自転車を好きになってほしい。だから出来る限りの修理やカスタムに対応したい | リバティバイクス インタビュー

自転車のことならオールジャンル、出来る限りの修理やカスタムに対応したいという、さいたま市大宮はリバティバイクスの関口店長にインタビューしました。

 

自転車を好きになってほしい。だから修理やカスタムには出来る限り対応したい

――リバティバイクスってどんなお店ですか?

自転車って楽しい!をモットーに自転車に関するサービスを提供しています。当店で販売した自転車はもちろんですが、インターネットや中古での購入、引っ越しや単身赴任などで物理的に元々行っていた販売店に通えなくなった方など、他店購入自転車の修理・カスタムも承っております。

 

――自転車の駆け込み寺のような存在ですかね?そう考えるようになったのは何か理由があるんですか?

最初はそういうつもりは無かったんですけどね(笑)。自転車屋と言ってもやっぱり大事なのはお客様とのコミュニケーションだと思っているんです。例えば、他のお店で購入したから見てもらえなかったとか、なんとなく歓迎されていない感じがしたとかでいらっしゃる方も多いんです。そのお店に行かなくなってしまうのは仕方がないことかもしれないんですが、それで自転車そのものが嫌いになってしまうのは悲しいです。そこが一番ですかね。なので出来る限りのお力添えをしたいと思っています。

あと、以前は量販店に勤めていたのですが、メーカーが推奨しないとか、リスクがゼロでは無いからといった制約でお客様のご要望に応えられないことも多かったんです。もちろん安全マージンを削りすぎたカスタムはお勧めしませんが、お客様からのご依頼には可能な範囲で出来るだけお受けしたいと思っています。結果的に駆け込み寺みたいになったところはあるかもしれませんね(笑)

 

――自転車への愛を感じます!みんなに自転車を好きになってほしいということですね!

はい、それはママチャリも一緒です。簡単に買い替えたほうがいいですよとは言いたくないんです。ママチャリやピストも同様にご依頼を承っていますし、他店で断られた修理も可能な範囲でお力添えします。また、既にお持ちのパーツやインターネットでパーツを購入したけど取り付けがないという場合も作業を承っておりますのでご相談ください。

 

オールジャンルの自転車を楽しんできた経験

――関口さんご自身は普段どんな自転車の楽しみ方をされてるんですか?

自分のバイクは人と被らないというか、独特な組み合わせが好きです(笑)。例えば、ママチャリに、これはほとんどイベント用なんですが、車のハンドルをつけてみたりとか(笑)。

最近は、たまにしか乗らない高級なロードバイクより、ちょっといいバイクにラックとか付けて毎日乗れるほうが楽しいなって。MTBのタイヤを650Bから29インチのグラベル用にしてオンロード性能を高めて、フロントラックを付けたりして、ママチャリみたいな使い方をしています。最近はなかなか「自転車に乗るために乗る時間」を取れなくなってきたので、限られた時間でいかに楽しく自転車に乗れるかってことを考えています。

 

――グラベルライドとかもされるんですか?

グラベルライドもしますし、最近は行けていないのですが、コロナ前までは富士見パノラマとかふじてんとかでダウンヒルもしていました。ハードテイルで(笑)。その前はロードバイクでヒルクライムレースやエンデューロとかも出ていましたね。なのであまり偏りは無くて、色んな自転車の楽しみ方を経験してきました。ピストでブルべに出たこともありましたね(笑)。

 

素敵だと感じたアイテムを厳選。お客様のお話を聞いてご提案

――商品ではどんなものに力を入れているのでしょう?

一言でいうと、店主が素敵だなと感じたものを在庫しているので、一般的に”よく売れる”量販店にあるようなラインナップとは少し異なります。例えば、北米製のフレームバッグやハンドルバッグなどもございます。店主がCinelliが好みということもあり、CinelliのアクセサリーやTシャツ、ソックス、キャップなどのウェアも在庫しております。

 

――ピスト関連のものも多いですよね?

土地柄、大宮は起伏の少ない地域なのでピストバイクでも楽しみやすいんです。ピスト専門店ほどではありませんが、完成車を始め、快適に走れるようなギア比にカスタムしやすいようにコグやチェーンリングなどいくつかご用意しております。

 

――他におすすめの商品は?

ライトウェイのアーバンフルグリップタイヤは3,000円程なのに舗装路にしっかり食いつき、良い意味で剛性感が低いので700*35cのタイヤでもモチモチ感を感じ、軽い漕ぎ感で楽しめます。ロードバイクなど太めのタイヤを装着できないバイクは別ですが、装着できるバイクのタイヤ交換時に、とことんパンクしたくない方や、軽さ一番という方には必ずおすすめしており、その後ほとんどの方がこのタイヤのリピーターとなっています。

 

クランクブラザーズのビギナーの方が手に取りやすい価格帯のペダルもお勧めです。1万円以下の「1」シリーズのペダル、特にスタンプ1は、ペダル別売りのバイクや、初めてペダルカスタム・交換を検討している方におすすめしております。たかがペダルと思われている方がほとんどですが、購入した自転車に最初から装着されているペダルと比較するとスタンプ1はシューズへの食いつきと、それによる安定感の高さからご好評いただいております。一方で普段よく履くシューズのソールが傷みやすいという方には、食いつきは劣りますが回転性の高い別のペダルをお勧めすることもあります。それぞれの方にあった商品をご提案しています。カラーラインナップも豊富なので、差し色のアクセントとしてモノトーンのバイクにカラーのペダルをチョイスする方も多いです。店頭で実車を交えて、あーでもないこーでもないとお客様と吟味します。

 

365日使えるBOMBTRACKのアーバンバイクがオススメ

――BOMBTRACKのバイクも取り扱って頂いていて、試乗会も開催してくださっていますね

ボムトラックの毎日楽しく使用できるアーバンコミューター系のバイクがおすすめです。高級なロードバイクで風を切って長い距離走るのももちろん魅力的です。そこにはデメリットもあり、カーボンもしくは高額といった理由でちょっとそこまで買い物に行くことや、乗るからにはウェアからシューズまでしっかりした装備で乗らなくちゃ!と考える方は少なくないと思います。それによって乗る機会が減ってしまうよりも毎日の通勤通学+日用品の買い出しで活躍できるバイクもバリューが高いと考えています。

 

――BOMBTRACKが発信している“No attitude, just ride”というスローガンにも通ずるものがありますね!

はい。施錠しても盗難の可能性がゼロになるわけではありませんが、明らかに”高額”なオーラを醸し出すこともなく、軽さだけを求めることもないので、より上位のロックを肩に下げたりバッグに入れたりして携帯してもいいのかなと思います。そんな点にマッチしたのがボムトラックです。セカンドバイクとしてという方だけでなく、気兼ねなく使えるクロモリやアルミフレームを1台目のスポーツバイクとして楽しんでいる方もいらっしゃいます。

 

――最後に一言お願いします!

自転車に関して何か細かなことでもモヤモヤすることがあれば、可能な限りお客様に寄り添った提案を心がけております。一度ご相談ください。

 

リバティバイクス 店舗情報

HP https://libertybikes.jp/

Instagram https://www.instagram.com/liberty__bikes/

Twitter https://twitter.com/Liberty_bikes/

TEL:048-716-6330

埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-537-1-A

予約が必ず必要ではありませんが予約優先で1人で営業しているので、ちょっとしたご相談や修理でも数時間要してしまったり、修理でお預かりできないこともあります。ホームページやお電話で事前にご連絡いただければ、待ち時間もほぼ掛からないよう努めております。

 

 

参考にならなかったまあまあ参考になった面白かった感動した (9 votes, average: 4.56 out of 5)
読み込み中...

↑星マークをクリックして、記事の評価をお願いします!
一番左が最低、右が最高評価です。