2026年7月11~12日に行われた「DOWNHILL SERIES 白馬岩岳」にCrankbrothersがサポートする朝倉佑太選手が出場しました!
結果は2位!おめでとうございます!!

開催概要・リザルト
DOWNHILL SERIES 2026 #4 白馬岩岳
開催日:2026年7月11~12日
開催場所:白馬岩岳MTB PARK
リザルト:
予選2位
決勝2位
以下、レースレポートです。
1日目 試走
白馬へ向かう途中、安曇野付近で車両トラブルが発生し、急遽車を借りる対応を行ったため、白馬岩岳への到着が予定より約1時間半遅れてしまいました。
その影響で試走時間は限られてしまいましたが、残された時間を有効に使うことを意識して走行しました。
当日は気温が高く、コースコンディションは全体を通してドライでした。一部ルーズな路面もありましたが、グリップは良く、とても走りやすいコンディションでした。レイアウトは2025年大会のコースをベースとしており、新設されたロックセクションや当て込めるバーム、フープスが追加されていました。
週末を通して雨予報はなく、コンディションの大きな変化はないと予想されたため、スピードを落とさず直線的に走れるラインを重点的に確認しました。
試走時間が短くなってしまったこともあり、途中で止まって細かくラインを修正するよりも、スタートからゴールまで通して走ることを優先し、走行本数を重ねながら徐々にペースを上げていく形で試走を進めました。
シーディングラン
試走では3本しか走ることができなかったため、シーディングランは「試走4本目」のつもりで臨みました。まだ一度もレースペースで走れていなかったため、本番を想定し、漕げる区間はすべて全力で漕ぐことを意識して走行しました。
走行中は落ち着いてラインを選ぶことができ、体力的にも余裕があったため、スタートからゴールまで漕ぎ切ることができました。
結果はトップから1.1秒差の2位でフィニッシュ。1位との差は十分に逆転可能な範囲であり、3位以下とは比較的差をつけることができました。
一方で、自分以外の上位選手はあまり漕いでいなかったこともあり、漕ぎで稼いだタイムが大きかったと感じました。そのため、決勝ではさらにタイムを縮めるために、漕ぎ以外の区間、特にシーディングランで遅れていた前半のタイトセクションのライン取りや走らせ方を重点的に修正することを意識しました。
2日目 試走
1日目の試走は走行本数が少なかった分、体力的に余裕を残して終えることができました。そのため、2日目も時間いっぱい走るのではなく、必要な本数に絞って内容の濃い試走を行うことを心がけました。
特に、1日目とシーディングランで課題として感じていた前半のタイトセクションを重点的に走り、ライン取りや進入スピードを修正しながら走行を重ねました。
コースコンディションは1日目よりさらにルーズになり、乾いているバンクは徐々に掘れて壊れ始めている印象でした。一方で、後半セクションはやや湿っており、全体を通して滑りやすいコンディションとなっていました。
しかし、走行本数を重ねるにつれてラインやスピード感にも慣れ、徐々に精度を高めながら走ることができました。コースにはフラットコーナーやオフキャンバーが連続する区間が多く、足を出したくなる場面が何度もありましたが、一度足を出してしまうと次の漕ぎにつなげにくくなるため、ペダルを一度も外さずに走り切ることを強く意識しました。
最終的に2日間の試走を合わせて計4本走行し、決勝に臨みました。
決勝
決勝では、多くの選手がシーディングランからタイムを約10秒縮めてきていたため、スタート前は焦りを感じました。
しかし、周りを意識しすぎるのではなく、自分ができるベストの走りをすることに集中してスタートしました。
出走順は最後から2番目でしたが、コースコンディションは試走時からほとんど変化しておらず、想定していたラインで走ることができました。
普段は決勝になると緊張や焦りから動きが雑になってしまうことが多いため、今回はとにかく落ち着いて、攻めすぎないことを意識して走りました。
100%限界まで攻めた走りではありませんでしたが、大きなミスなく、終始冷静に走り切ることができました。
結果はトップから1.4秒差の2位。優勝にはあと一歩届きませんでしたが、落ち着いてレースを組み立て、安定した走りで表彰台を獲得することができました。
総括
今大会は、ダウンヒルシリーズの中でもトップクラスの規模を誇る大会であり、エリートクラスもほぼフルメンバーが参戦していました。そのようなレベルの高いレースで2位という結果を残すことができたことは、自分にとって大きな自信につながりました。
一方で、今回の走りは自分としては「攻め切れた」と言える内容ではなく、機材に助けられた場面も多かったように感じています。レース全体としては大きなミスなくまとめることができ、結果にもつながりましたが、自分本来の走りはまだ十分に発揮できていないという感覚が残っています。
今後は、より低い姿勢を維持しながらプッシュ・プルを積極的に使ったライディングを、3分間のレースを通して継続できるようにトレーニングを積んでいきたいと思います。今回の2位という結果に満足することなく、ライディングの完成度をさらに高め、優勝を狙える走りができるよう引き続き取り組んでいきます。
朝倉佑太選手プロフィール

生年月日:2005年1月18日
出身地:東京都
instagram:yutaskra
中学3年生のときに家族でカナダを旅行し、ウィスラーで体験したサイクリングをきっかけにマウンテンバイクに興味を持つ。
現地で中古のダウンヒルバイクを購入し、日本に帰国後、本格的にマウンテンバイクに乗り始める。
【主な戦績】
2024 ENS シリーズランキング2位
2025 ENS 富士見高原 1位
2023ダウンヒルシリーズ 富士見パノラマ エリート3位
2024 ダウンヒルシリーズ ニセコアンヌプリ エリート2位
2025 ダウンヒルシリーズ 白馬岩岳 エリート3位
2023 全日本自転車競技選手権 エリート9位
2024 全日本自転車競技選手権 エリート7位
【活動内容】
国内ではENSやダウンヒルシリーズなど、下り系のマウンテンバイクレースに出場。Crankworxやニュージーランドのナショナルチャンピオンシップなど、海外レースへの参加経験もある。
レース以外では日常的にライディングの映像を撮影し、SNS(主にInstagram)に投稿。スタイルや動きが伝わるような映像制作にも取り組んでいる。
Crankbrothersについて
1997年、南カリフォルニアで創業。独創性と機能美を追求した製品で、マウンテンバイク界に新風を吹き込みました。
初のヒット商品「Speed Lever」で注目を集め、2001年発表の泥詰まりに強い「Eggbeater」ペダルでさらなる高評価を獲得。
現在ではペダルをはじめ、ホイール、ドロッパーポスト、ツールなど幅広い製品を展開し、トップアスリートにも愛用されています。




