IMPRESSION「サイレンサーダイレクトドライブ マグ」

あらゆる性能に長けた次世代室内トレーナー
 ダイレクトドライブ式トレーナーのサイレンサーダイレクトドライブ マグはサイクルオプスのフラッグシップモデルだ。これまでのトレーナーとは違ってリアセクションをトレーナー本体に直接ジョイントするのである。
 取付けはごく簡単で、リアホイールを外してトレーナー側に設けたリアハブを模した装置に装着するだけ。装着する際に、固定するためのレバーを左右から締め込む。リアディレイラーをトップギアに移動させておかないと、着脱時にレバーに接触して外しにくい。慣れないうちは固定レバーを外して取り付けると良いだろう。リアエンドのサイズもスペーサーを用いることで130/135mmのエンド幅に対応できる。
 700Cのホイールサイズでは、フロントをリフトアップする必要はなく、自然なアングルを維持できる(26インチはおそらくライザーブロックが必要になるだろう)。負荷は遠隔操作が可能で手元のレバーで変更することができる。負荷は5段階も変えることができ、かなり高く設定できる。個人的にはオーバースペックではないか?と思ったほどで、ほとんどの人が満足することができるだろう。

 なによりもこの機構であれば、ホイールやタイヤを痛める心配がない。通常、タイヤはトレーナーで用いると摩耗も激しく、ランニングコストも馬鹿にできないばかりか、室内で行う場合は、粉塵となって部屋を汚すことも考えられる。そういったストレスがまったく発生しないのが、新世代トレーナーの魅力だろう。
 乗車時のバランスをとるために、脚は通常のトレーナーよりも広範囲に広がっている印象だ。その甲斐あって安定性は抜群に高い。走行感は、踏み出しのときにやや負荷を感じたが、標準的なトレーナーよりもリアルなライディングに近い。フレームは頑丈だが、それだけに重い。レースなど野外に持ち出すには骨が折れるし不向きだろう。室内トレーナーとして活用するのがベストだ。またしばしば取り外して使うというよりも専用バイクを用意して、日々のトレーニングに集中する、といった使い方が個人的にはフィットした。
 静寂性は、一般的なトレーナーやサイクルオプス製品を含めてまったく異なる音を発するイメージだ。騒音レベルはかなり小さいが、ユニットから発生する風がかなり大きいのが印象的だった。
 固定式室内トレーナーとしてはかなり高いスペックをもっているだろう。トレーニング用バイクを用意している人は今すぐこのトレーナーに装着するべきだ。
豊富な負荷調整の幅、静寂性、安定性。室内という環境限定であれば現状、最高の選択肢と言える。
手元で負荷を調整できるレバーとケーブルが付属 ローラー台に直接、車体をホイールに装着する独自の方式
【取り付け方法】
ホイールを外してスプロケットをローラー台に装着。 エンドを本体に取り付けて締めこんで固定します。
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