『飯田忠司 トライアスリートへの道』⑫~大会当日編-その1~

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皆さんこんにちは。FELTサポートライダー、トライアスリートの飯田忠司です。

季節は12月になり、すっかりトライアスロン界的にはシーズンオフですが、コラムの方はいよいよ

「大会当日編」。

今回が最終回となります。

ここまで順調にトレーニングを積み、準備が整ったと想定して、大会当日の流れに沿ってポイントを絞ってお話ししていきたいと思います。

 

○大会当日の起床時間、食事について

起床時間

51.5㎞のレースは宿泊するというより、当日会場に車などで向かう事が殆どだと思うので、まず心配はいらないでしょうが、3,4時間前には起きていたい所です。

起きたら食事です。

消化、吸収の事を考えて、スタート時間の2時間前、できれば3時間前までを目安に食べると良いでしょう。

内容は主力エネルギー源となる炭水化物を中心に消化に良いものを選びます。

私の場合は外せないアイテムとして、赤飯と味噌汁という組み合わせが多いです。
(赤飯がなければおにぎり、お餅にする事もある。)

赤飯??と思う方もいるかと思いますが、単純に自分が、「赤飯が好物である。」という事もありますが、もち米は炭水化物として腹持ちが良く、また消化吸収に非常にすぐれた食品ですよ!というきちんとした理由があります(笑)。

味噌汁と合わせて、ナトリウム(塩分)補給という点でも、特に発汗量の多い時期にも良い組み合わせです。

またタンパク質補給という点からもプロテインやアミノ酸を追加する事も多いです。

注意すべき点は、レース当日、緊張で普段よりあまり食べられない場合。
この場合、無理に自分の決めた量を食べる必要はありません。むしろここで無理して食べようとしたり、または普段食べないような量を食べると、消化不良を起こして、肝心のレースで苦しむ事になりかねません。

腹八分目までの食事で、気になるようでしたら、途中でエネルギージェルを摂るなど、より消化の良いもので代用しましょう。

 

○登録&トランジッションセット

トライアスロンのレースでは準備に色々と時間がかかるので、2時間前までにはレース会場に到着しておきたい所です。

会場に着いてからまずやるべき事は

*選手登録(受付)

*バイク、ランニング用品のセッティング

です。

まず選手登録。

ここではレースナンバーの受取りなどがあります。
受け取ったレースナンバーを指定の位置に取り付けます。

取り付け箇所は主に、ウェアやヘルメット、バイクフレームです。

計測用のチップをこの時点で渡された場合は忘れないうちに、足首など所定の位置に取り付けておきましょう。
(チップはスイムエリアに入る前に渡される大会もあります。)

次にバイクやランニング用品のセッティングを行います。

これはトランジッションエリアと呼ばれるエリアで行います。3種目の切り替えは全てこのエリアで行います。

エリア内に自分のレースナンバーが書いたエリアがあるはずなので、そこにバイク、ランに必要なものをセッティングします。

以下の各種目に必要なものを用意いしておきましょう。

<バイク> レースナンバーの貼り忘れに注意!
*バイクシューズ(使用しない場合はランニングシューズ)
*ヘルメット(お忘れなく!)
*バイクボトル 夏場は51.5㎞のレースでも2本は必須です
*グローブ
*サングラス
*ゼッケンベルトの場合はレースナンバー取り付けたゼッケンベルト
など

<ランニング>
ランニングシューズ
帽子
靴下
など

<その他>
タオル(足を拭くなどにあると良い)
補給食(エネルギージェルなど必要に応じて)

セットが完了したら、

移動ルートの確認

をしておきましょう。

ここで言うルートとは

*スイムから上陸してきてトランジットエリアの自分の場所までとバイクスタートまで

*バイクから戻ってきて、ランニングをスタートするルート

の確認です。

意外に見落とされがちですが、本番はたくさんのバイクが所狭し、ズラリと並んでいます。実際のそれぞれのルートから見える景色、場所までのルートを自分の目で見て確認しておく事で、いざ、スイムから上がって自分のバイクのある場所が判らなくなって、トランジッションエリアでウロウロ・・というようなミスを防ぐ事ができます。

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○ウォーミングアップ

準備が整い、スタート1時間くらい前になったら軽く動的ストレッチなどを行い、ウォーキング&ジョギングで身体をほぐしておきます。時間は15分~20分程度でよいでしょう。

余裕のある方は最後の方に少しスピードを上げ、心拍を上げておくと良いです。もちろんアップはスイムで行っても良いです。

但し、暑い時はウォーミングアップをする事自体が体力を著しく消耗して、それだけで脱水になる可能性もあります。

暑い時はなるべく涼しい場所で待機し、ウォーミングアップの時間を短くする、ウォーキングなどに切り替えるなど、レース前に無駄な体力の消耗を避けるようにしましょう。

 

○スイムスタートへの準備

ほとんどの大会がウェットスーツ着用になります。

ウォーミングアップを終えたら、ウェットスーツを着用します。ウェットを着るのにも少し時間がかかります。

慌てて着ようとするとウェットスーツが破ける場合もありますので、時間に余裕をもって準備に入る事が大切です。

この時にワセリンをウェットの生地と肌が触れる部分(首、脇、足首など)に塗っておくとレース中に擦れて痛みが出る事を防ぐ事ができますのでお忘れなく!

準備ができたら、一度水に浸かって身体を水温に慣らしておくと良いです。時間があって軽く泳げれば尚良しです。

 

次は、いよいよスタートです!

「その2」に続く。

 

飯田忠司(いいだ ただし)
プロトライアスリート
日本トライアスロン連合指導者養成委員
トライアスロンスクールI-STORM代表

主な成績
2011年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 優勝
2012年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 2位
2013年 五島長崎国際トライアスロン エリート2位
2015年 五島長崎国際トライアスロン エリート3位

スクール情報(I-STORMサイト)
www.i-storm-tri.com/

オフィシャルサイト
www.iidatadashi.com

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