BBBブリードキット BBS-101でシマノ油圧ディスクブレーキのメンテナンス

こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
今回は毎日の通勤で使っているFELT VR3に使われているシマノの油圧ディスクのフルード交換をBBS-101を使って行ってみます。

BBS-101 ブリードキットの特徴

内容:シリンジ×3、ボトル、ホース、アダプター、クリップ

●油圧式ディスクブレーキ用ブリーディングキット
● Avid、shimano、Magura、hayes、sramに対応。
● DOTオイルとミネラルオイルに対応。

これ1つのセットでたくさんのブランドのブリーディングができるのが魅力的。
だいたい1つの純正ブリーディングキットを買うと3000円前後で、3ブランド揃えようとすると9000円かかるところ、このキットであれば4200円で揃ってしまいます。

今回はシマノのロード用油圧ディスクに使用してみました。

キット内容詳細

シリンジ(注射器)には最初からねじの付属する先端パーツが取り付けられています。
ブルーのパーツはホイールを外した時にパッド、ピストンが飛び出さないようようにするためのスペーサーです。フルードの付着を避けるためにはパッドを外してのフルード交換がおすすめですが、パッドはそのままで手早くフルードだけ交換したいという時には便利ですね。
白色のボトルは大きなワークショップフルードタンクからここに移しておいたり、使い切らなかったフルードを保管して運搬するための容器です。

 

シマノデュアルコントロールレバー側に取り付け

レバー側のフルード交換用キャップを取り外して、シリンジを取り付けます。

BBB BBS-101 ブリードキット シマノ油圧ディスクメンテナンス ブリーディングキット スラムブリーディングキット ヘイズブリーディングキット (8)
シマノ用のネジが最初から取り付けられているので、そのままシリンジをクルクルと入れています。
純正品のブリーディングキットだとここがカップ形状になっているのですが、その代わりにシリンジ内に古いフルードを貯めていきます。

キャリパー側への接続

ブレーキキャリパー側はねじの無いシリンジを接続します。
新しいフルードをシリンジ全体に入れて空気を押し出した状態でつなげましょう。
2/3ぐらい入れておけばシステム内のフルードを全部押し出せます。

古いフルードを押し出す

キャリパー側のスパナネジを緩めてシリンジを押し込むと古いフルードが押し出されてレバー側のシリンジに出てきます。押し出しきったら、そのまま抜いて素早く下の出口をウエスで押さえます。


シマノ純正のカップだと抜く前に上から栓ができるので、ここの作業での使いやすさは純正の方が上ですね。
心配性な方はシリンジにホースをつなげて(ホームセンターなどで購入)、シリンジで上から吸い出してあげるのもありです。

後は蓋をして、ピストン位置を調整してフルード交換終了です。
詳細なフルード交換方法はシマノのテクニカルサイトにも掲載されています。
保安部品ですので、交換作業は専門技術を持った販売店にて行ってください。
以上BBBのブリーディングキットの紹介でした。

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