JBCF那須ロードレース 中村龍太郎

生田目さんちで目覚める朝。MCシンジさんの声が届くレベルで近い&静か。

那須町役場前をスタートする那須ロードレース。
前日の大原食堂での夕食の後、丁度設営を始めていたけど、地元の協力あってこそだなと、頭が上がらない。
E1レースは朝一なので生田目さんちに放置される僕とイノー氏。プリキュアを見ながら朝食。
ヤンボーに思いを馳せ、真ん中の子のツインテールのボリュームが大きすぎて他のメンバーから文句が出ないのか心配する。

二日連続でさらりと駐車場に車を停めることができ、準備。前日の大雨はどこへやら。いい天気。
ステージの出番の前にイナーメオイルを監督に塗ってもらう。その上からWAKOSの日焼け止めを塗らないと効果が無いらしい(犬談)
ゴリラクリニックでの脱毛の関係で足は入念に塗っているので、ついでに腕と顔と首の裏(SUNVOLTのセパレートワンピは首が開けているので焼けやすい)に塗りたくる。

前日岡(兄)もタメさんちに泊まったので、遠藤さんの話になり、どうやら真面目そうに見えて面白いことを考えている人だという情報を得た。
今日は遠藤さんに語ってもらおうと煽るも、断られる。温めているネタを出すにはまだ時期尚早ということらしい(多分違う)

MITSUI

PHOTO BY 三井至

勝手に語りだすトヨカツさんを意図的にパスした廣瀬GMからコメントを求められたので、とりあえず朝に結果が出ていた兼松さんの富士ヒル優勝をネタに「負けじと頑張る」と締めくくる。

2015年の全日本のコースを一部使用する一周7.1kmの短いコース。スタートしてレの字に曲がり、平坦を経て二車線を一気に下る。
左に曲がって田園区間は緩やかに登るけどほぼ平坦。それが終わってから左に曲がり200m程登る坂が、このコースで一番厳しいところであるが、
その後の下りを過ぎるとゴールに向かってまた緩やかに登っていく。ゴールまで2km弱を一直線。

逃げの面子が良ければ逃げ切りの可能性もあるし、どこかのチームが集団スプリントにしたい場合はコントロールするだろうし、どう転ぶかわからない。
アタックかけるとしたら唯一の登り区間なのだろうけど、如何せん短く、勾配も緩い。
とりあえず様子見という意味も込めて最後尾に並ぶ(けして日向が暑くて、スピーカーの音が大きいから、民家の屋根の下で休んでいたとは言えない)

マスドスタートがかかると早くも逃げたい人たちがアタックしていく。当然一番後ろなので静観。完全にトヨカツさん任せ。
二車線を埋め尽くした大きい集団のまま長い下りに入る。試走をしていないのに加え、前も見えないので癖で車間を切る。
中腹までくると、パニックブレーキの音をきっかけに集団左側で落車。凹っと穴が開いたように選手が消えて右側になだれ込んでくる。
車間が開いていたとはいえ、真ん中付近にいた僕はフルブレーキをかますが、スピードを考えると止まらないだろう。
諦めて自転車をわざと倒して右のクリートで着地。そのままスキーのブレーキングの要領で滑っていく。クリートは死んだ。

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無事に集団に突っ込まずに止まれて、後ろにいたから突っ込まれることもなく。被害はバーテープが若干破れたこと。
チェーンが落ちていたのを直したら、大東さんも巻き込まれていた。「大丈夫!?」と声をかけるも自分の復帰が最優先なので置いていく。
フィッツの佑真とAQUATAMAと前の見えている集団を目指す。
佑真がダメージが大きいのか後ろで辛そうで(実際にはフレーム逝ってた)置いていくことになったけど、ゴール前には二人で追いつくことができた。
ただ、レースがニュートラルになっているようで、無駄に足を使ったことを悔やむ。
救急車が入るようでレースは中断。REDBULLガールにREDBULL貰いに行ったり、民家の軒下で休んだり。
45分も中断したことで思い出される広島。レースはやはり短縮のようで7.1km×15周=106.5kmが、×12周=85.2kmに変更された。つまりS/Gに戻って残り10周。

再スタートが切られる雰囲気になったので今度はトヨカツさんのいる前の方を陣取る。下りを考慮してパレードスタートとなり、下り切ってから田園区間でレーススタート。
集団の前の方で強力な逃げに目を光らせる。S/Gを過ぎたあとの下りでモニエ氏のペースアップにより集団が千切れ、佐野さんやアベタカさんが前にいたので自分の勘を信じてブリッジ。

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PHOTO BY 五月女さん

下りきると一気に後ろと離れているようで集団も人数が多い。14人できた集団には有力どころがびっしりだったので、これは決まると確信。
後ろの集団が40秒から次には1分差になるが、1分差がしばらく続く。モニエ氏が緩い登りは献身的にアシストするため、快適な巡航。逆に唯一の登りは思った以上に遅くて不安になる。
後ろはANCHORの選手がアタックをかけたようで、バイクの黒板のNO.で判断する。アベタカさんに話をしたら、ブリッツェンも前に一人欲しいらしい。

KUMA

PHOTO BY KUROKUMA

なので牽引する人もいないため、追走でできた5人は8周目にあっさり追いついてきた。先頭はANCHOR×3,MTR×3,BLI×3,SMN×3,AIS×2,BLAZEN×2,VENTOS,KINAN,僕。
集団との差は3分になったので(全員降ろされたそうな)、19人の戦いに。
3分差がついた集団からは、KINANの椿がアタックするも半周ほどで吸収される。SMN入部さんやAIS早川さんのアタックも決まらない。
吉田さんが千切れたようでMATRIXの攻撃もあったが集団は一つ。

SHIZU

PHOTO BY SHIZU FURUSAKA

最後の登りでホセ氏辺りがアタックするであろうと予想し、登り手前でポジションを上げる。しかしモニエ氏のハイペースでアタックがかからない。
ただ、この時点で足に余力があったので、自分としては「何も無いのかよ!」と肩透かし。
ホッとして足を使わないように登り切りで後ろに下がる。下りを経て佐野さんの後ろ。コーナーでできた車間を詰めるかと思いきや、ちらっと後ろを振り返るとワザと中切れ。
ホセ氏が前にいるから、牽く必要はない。やられた。下がったのが良くなかった。中切れを埋めることはできたが、足は消耗する。
モニエ氏の牽引により、縦に伸びるが自力で上がるしかない。吉岡が下島を連れて上がっているのに便乗させてもらい、残り400m。
初山さん→龍→玲→ホセ氏→吉岡→下島→僕でブラ―ゼン列車がそのまま先頭まで出てくれれば勝機あり!
と思っていたら、下島が「スイマセン!!」とツキ切れ。それを見た吉岡も踏むのをやめたので二台分開く
「なんでやめんだよぉぉぉくぁwせdrtgyふじこlp!!!」

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PHOTO BY KANAKO TAKIZAWA

暴言を吐きながら中切れを埋めようとするが既に前はスプリント体勢で差は詰まらない。
ロングスプリントみたいになったのでタレて後ろ二人に抜かれ、6位でフィニッシュ。
二日連続の一桁ではあるが、内容は微妙。それでも勝ち逃げにのってスプリント出来たことは成長したのだろう。
単騎であるからどうしても他力本願になってしまうが、上手く玉の輿にのれ、立ち回れるようになりたい。
やはり栃木のレースはお祭り感があってイイ!!出店を回ることが出来なかったから次回は堪能したいところである。

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