『飯田忠司 トライアスリートへの道』① ~トライアスロンとは~

皆さんこんにちは。FELTサポートライダー、トライアスリートの飯田忠司です。

このコラムでは、「これからトライアスロンに挑戦したい!」という方に向けて、大会、道具、3種目のトレーニング、大会準備などトライアスロンデビューに向けて必要な役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!

 

早速ですが、第1回の今回のテーマは

「トライアスロンとは?」

と題して、大会の種類、選び方、準備期間などについてお話ししたいと思います。

 

<トライアスロンの今>

水泳、自転車、ランニングを一度に連続して行う競技「トライアスロン」は、1970年代にアメリカで生まれた比較的新しいスポーツです。

2000年のシドニーオリンピックで正式種目となり、最近はメディアでも随分と取り上げられるようになりまして、トライアスロンも随分と多くの方に気軽にチャレンジしてもらえるようなスポーツになりました。

現在では各大会でエントリー開始後すぐに定員一杯、または抽選と、ランニングの大会同様に、大会によっては出場する事も大変な状況になりつつあります。

 

<様々な距離>

一口にトライアスロンといっても実は様々な距離設定があります。

代表的なものを4つ挙げてみます。

 

スプリントディスタンス:スイム750m+バイク20km+ラン5㎞

オリンピック(スタンダード)ディスタンス:スイム1.5㎞+バイク40㎞+ラン10km

ハーフアイアンマン:スイム1.9㎞+バイク90㎞+ラン21㎞

アイアンマン:スイム3.8㎞+バイク180㎞+ラン42.195㎞

 

スイムは海ではなくプールで開催される大会もありますので、水泳に不安を抱えている方はまずはプールでの大会にチャレンジすると安心ですね。

 

また3種目ではなく2種目の競技もあります。

デュアスロン(ラン+バイク+ラン)

アクアスロン(スイム+ラン)

 

冬場はデュアスロンシーズンですので、既に自転車をお持ちで体力に自信のある方はトライアスロンへのステップアップとしてチャレンジしてみるのもいいですね。

 

<大会の選び方と準備期間>

IM JAPAN BIKE

初めてトライアスロンに挑戦する場合は、やはり負担が少なく気軽に取り組める、短い距離の大会(スプリントタイプ)からチャレンジし始め、徐々に長い距離のレースにチャレンジしていく事をお勧めします。

 

準備期間は1年間あれば言う事なしですが、短い距離(スプリントなど)の大会に出場予定で、水泳など3種目のどれかの経験を既にお持ちの方あれば、半年くらいでも間に合うでしょう。

これらを考慮すると6月くらいから夏場にかけての大会に目標を定めて、今からコツコツ練習と準備をしていけば十分間に合います。

南ア ラン

 

大会情報につきましては以下に代表的なサイトを紹介しますので、参考にしてください。

 

*JTU日本トライアスロン連合(http://www.jtu.or.jp/

*Triathlon LUMINA (http://triathlon-lumina.com/

*TRI-X(http://info.tri-x.jp/ )

 

先述の通り、人気大会は申し込み開始後すぐに定員になってしまう可能性もありますし、早めに目標大会を定めて練習をした方が、モチベーションも保てますので、これらのサイトを参考に早い段階でチャレンジする大会を決めると良いですね。トライアスロンを既にやっている方が周りにいれば、お勧めの大会なども判ると思うので相談してみるのもいいと思います。

 

<トライアスロンって過酷?>

トライアスロンというと3種目連続で長距離をこなす為に「過酷」「辛い」イメージが常に付きまといます。

 

何を隠そう、これを書いている私も大学でトライアスロンを始めた人間で、高校までずっと剣道をやっていたので、当然、陸上や競泳経験はゼロ。しかも高校にプールがなく、水泳を習っていた訳でもないので、まさに泳げない、漕げない、走れない状態からのスタートでした。

初めてのランの練習では30分程でお腹が痛くなり、途中で歩いて帰り、更に翌日は酷い筋肉痛で階段を手すりに捕まりながら横歩きでヨタヨタと降りるような有様で、レースになんて出る事ができるのか?と本気で思った事を今でもよく覚えています。

 

しかし人間には有難い事に今までできなかった事に適応していく力があります。そうした状態の中でもコツコツと練習を積み重ねていけば、いつの間にかできなかった事ができるようになっていきます。また少し思い返してみてください。皆さんも、小さい頃から自転車に乗ったり走ったり(歩いたり)、学校水泳またはスイミング・・・と、多くの方は各種目に何かしらの形で触れてはいるはずで、日常生活の中で既に経験している事なのです。

朝寝坊して、急いで自転車で駅まで向かって、駐輪場に自転車を停めて、そこから走って電車にギリギリ間に合った!・・・もうこれは立派なデュアスロンです(笑)

 

<トライアスロンの可能性>

トライアスロンをやっていて良かったなあと感じる事は多々ありますが、その中でも良いと感じるのは3種目のトレーニングができるようになった事で、臨機応変に色々な方法で身体を動かす発想が生まれた事だと感じます。

 

これは他のスポーツですとなかなか生まれにくい発想で、どうしてもその種目の練習のみになってしまいがちです。

ところがトライアスロンをやっていると、今日はスイム、明日はバイクかラン・・・と3種目で飽きずに身体を動かす術と思考をもつことができるようになります。(もちろんやり方を間違えるとオーバートレーニングになってしまう可能性もありますので注意は必要です。)

 

例えば足を故障してしまい走る事はできなくなってしまった場合、トライアスロンの場合、走れないなら、痛くない範囲でバイク、水泳のトレーニングをするという発想が容易に生まれ、故障が治ってランニングのトレーニングを再開した時の心肺機能、筋力などの低下を防ぐ事ができます。

実際にランナー出身の方でトライアスロンを始めてからランニングの記録も伸びた!というような声を聞く事も多々あります。

「3種目連続でやる過酷な種目」

ではなく、

「3種目もできるようになる種目」

として、トライアスロンは、多くの方にとって長く運動を楽しめ、健康でいる為に非常に有益な、大きな可能性を秘めた種目であると感じます。

 

こうして練習を積み重ねていき、できなかった事が徐々に出来るようになり、やがてレースに挑戦し、3種目を通して刻々と変化する自然環境、自分の身体との対話の中で目指すゴール。そしてその先にある日常生活ではなかなか味わえない達成感、充実感は競技歴約20年の私でも未だに変わらず何にも代えがたいものです。

 

皆さんにも是非トライアスロンにチャレンジしてもらい、この充実感、体感してもらいたいですね。

という事で、より充実したチャレンジにする為にも早めに目標大会を決めて、今から準備をしっかりとしておきましょう!

IM JAPAN F

 

今回はここまで。

次回2月更新予定の第2回はトライアスロンに必要な機材・道具についてお話ししたいと思います。

 

 

飯田忠司(いいだ ただし)

プロトライアスリート

日本トライアスロン連合指導者養成委員

トライアスロンスクールI-STORM代表

 

主な成績

2011年 佐渡国際トライアスロンA優勝

2012年 佐渡国際トライアスロン2位

2013年 五島長崎国際トライアスロン エリート2位

 

スクール情報(I-STORMサイト)

www.i-storm-tri.com/

オフィシャルサイト

www.iidatadashi.com

 

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