サーファスのフロアポンプ FP-200SEの分解組立 メンテナンス方法

日本で2番目に売れていると噂のフロアポンプ

サーファスFP-200SE の構造を知るために分解してみます。エアが漏れてしまう等のトラブルが起きた時に、分解清掃、グリスアップで直る可能性もありますのでぜひ参考にしてみてください。

分解手順

本体上部の木ネジを外します 両側2本あります。
とても小さい木ネジなので、なくさないようにマグネットトレーなどに入れておいてください。
ネジがはまっていたメーターと一体になっている部分をメインのパイプから上に引き抜きます。すると、ハンドルと一緒に引き抜けて外れます。
シリンダーにはグリスがしっかり塗られていました。清掃して戻す時には同じようにグリスを塗ってください。
エアをメーターへ送り込む部分にL字型のパーツがはまっています。ここを外します。
細いアーレンキー等を挿し込んで矢印の方向に動かすと抜けます。
抜けました、Oリングが付いているので、組み付けるときにはシリコンスプレーを付けてください。

・台座付近の分解

台座の少し上にダイヤルがあります。これをマイナスドライバーを使って緩めます。変形しやすいので気を付けてください。
ダイヤルを外して押し出すと台座のパーツが抜けます。
メインパイプに沿うように細いレールの様なパイプが付いているので引き抜きます。
中に見える小さな穴が開いているパーツも外すことができます。うまくつまんで上に引き抜くと外れます。
ここにも小さなOリングが付いています。
台座上部のL字のパーツを引き抜いた後は台座裏のキャップが取れます。ここもoリングでシールされているので、組み付けるときはグリスアップが必要です。

・メータ部分

メーターも外すことができます。まずはシルバーのカップを外します。カップの一部にくぼみがあるので、そこをドライバーなどで引っかけて外します。
赤いパーツにかぶさるようについています。軽くひっかかっているだけのキャップなので、倒した衝撃などで外れることもあるかもしれません。その時はパチンと音がするまではめてください。
赤いパーツは黒い部分にねじ込まれているので、緩めると外れてきます。
赤いキャップが外れたらメーターは乗っかっているだけなので外れます。
丸で囲った部分にゴムのスペーサーが付いています。ここに隙間があるとエアモレの原因になります。シリコンスプレーやグリスアップをしておくといいでしょう。
メーターユニットとメーターがはまる台座の間にゴムスペーサーが入り、赤いダイヤルで圧力をかけて隙間をぴたっと埋めています。メーター付近からエアが漏れる場合は、赤いダイヤルの締込が不十分だったり、このスペーサーの密着度が弱い場合が考えられます。シリコンスプレーかグリスアップをしてきちんとダイヤルを締めると改善する可能性があります。

組立てる場合はこの逆をやるだけなので、省略します。

簡単ではありますが、FP200SEの構造についてでした。

ライトウェイプロダクツカスタマーサービス

カマタアツシでした

author:カマタアツシ ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス所属 海沿いに育ち、海のない埼玉県在住 3児の父 趣味はトライアスロン

 

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