超えろ、出展峠!! Mt.富士ヒルクライム出展レポート

ライトウェイプロダクツは6/12(日)に開催された「富士の国やまなし Mt.富士ヒルクライム」に出展。通称「富士ヒル」、今年は約8000人が出走、ヒルクライマーの祭典に相応しい賑やかなレースになりました。

富士ヒルクライム 公式サイト

レース開催日の日曜日には、トップ選手からビギナーまで、ライバルや己の記録に挑むヒルクライマー達の熱き戦いが繰り広げられていた…のですが、私たちブース出展メンバーにはその前に立ちはだかる「出展峠」を超えなければいけなかったのです。

忘れ物企画に最高のネタを

今回のブースではイベント企画「#私は富士ヒルにコレを忘れました」を開催しました。

イベント等も徐々に開催されるようになり、久しぶりのレース。しかし何を持っていくか忘れてしまいがちです。
会場について「あっ!あれ忘れた!」なんて事もよくあるんじゃないでしょうか。
そんな忘れ物を特製掲示板に記入して告白しよう。勇気ある告白をSNSにアップしてくれた人にはTシャツをプレゼント!

久々のレースを楽しもう!忘れ物だって笑い飛ばそう!
という、ポジティブに笑いを取る企画のはずでした。まさか自ら最高のネタを供してしまうとは想像もしませんでした。

沢山のブースが出展するため、設営は比較的空いている金曜日の午後から行い、夕方には終了予定。
順調に設営は進んでいましたが、何か足りない感覚があって、よくよく探してみると、

 

オーマイガー!! 

なんと、メインで展示予定だったFLRのシューズ展示品をまるっと忘れていることに気が付きました。
これは忘れ物企画の一つで、「レース用にシューズを忘れた可哀想な子羊にシューズを貸してあげる企画」でも使うものでしたが、忘れてしまったらそもそも企画が成り立ちません。幸いまだ倉庫にスタッフが居る時間だったので、確認してみると倉庫にありました。

今から倉庫のある板橋区に取りに行けば、なんとか今日中に戻って来られる計算です。

この峠を越えねば、明日は無い!!

物が無くては話にならないので、来た道を引き返し倉庫に取りに戻ります。設営が終わったら温泉で癒されて名物「ほうとう」を味わっている優雅な時間になるはずでしたが、自ら「シューズを忘れた可哀想な子羊」になってしまうとは!

幸い渋滞等は無く、日が傾きかけた頃、無事倉庫に到着。荷物を受け取って、とんぼ返りで富士吉田に戻りますが、その前に…
一度行こうと思いつつ、あちこちで見かけるのでついついスルーしていた「山田うどん」で腹ごしらえ。

残念ながら「ほうとう」ではないですが、さすが埼玉ご当地ソウルフード、美味しく頂きました。

同じ道を戻るのですが、圏央道のあきる野を過ぎた辺りから雨が降ってきて、だんだん激しくなっていました。視界がどんどん悪くなっていきます。温かい温泉の代わりに、無情の冷たい雨の洗礼。これも出展峠でしょうか。この雨はどこまで伸びているのか。設営したブースに降ったとしたら、ダメージがありそうなぐらいの激しさです。

幸い、雨は途中で止んで、日を跨ぐ前に無事に富士吉田に戻ることができました。まずは一つめの峠を越えて一安心。どうやら会場付近は雨も降らなかった様子です。気持ちを切り替えて明日に備えます。

#私は富士ヒルにコレを忘れました

さて翌日、雨の予報は出ていますが、無事にブース出展物も揃いました。

もちろん特製掲示板に例として「展示用のシューズを忘れました」は真っ先に記入!!
ご来場の皆様に大うけしたので、取りにいった甲斐はありました!しかし再発しないよう、気を付けないといけないですね。
幸い、こんなに派手な忘れ物はいらっしゃいませんが、獲る筈だった「シルバーリング」「ブロンズリング」を忘れていた方は複数いらっしゃいました。ちゃんと取り戻せるよう、スタッフ一同、明日の快走を祈ります。

おっと、レースエントリーを忘れてしまった方もいらっしゃいました。悔しい、残念! その悔しさは来年ぜひ晴らしてください!

お忘れ物掲示板の様子は、ツイッターとインスタグラムのハッシュタグ「#私は富士ヒルにコレを忘れました」で見ることができます。

ヒルクライマーにおススメアイテム

昼前から雨が降り出し、本降りになってきましたが、会場内は変わらず賑わっています。

今年は待ちに待った本格的な開催ともあって、熱心に製品を見ていく方が多かったように思います。

ブースではFELTのハイエンドモデルの展示、試乗のほか、パーツ&アクセサリーの展示も行いました。

軽量で汗が溜まりにくいFLRのニットシューズ、素手派でも違和感の少ないBBBのグローブ「コース」、トレンドを意識したエアロスリーブ、着回しに便利なベーシックデザインの「エアロフィット」等、一秒でもタイムを縮めたいヒルクライマーの皆様へ、役立つアイテムをご紹介できたでしょうか。

富士山に見守られて

さて翌日は雲に覆われていたものの、富士山も顔を出し意外に好天のようです。
朝からずっと途切れることなくスタートするライダーの波、日本最大のヒルクライムの祭典というのが伝わってきました。

さて、シューズ貸出企画も無事?!誰も借りずに終了!と思ったら「ここでシューズを借りられると聞いて」と仰る方がいらっしゃいました!!
久しぶりのレースでつい忘れてしまったそうです。ぴったりのサイズのシューズもあったので、お貸出しできました!
富士山も少しづつ顔を出し、絶好の自転車日和の中、いってらっしゃい!!

弊社スタッフも出走しましたが、どうやらボトルケージを忘れたようです。会場MCに「ボトルケージ無いけど大丈夫?」とツッコミを入れられていました。(ポケットにしっかりとボトルは入れていたそうです。MCの皆様、ご心配頂きありがとうございます!)

昨日の雨でずぶ濡れになったバナー類もすっかり乾いてしまうぐらい、会場はすっかり晴れて夏を感じさせる暑さになってきました。

やがて続々と会場へ戻ってきた選手の皆様。思い描いた結果が出た人も、目標タイムに届かなかった人も、おつかれさまでした!!

ここ数年の状況を鑑みるに「集まって目標に向かって走るリアルイベントの楽しさ」を改めて感じた方も多かったのではないでしょうか。お貸出しのシューズも、完走のご報告と共に無事戻ってきました。せっかくの機会を無駄にせず済んで良かったです!!

 

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