Amusement sports⇒Cyclo Cross ①シクロクロスは、面白い!!

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弊社ライトウェイプロダクツジャパンがサポートするシクロクロスチーム「FELT-mistral」。

その監督であり、シクロクロスが多くのサイクリストに認知される以前からレースを主催したりと長年シクロクロス普及に尽力されている大山智さんに、全4回にわたり、シクロクロスの魅力についてコラムを書いて頂くことになりました。

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大山 智 (オオヤマ サトル)

(総合型スポーツクラブ)mistral.sports.club代表
北海道出身
日本大学文理学部体育学科卒業
札幌YMCA幼児体育.スイミングインストラクター
中学校体育教諭26年在職後
都内体育の家庭教師会社にて指導者として従事後に独立
「体育の家庭教師エスポル」設立
同時に自転車チーム「equipe mistral」監督として活動
◆2015年春 「総合型スポーツクラブ:mistral.sports.club」設立
◆練馬区スポーツリーダー
◆SSC平和台指導者(ジュニアスイミング、キッズ体操)
◆「まえばしシクロクロス大会アドバイザー」
◆「おもてなしまえばしシクロクロスアドバイザー」
◆「北海道シクロクロス大会アドバイザー」
◆「埼玉県吉見総合運動公園ウオークラリーアドバイザー」

(シクロクロス活動)
◆ FELT-mistral監督
◆ GP-mistral大会主催者
◆ JECX(東日本シクロクロスネットワーク)事務局長

 

1 シクロクロスは、面白い

2 レース参加にあたりノウハウ

3 シクロクロスのフィールドは広い

4 シクロクロスバイク購入のアドバイス

 

シクロクロスは、奥も深いのでその魅力をすべてお伝えできることは不可能ですが、少しでも今回のコラムを読んでいただきシクロクロスに興味をいただければ幸いです。

 

第1話:シクロクロスは、面白い!!

ちょっと前までのシクロクロスのイメージは

「ハードそう」

「初心者では無理かな」

「チームでないとレースには参加しずらい」

「クラス分けが厳しそう」

こういう声がよく聞こえてました。

確かに「○○シクロクロス大会」という場にいくと、走っている選手のレベルも高くて初めてレースに参加することは「勇気?」が必要であったかもしれませんね。

でも最近は「○○イベント」会場にてシクロクロスレースもやってます。とかシクロクロスのイメージが、以前よりもかなりソフトになってきたような気もしますね。

シクロクロスのスポーツ特性がある意味「運動会の障害物競争」みたいなものでして、コース内にもいろいろなセクションがあり、そこでのハプニングシーンなどは参加していても

観戦していても面白いシーンです。

レベルの高い選手はそういう難所もテクニック&パワーで走りきっていく姿もなかなかかっこいいものです。

ロードレースの冬場のトレーニングから発祥したといわれるシクロクロスだけあって、公園内や畑などでレースも開催されることが多いのですが、そのロケーション(地形など)を自転車で走ることはテクニックや体力など身に着けば身につけるほど面白く自由に走ることが可能です。

レースにおいては、「シケイン」と呼ばれる「障害板」も一時停止することなく流れるような動きで越えていく姿は、乗馬競争の障害を越えていくサラブレッドの様相です。

また泥や砂地、積雪、凍結路などをパワーとバランス、テクニックで走破する姿はまさしく「4WD車」でのラリー車のようです。

という見た目のシクロクロスの魅力ですが、バイクを操るライダーは、シクロクロスの魅力にはまっていくと、とどまるところがないのが、これまたシクロクロスの面白い世界です。

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そして、もうひとつ忘れてはいけないのが「サポートメンバー」の動きです。

シクロクロスのレースでは、選手の活躍をサポートするメンバーがいます。

走るわけではなく、レース中の選手の機材トラブルに瞬時に対応するメカニック的サポーターです。

よく皆さんは、車のレース「F1」のレースシーンをTVなどで観たことがあると思いますが、ドライバーが車の調子がおかしくなるとサーキットの指定された「ピット」に入りますね。

すごい短時間にメカニックが燃料を給油したり、タイヤを交換しています。

シクロクロスもそれに似た作業を行う「メカニック」が選手をサポートしています。

選手経験がなくても選手をサポートしてレースに参加する人たちがいることもシクロクロス独特の面白さです。

国内外を問わず、このサポート体制が組めた選手やチームが活躍していることが特徴でもあります。

また機材の面でも面白いです。

シクロクロスはロードレースの延長線上の機材が主なのですが、オフロードを走るためにいくつかの工夫がされています

昔は、なかなか良い機材が入手できなく苦労していましたが、現在では容易に入手できます。

そういう点では個人の楽しみとして機材をいじるのも楽しみの一つでしょう。

「タイヤの選択」

「ポジションの工夫」

「ギヤの選択」

「ペダルの選択」などなど

オフロードスポーツならではの楽しい世界です。

ちょっと専門的な内容になってしまいましたが、国内のシクロクロスが動き出すシーズンです。

ぜひぜひ、この面白いスポーツに今年は一歩足を踏み入れましょう!!!!!

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