながらレースを進めていき沢田選手に 10 秒先行されながら最終周に入る。

最終局面とフィニッシュ

最終周に一度は追いついたもののマッドセクションでもたついてしまい、一度は沢田選手に先行を許していたもののシケインで逆転に成功。
その後はサイドバイサイドの展開だったが、ゴール前のテクニカルセクションで沢田選手が離れ、そのまま単独でフィニッシュ。
序盤から最後まで常に競り合うレース展開でとても疲労したが最後の最後に勝つことができて良かった。
少しずつですが感覚を取り戻しつつあるので次戦の琵琶湖 GP、ワイルドネイチャープラザの連戦もこの勢いで頑張ります!
今回もたくさんの応援、サポートありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

使用機材

大会詳細

JCFシクロクロスシリーズ第4戦/AJOCC JCXシリーズ第4戦
幕張クロス25-26

開催日:2025年11月9日(日)
開催場所:千葉県美浜区幕張海浜公園Gブロック特設コース

織田聖選手プロフィール

【生年月日】
1998.11.23
【Instagram】
@hijirioda

【所属チーム】
2016〜弱虫ペダルCT
2022〜EFエデュケーション・ NIPPO ディベロップメントチーム
2024~マトリックスパワータグ

【主な戦歴/経歴/活動】
2015
全日本選手権大会CX JR:優勝
2017
全日本選手権大会CX U23 :優勝
2019
全日本選手権大会CX U23 :優勝
2020&2021
全日本選手権 CX ME 2位
2023&2024
全日本選手権 CX ME 優勝
弱虫ペダルサイクリングチームより引用)

Crankbrothersについて

1997年、南カリフォルニアで創業。独創性と機能美を追求した製品で、マウンテンバイク界に新風を吹き込みました。
初のヒット商品「Speed Lever」で注目を集め、2001年発表の泥詰まりに強い「Eggbeater」ペダルでさらなる高評価を獲得。
現在ではペダルをはじめ。ホイール、ドロッパーポスト、ツールなど幅広い製品を展開し、トップアスリートにも愛用されています。

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