荷物に合わせてサイズをアジャストできるロール式サドルバッグ | BBB ROLLPACK BSB-45 レビュー

サドルバッグって自転車の見た目に大きく影響するアイテムだと思いませんか?かくいう私も、いま使っているサドルバッグの見た目に違和感を持ちながら使っていました。この違和感がなにかと考えてみると、バッグの容量に対して中身が少ないためにフニャッとしていたり、サドルとバッグの収まりが悪かったりという部分。そんな違和感を解消するシンプル&スタイリッシュなサドルバッグを紹介します。

BBB ROLLPACK BSB-45

ロールパック製品ページ

ロールパック。その名の通り、ロール式のサドルバッグです。

素材はポリエステルで、ポリウレタンコーティングもされています。撥水で泥汚れなども付きにくい素材です。試しに水をかけてみるとめっちゃ弾きます。グラベルライドで使用していますが、泥や砂の汚れを落としやすい印象です。強い雨や長時間だと構造的に厳しいと思いますが、軽い雨であれば中身も濡れていません。

記事の裏側にコーティングがされています。

重量は実測50.5g。サドルバッグとしてはかなり軽い部類です。

中身に合わせてバッグの大きさが変わるからスッキリ

このバッグの最大の特徴はもちろんロール式であること。バッグの荷物が少なければ小さくコンパクトに、多ければそれに合わせて拡張するのがメリットです。この構造であればバッグの大きさに対して荷物が少なくても、バッグの形が崩れません。必然的に最小の「ジャストサイズ」に自動調整されるので、バイクのシルエットも崩しません。

ロードバイク用のアイテムを収めるとこんな感じ。

700×25cチューブ、タイヤレバー2本、パンク修理パッチ、ニトリルグローブを入れています。

グラベル&シクロクロス仕様だとこんな感じ。

700x×35cチューブ、タイヤレバー1本、パンク修理キット、ニトリルグローブ、CO2ボンベ2本、C02インフレーター、4mmヘキサレンチ、ホローテックⅡクランクキャップ工具を入れています。

バッグの大きさ的に、最大で700×40cくらいまでのバイクに使用するのがおすすめです。

ロール式のサドルバッグってなんとなくカジュアル感があって、ちょっと肩の力を抜いた雰囲気もいいですね。

幅広のベルクロストラップによるサドルとの一体感

ロール式のサドルバッグは他にもありますが、BBBならではなのがストラップ。細かいポイントですが、このストラップ最高なんです。

まず32mmと幅が広い。こんなにストラップが幅広なバッグは他に知りません。幅が広いと何が良いってバッグが狙った位置からずれません。バッグ、サドル、シートポストの相性によって、後ろ寄りに取り付けると収まりが良いとかあるのですが、普通のストラップだとどうしても走っているうちに前後にずれてしまうんですよね。

もう一つのポイントがストラップが縫い付けられている位置。ちょうどサドルレールの間からストラップが生えてくる構造なので、前後だけでなく左右にもバッグがずれません。サドルバッグがサドルにピタッと密着して、カッチリ固定されるのが気持ちいいです。

アイテムを整理しやすいポケット

荷物のしまいやすさ、見つけやすさという面でもロール式は優れています。ロールパックのポケットは3つ。それぞれのポケットにはチューブとかツールの絵が書いてあるので迷いませんね。

ストラップを締めなくてもゴムバンドでロールをとめられるのが地味に親切です。

展開した状態の高さは27cmです。収納するアイテムの高さは最大で14cmが目安。

幅はおよそ28cm。

書いた人→坂バカスタッフ・コエサシ

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