第50回 観音寺城(滋賀県)

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【その一】 観音寺城への道
【その二】 観音寺城に登城しました。
【その三】 自転車旅に役立つアイテム
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
観音寺城
所  在 滋賀県蒲生郡
築城年代 文明3年(1471年)
城  郭 山城
築城者 六角氏
城  主 六角氏
廃城理由 永禄11年(1568年)織田信長の来襲に六角氏が城を放棄
天  守 無し
見  所 廃城感
最寄駅 安土駅(JR)
 

 
【その一】:観音寺城への道
 
日本100名城 観音寺城
決戦の朝がやってまいりました。
ヨシさんが自慢のGarminでルート検索を開始。心配な私もスマートフォンにかじりつきます。
現代的な旅の準備の姿。
 

 
彦根城から観音寺城まではおよそ20km。運動不足の我々には丁度いい脚ごなしです。
前日のダメージは蓄積していますが。
 

 
前日とうって変っての好天に気持ちの良いサイクリングを楽しめました。
これは私が丁度、「サングラス!」と叫んでいるところです。
 

 
観音寺城のある繖山(きぬがさやま)に近づいてきました。
その近くには、少し低い安土山もあるはずで、あれかな?などと話しながら走るのはワリと楽しかったです。
 

 
そんなこんなで、どうも麓に到着したようです。
案内が最新情報と合っているか確かめずにはいられない悲しい現代人の性。
 

 
当然、行ってみなければ答えは出ません!
我々を導くようにサイクリングロードが伸びていました…。
 

 
少し行くとすぐに開けた場所に。
ここは各種の博物館や施設が立ち並ぶエリア。信長の館もこちらに。
 

 
そんな牧歌的な雰囲気も束の間、繖山への厳しい道のりが始まりました。
 

 
小谷城とは違い、ヒルクライムが始まりました!
登山による脚へのダメージを考えると、この方が良かったです。登っているときは、そのようには思いませんでしたが。
 

 
もはやガーサスも写真どころではなくなっていたようです。
 

 
意外にもトップで登りきったヨシさん。密かに荒川サイクリングロードで鍛えていた成果が出たようです。頼もしい限りです。
このあと、獲得標高を何回も叫んでいましたが、忘れました。後で「城を喰う」でも言っていたので、そちらを。
 

 
しばらくして到着。この舗装路は、観音寺城のためというより、観音正寺のためにできたものでしょうね。
 

 
ヒルクライムの後の石段に恐れをなしながら登っていきます。
 

 
すでに石垣が見れるのが良かったですが、見上げても終わりのないような石段に、引き返そうかと考えている頃です。
 

 
手すりにさがっている木札が、疲れた頭に教えを刷りこんできます。
登りきった頃には、違った自分になれました。
 

 
【その二】:観音寺城に登城しました。
 
日本100名城 観音寺城
観音正寺は仁王像が立ち並ぶほど勢いのある寺院ですね。古くは、聖徳太子がひらいたという伝承があるくらいです。
 

 
観音寺城の百名城スタンプは御仏に見守られて豪儀に置かれています。
インクの飛び散り方に不安を覚えた人が後を絶たなかったのでしょう、観音正寺のパンフレットへの試し押しが固く禁じられています。
 

 
えんむすび地蔵尊の説明を食い入るように見つめる姿が勇ましいヨシさん。
この後、さっそうとお参りを済ませていました。
 

 
さて、御仏の背後にひっそりと、ダンジョンの入口のように観音寺城への道がひっそりと開いています。
 

 
行くしかないですな、疲れた足に鞭打って。早速、石垣がつまれているのを確認。
 

 
苔むして打ち捨てられた石垣の残骸で哀愁に浸れる方には観音寺城は最高でしょうね。
生活に廃城感が足りないと感じたら観音寺城へぜひ。
 

 
看板があり、自分たちが本丸跡にいることを確認しました。観光地として整備の手が入っていた小谷城と違い、こちらは説明書きも少なく、打ち捨てられた感を高めております。
 

 
本丸の食い違い虎口にて。顔で食い違い虎口を表現しようとして失敗しました。
 

 
虎口の石垣。初期の山城で石垣を築けるのは相当の権力と財力の表れです。自宅に石垣を築ける位になりたい。
 

 
迷路の様相を呈していますが、道標が助けてくれます。
かといって夜中に来るものではない、とヨシさんが至極あたりまえな警告を出してきました。いわゆる観音寺騒動もそうした積み重ねがあったのでしょう。
 

 
井戸が枯れていたので、あまりの渇きにヘタリこんでしまいました。井戸跡と思われる石積みで補強された穴がいくつかありました。
あ、観音正寺にはなんと、自動販売機がありますので、ヒルクライマーの皆様には朗報です。
 

 
城を飲む。中身はもちろん、奇跡のリサイクル飲料、JUCOLAです。
 

 
埋み門。隠れた出入口ということでしょうか。でも、我々に見つけられるくらいだからな。
 

 
総石垣の先駆けは安土城が有名ですが、実は六角家はその100年も前から城の石垣化を進めていたと言われています。楽市楽座もここ近江が初めてといいますから先駆的な大名だったといえます。
 

 
ブランドロゴを目立たせる持ち方を編み出して、この表情。いやらし、いや、いい笑顔です。
 

 
そのまま、「義人髙島の『城を喰う』」に突入。
 

 
つぎは向かいの安土山へ向かいます!
 

 
【その三】:自転車旅に役立つアイテム
 
日本100名城 観音寺城
パックンペダル、パックンペダル。今回は「ウォレット」を使ってみました。
ハンドルバーの上にちょこんと乗っているのがそれです。
 

 
ウォレットというだけあって、小物を収納してくれます。カギなど貴重品は目に入るところにしまっておきたいものですからね。
 

 
嬉しいのはスマートフォンをしっかり収納できるところ。多少の雨ならガードしてくれもします。
 

 
もちろん、収納したまま、操作可能。
 

 
信頼のThuleプロダクトで、マウントにもしっかり固定されるので安心です。
 
 
 
2014年05月04日(日) 目的地:新発田城
移動:東京 ⇒ 新発田城 ⇒ 新潟港  旅のテーマ:フェリー輪行
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:34 大宮発 新幹線 ¥8,780
08:13 新潟駅着  
08:43 新潟駅発 従来線 ¥500
09:09 新発田駅着  
12:30 新発田城発 自走 ¥0
14:00 新潟港着  
16:30 新潟港発 フェリー(自転車持ち込み) ¥6,400
宿泊 フェリー泊  
2014年05月05日(月) 目的地:小谷城、彦根城
移動:敦賀港 ⇒ 小谷城 ⇒ 彦根城  旅のテーマ:琵琶湖の畔をせめる
タイムテーブル 旅費 (一人分)

05:30 敦賀港  
06:56 敦賀駅着 在来線 ¥580
07:28 河毛駅着  
11:30 小谷発 自走 ¥0
13:00 長浜城着  
13:00 長浜城発 自走 ¥0
14:30 彦根城着  
宿泊 彦根びわこホテル
滋賀県彦根市平田町63
TEL:0749-24-8000
¥6,500 朝食付
2014年05月06日(火) 目的地:観音寺城、安土城
移動:彦根 ⇒ 観音寺城 ⇒ 安土城 ⇒ 東京
旅のテーマ:山城ヒルクライム
タイムテーブル 旅費 (一人分)

07:30 彦根着 自走 ¥0
07:28 観音寺城着  
11:00 小谷発 自走 ¥0
11:30 安土城着  
13:20 安土駅発 在来線 ¥410
13:43 米原駅着  
13:20 米原駅発 新幹線 ¥12,600
13:43 東京駅着  
 
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