2021年モデル FELT IAシリーズの紹介です。
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FELT IA Advanced Ultegra Di2
2) パープル
全体像
FELT IA Advanced Ultegra Di2 は嬉しい2色展開

フレーム&フォーク
メインフレームはUHC Advanced + TeXtreme カーボン
フォークはUHC Advanced + TeXtreme カーボンモノコック、1.125″ カーボンコラム
ミドル~ロングディスタンス専用
ダウンチューブとシートチューブはボリューム感がありますが、シートステーがかなり下がった位置にあるので、振動吸収性に優れています。
90~180キロという長いバイクパートの後でもランで足が残るように設計されています。

シートステーは低く細く、チェーンステーはボリュームあり


ハンドル周り
2020モデルからステムとハンドルが別になりました。お好みのベースバーに交換することが可能になりました。
エクステンションバーも大きくベンドしたものに変わり、近年のトレンドを反映したものになっていて嬉しいです。
ポジションをお好みに調整できるよう、スペーサーやネジも多数付属してきます。



油圧ディスクブレーキ搭載
FELTではハイエンドモデルはほぼすべてがディスクブレーキ化されました。
ロードでは一般的になったフラットマウント規格です。

IAは平地メインの走行を考えているため、リアは140ミリローター向けのフレーム設計です。160ミリローターは装着が難しいです。

シフトスイッチ一体型油圧ブレーキ
TRPの油圧ブレーキレバーにシフトスイッチを内蔵したスペシャル仕様。

SW-R600 サテライトスイッチのパーツが内蔵されたスペシャル仕様になっています。
ブレーキオイル交換時はレバーフードを外す必要があります。
小さなネジを外してグリップのラバー部分を取り外します。
すべて外すと、ブリーディングニップルが現れます。中央の丸い大きなネジがブリーディングニップルです。
前後スルーアクスル仕様
クイックレバー式からスルーアクスル仕様に変更、これに伴いリアドロップアウトもトラックエンドでは無くなり、交換式RDハンガー仕様になりました。

トラックエンドはホイールの脱着がかなり面倒だったのですが、アクスルを抜く手間だけでホイールを外すのは簡単になりました。

ドライブトレインはシマノアルデグラ




補給食とエマージェンシーキットが十分に収まるストレージボックス
リアは主にエマージェンシーキット(チューブやホイール脱着用のアーレンキー、CO2ボンベ等)が入ります。
フロントは補給食入れ、硬めのラバーで飛び出ないように工夫されいます。深さも結構深いのでジェルなら余裕で10個以上入ります。
チューブレスレディーのカーボンディープホイールが標準装備
Reynolds AR58/62 DB Custom カーボン、チューブレスレディホイールが標準装備されます。
即、レースで使える仕様になっています。チューブレス化でさらなる軽量化と走行性能アップも可能です。


タイヤクリアランスは28Cが限界
標準25Cタイヤで一番狭いチェーンステーでこの隙間。28Cでギリギリ。
28Cタイヤの場合とホイールとの相性によってはダンシングでフレームに擦る可能性があります。
アイアンマンハワイでトップシェアのISMサドルを標準装備
ISMのサドルが標準装備されています。TTポジションでも股が痛くなりにくく快適です。


今シーズンはたくさんのレースがキャンセルになってしまって残念でしたが、レースが無い分トレーニングに専念できた方も多いと思います。
貯まったエントリー代と遠征費で新しいバイクをご検討してみるのも良いかなと思います。選択肢の一つに加えていただければ幸いです。
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした