アレックスリムズ「VXD4」インプレ 山中真 ALEXRIMS

立て続けでシクロクロスホイールのインプレッションをさせていただきましたが、今回はマウンテンバイクホイール、トレイルライドからレースまで使用できるホイールの紹介になります。

山中選手の記事一覧はコチラ

 

ALEXRIMS VXD4、価格は48,000円(税抜)

https://www.riteway-jp.com/pa/alexrims/820510.html

流石ALEXRIMSという値段設定ですね。

重量は1716g。

この価格帯のホイールとしてはかなり軽いです。

ホイール重量は大切です。
軽ければ登りは当然有利になります。
あとハンドル操作、バイクの操りが楽になります。

26インチ→29インチになり、もっさりした感覚を感じた人も多いはずです。
ホイールベース、フレームのジオメトリーと色んな要素がありますが、自分はホイールを軽くすることが効果的と思います。

 

アクスルサイズ:(F)9×100、15×100 (R)10×135、12×142

付属のアダプターで簡単に交換できます。

ブースト規格だけ対応していませんが、ほとんどのサイズに対応します。

 

インプレッションの為、カーボンホイールからALEXRIMS VXD4に交換しました。

同じくらいの重量なんだろうと思ってカタログを見てビックリしました(笑)

カーボンホイールと比べて重量は約200gほど重くなりましたが、全く重さを感じませんでした。

確かに高いホイールは軽くいいのが当たり前ですが、いかにコストを抑えより良い物を手に入れるか。

この価格ならば多種にわたり気兼ねなく使用できますね。

 

VXD4はしなやかさ、反動が心地よく、スムーズに進みます。
ホイールが伸び縮みする時に反動が起き、バイクを押し出してくれるような感覚、これがホイールを軽く感じさせてくれる要因です。

下りでは、しなやかさ、反発がうまく作用し線で下るのではなく、点で繋げられ下ることができました。
しなやかさで振動を和らげてくれ体にくる負担を軽減してくれます。

しなやかさ=柔らかい
ではなく横剛性はしっかりあります。
ダンシングでバイクを横に振ってもブレーキローターが擦ることもありませんし、スポークがきしむこともありません。

コーナーでバイクを倒し込み押し込んでも、素直な反発で返ってきます。
バイクを操りやすいってことです。

 

VXD4は中級グレードですが重量、バランス共によくできています。

自分のようにダートをよく走る人はカーボンホイールよりアルミホイールをオススメします。
カーボンホイールを日頃から使用するとなると気を使い楽しめません。

IRCタイヤならば取付、取り外しも簡単ですし(タイヤメーカーによります)、タイヤのビートの上がりも(空気の入り)楽に行えます。

あえて欠点を探すと、オフロード走る上では仕方ないことですが、色がブラックで傷が目立つくらいです。

サブホイール、少しグレードアップしたい、トレイルをガンガン走りたいという人にオススメです。

 

夏が過ぎ去りマウンテンバイクでトレイルライド、落ち葉の上を気持ち良くサクサクと走れるこの時季、考えただけで今すぐ山に行きたくなってきますね。

ALEXRIMSはマウンテンバイク、ロードバイク、シクロクロスバイクと色んな商品をラインナップしています。

一度、サイトをご覧ください。

きっと自分がほしい物が見つかると思います。

 

ラインナップはコチラ

https://www.riteway-jp.com/pa/alexrims/products.html

 

山中 真(やまなか しん)

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。

主な成績

・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝

ブログ

http://blog.livedoor.jp/sevenride/

Facebook

https://www.facebook.com/shin.yamanaka

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