Felt IA FRD Disc インプレ 飯田忠司選手

Photo by Triathlon GERONIMO

IA FRD自体はこれまでも乗っていたが、今回の主な変更点は以下の通り。

1:ディスクブレーキ化、2:2か所の新型のストレージ、3:フレームサイズの変更

まずフレームサイズの変更(510→540)。

本来、身長からすると520-540サイズが適正サイズながら遠征やポジションの事情でここ数年はやや小さめの510サイズに乗っていたが、久しぶりに540サイズに戻してみた。最近のトライアロンTTバイクは快適性を重視した設計の為、トップチューブの長さが短く、スタックハイトも高め、DHバー周りの調整幅も大きくできるようになり、長時間のDHポジションも無理なく出せる事が可能になってきているため、今回のサイズ変更後も快適なポジショニングとライドが行えていると感じている。

2か所の新型ストレージ。

トップチューブについているストレージは主に補給食を入れるものであるが、新型は旧型よりも搭載可能な量が増えて使い勝手が向上している。具体的には旧型は大きさにもよるがエネルギージェル3つ程度が限界であったが、新型は5つくらいなら余裕で入るスペースと取り出し口のゴム製の蓋は取り出し口の切込みが工夫されていて、ライディング中の取り出しを容易にしてくれている。シートチューブ後部の収納はBTSパックと呼ばれ、主に工具やチューブを収納する事ができる。雨に濡れる事もなく、トレーニング時の収納がバイクジャージ以外に増え身軽にトレーニングに出かける事ができ、かつどちらもCFD解析を重ねた形状設計されていて、つけているだけでエアロダイナミクスの向上が期待できるというのだからつけない手はない。

最後にディスクブレーキ化。

最大のメリットはブレーキシューを使用しなくてよくなったことによる制動力の安定化。特に雨天時のブレーキ制動力の不安定さが劇的に改善され、レース、特に細かいアップダウン、狭いコーナーなどが多い日本のレースのバイクコース、トレーニングコースでは大きなメリットである。もちろんディスクブレーキ専用のホイール、ローラー台、スタンドなどを新たに用意しなくては行けなくなる為、初期投資にややコストがかかる、ブレーキパットの調整に慣れが必要などの初期の大変さはあるが、先述の制動力の安定化などの導入のメリットの方がやはり大きいと感じた。多くのメーカーがここ数年新しいモデルにディスクブレーキを導入してきているいる理由も実際に使ってみるとよくわかる。もちろんIA独自のフレーム形状によるメリット、特に向かい風時のスピード維持力などは健在。それでいて、ディスクブレーキ化などによる更なるバージョンアップ。厳しい気象条件の中でも快適かつ最速でバイクパートを駆け抜け、最後のランパートに繋がる走りをきっと多くのアスリートにもたらしてくれるだろうと思う。

飯田 忠司 選手

プロトライアスリート、コーチ
トライアスロンスクールI-STORM代表
日本トライアスロン連合指導者養成委員
埼玉県トライアスロン連合理事

<主な成績>
2011年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 優勝
2012年 佐渡国際トライアスロンAタイプ 2位
2013年 五島長崎国際トライアスロン エリート2位

スクール情報(I-STORMサイト)
www.i-storm-tri.com/

オフィシャルサイト
www.iidatadashi.com

 

参考にならなかったまあまあ参考になった面白かった感動した (2 votes, average: 5.00 out of 5)
読み込み中...

↑星マークをクリックして、記事の評価をお願いします!
一番左が最低、右が最高評価です。

気に入ったらシェア!Share on Facebook
Facebook
Pin on Pinterest
Pinterest
Tweet about this on Twitter
Twitter