クランクブラザーズのペダルリフレッシュキットを使う際の注意点

クランクブラザーズのペダルリフレッシュキット

ブッシュベアリング、シールドベアリング、シール、アウターキャップ

これらを交換して「リフレッシュ」してくれるセットです。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

crankbrothers pedal refresh kit #547570

ブッシュを抜くための専用工具(ただの棒に見えますがちょうどいいサイズになっています)が付属します。

モデルによって使うパーツが異なってきますので、マニュアルを参照ください。

今回はキャンディーシリーズ、エッグビーダーシリーズのいずれも入門モデル、キャンディー1、エッグビーター1をリフレッシュしてみたいと思います。

マニュアルを確認すると、左の3種のパーツは今回不要です。crankbrothers pedal refresh kit #547570

【アウターキャップを外す】

マイナスドライバーでもいいんですが、樹脂のキャップが傷んでしまいそうでもったいないので、溝にぴったりはまるもので外したいところ。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

 

定規をモンキーレンチで挟んだらちょうどよくなりました。*コインドライバーというドライバーもお勧めだそうです。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

ペダルのウイング部分を持って正ネジ方向にまわすと外れます。*左右とも正ネジです。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

キャンディー、エッグビーダー同じようにキャップが外れました。 crankbrothers pedal refresh kit #547570

【ボルトを外す】

シャフトを固定しているボルトを外します。

工具はペダルの脱着にも使う8ミリアーレンキーと8ミリボックスレンチを使用します。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

左右共に正ネジとなっています。crankbrothers pedal refresh kit #547570

ボルトを外すとシャフトがボディーから外れます。crankbrothers pedal refresh kit #547570

グリスをふき取るとこんな感じ。ダストシールの色がモデルによってブルーだったり、グレーだったりするようです。crankbrothers pedal refresh kit #547570

【ベアリングを外す】

ベアリングは圧入されている訳ではないので、簡単に取り出せます。crankbrothers pedal refresh kit #547570

【ブッシュベアリングの取り外し前の注意点!】

ここで注意点!!

先に分解した後の写真を載せます。

黒い筒がブッシュベアリングです。その外側にC型のリングがあるのが分かります。

リフレッシュキットのマニュアルには、このリングの存在が載っていないので、

これを外さずに分解しようとすると、

分解できません!

crankbrothers pedal refresh kit #547570

さらに注意点!

エッグビーターには、外側にもマニュアルには載っていないブッシュが挿入されています。

これを外さないと、ブッシュを外すための工具が入りません。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

 

キャンディーと比べると、ベアリングを外した時の構造がちょっと違うのが分かると思います。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

ペダル内側から外側に向かって細い棒で突いて外す必要があります。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

 

【ブッシュベアリングを外す】

ようやくブッシュベアリングを外すことができます。

ブッシュを打ち抜きやすくするために、14ミリのボックスレンチのボックス部分が便利です。(マニュアルにも載っています)ボックスを地面に置いて、その上にペダルを乗せます。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

上から専用工具を差し込んで、内部のブッシュベアリングに当てます。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

上からハンマーで優しく叩くとブッシュが打ち抜けて外れます。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

めでたくブッシュベアリングが外れました。

ここまでできたら、後はグリスアップをしてパーツの入替え作業となります。

 

【ブッシュを圧入する】

ブッシュの圧入作業には10ミリのボックスレンチのボックスを使うと便利(マニュアルにも載っています)

ブッシュを乗せて、

crankbrothers pedal refresh kit #547570

10ミリボックスを乗せて叩いて圧入します。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

ブッシュベアリングは樹脂なので壊さないように気を付けてください。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

圧入成功。あとはCリング、ダストシール等を元通りに組み付けるだけです。

crankbrothers pedal refresh kit #547570

【アウターキャップのグレードアップ】

ペダルに付属しているのは樹脂キャップ、リフレッシュキットに付いてくるのが、アルミのキャップです。

しかもアーレンキーでつけられるが嬉しいです。数グラム重くなりますが、こちらの方がいいと思います。

キャップが変わっただけでも高級感が出ますね。crankbrothers pedal refresh kit #547570

以上クランクブラザーズのペダルリフレッシュキットのご紹介と分解時の注意点でした。

ライトウェイプロダクツカスタマーサービス

カマタでした。

 

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