NUTT 油圧ディスクブレーキのブリーディングについて


今回はNUTT油圧ディスクブレーキのブリーディングについて解説します。
日本ではあまり流通していないブランドなので、お店からも仕様についてよくお問い合わせを頂きます。
ライトウェイ取扱車両では現行(2023年7月現在)のGTアバランチェスポーツ、コンプ、エリートにNUTTの油圧ブレーキが使用されています。

因みにNUTTの読みはネットで調べてみると「ナット」、「ヌート」が出てきますが、筆者は語感が良いので「ナット」読みを採用しています。

【ブリーディングキットについて】

NUTTはSRAMと互換性があり、ブリーディングキットはSRAM用を使います。
ただし、注射器の先端についているブリードニップルの長さにご注意ください。
実はサードパーティーのブリードニップルの長さは一定ではなく、SRAM対応品であってもブリードニップルをレバー側に固定できない場合があります。

因みにライトウェイ取り扱いのSRAM対応キット、#030405 BLEADKIT(BBS-102)及び#205373 BLEADKIT(BBS-101)は写真のようにブリードニップルが短いので使用できません。


頭の部分が邪魔をしてネジ山にブリードニップルがギリギリ届かない!(キャリパー側は固定OK)

筆者が普段使用しているものはメーカー不明のブリードキットです。

一応頭から下の長さが1.5cmのもので使用できているので、お求めの際はSRAM純正か、ある程度長さのあるブリードニップルのものを探しましょう。

【使用するオイルについて】

オイルはミネラルを使用します。
SRAMと互換性があるのでDOTオイルと勘違いしやすいのですが、ここは要注意です。
筆者はSHIMANOのミネラルオイルを使用しています。

【オリーブとインサートについて】

オリーブとインサートもSRAM用を使います。
ただし、使用するものはインサートをトルクスレンチで回し込むタイプではなく、圧入するタイプとなります。オリーブの形状も異なるのでご注意を。


主に近年のモデルに用いられているトルクスレンチでインサートを回し込むタイプ。こちらは使用できません!


比較的古いモデルに使用されているインサートを圧入するタイプ。こちらのオリーブとインサートを使用しましょう!

【ブリーディングの手順】

ブリーディングの手順はSRAMと同様の方法です。
レバー側とキャリパー側両方に注射器をセットし、キャリパー側からオイルを流し負圧と加圧を注射器にかけながら作業を行います。

以上のように専用工具を揃える必要や、ブリーディング自体も比較的難易度の高い作業になるので、基本的に一般ユーザーの方はお店に持ち込むことをオススメします。

ただ一度できるようになるとランニングコストを抑えることができるので、興味のある方はぜひトライしてみて下さい。

参考にならなかったまあまあ参考になった面白かった感動した (3 votes, average: 4.33 out of 5)
読み込み中...

↑星マークをクリックして、記事の評価をお願いします!
一番左が最低、右が最高評価です。