全日本選手権自転車競技大会(DHI)レースレポート 佐藤龍之介選手

2025年6月14日、15日に行われた「第38回全日本選手権自転車競技大会」にて、Crankbrothersのサポートライダーである佐藤龍之介選手が男子ユースクラスで堂々の2位に輝きました!

以下、佐藤龍之介選手のレースレポートです。(原文まま)

リザルト

男子ユース(13歳~16歳)
2位

今回の大会は僕にとっては特別な大会でした。なぜならライバルでもある友人が全日本のためにカナダから帰国したからです。友人は年代別のトップライダーであり、僕がマウンテンバイクをはじめるきっかけになった選手です。

レース展開

レースは初日から雨が降っていてコースコンディションは悪い状態でした。
でも、全日本前に雨練習をしていたので自信を持って全日本に迎えることができました。タイムドセッションでは2漕ぎ目にチェーンが切れるというアクシデントがありましたがプッシュのみで走り切り、予選では落ち着いてしっかりポイントを抑えて集中して思い通り走ることができ、どちらとも順位はトップで、2位とのタイム差は結構ありました。
予選を走り終え、自分でも優勝できると思っていたし、自信もありました。だけど決勝では降っていた雨が止み、かなりコース状況も悪くなっていて、3回も転倒をしてしまいすごく悔しい結果で終わってしまいました。

今後に向けて

これからはどんなコース状況にも対応できるようになり、メンタルも強くしていきもっと落ち着いて走り切れるようにしていきます。来年もユースで走るのでしっかり自分の悪いところを改善していき、必ずに勝ちにいきます。できれば来年も友人に帰国してもらいリベンジしたいです。

大会詳細

DHI コース長 1720m
標高差 306m

・主催公益財団法人日本自転車競技連盟
・主管 第 38 回全日本自転車競技選手権大会マウンテンバイク DHI 実行委員会
・後援 公益財団法人JKA ほか
・開催日:2025/6/14-6/15
・開催地:ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県郡上市)
詳細はこちらから

佐藤龍之介選手プロフィール

Birth: 2010/06/04
Instagram:dragon64_bmx
出身地:神奈川県厚木市
2歳から6歳までストライダーに乗り、バランス感覚を養い7歳からBMXレースをスタート。
翌年には全国でトップ3にランクインし、2020年の全日本選手権では優勝しました。
BMXレースを続けながら、MTBダウンヒルにも強い興味を持ち始めました。
ダウンヒルのキャリアを更に向上させるために、ダウンヒルシリーズに参戦し2023年には中学1年生でエリートクラスへ昇格。
年間を通して安定した成績を納めています。
現在は国内に留まらず積極的に海外のレースにも参戦して表彰台フィニッシュを果たしています。

Crankbrothersについて

1997年、南カリフォルニアで創業。独創性と機能美を追求した製品で、マウンテンバイク界に新風を吹き込みました。初のヒット商品「Speed Lever」で注目を集め、2001年発表の泥詰まりに強い「Eggbeater」ペダルでさらなる高評価を獲得。現在ではペダルをはじめ。ホイール、ドロッパーポスト、ツールなど幅広い製品を展開し、トップアスリートにも愛用されています。

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