UHC Advanced + Textreme (F1)~FELT Fシリーズ グレード比較インプレッション~

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普段はFELTのフラッグシップモデル、F FRDを通勤からレースまで乗り回しています、坂バカプロモーションスタッフRYOです。

せっかくなので、Fシリーズの各グレードを乗り比べインプレッションをしてみることにしました

すべてのグレードをじっくりと乗り込んで比較したことはないので、個人的にもかなり気になるところです!( ̄- ̄)ゞ

 

インプレ前に是非読んでほしい情報

インプレッションと言っても、当然のことながら個人の感想です。
乗り手によって感想は変わりますので、是非、眉に唾をつけてご覧ください(笑)

 インプレする私の情報

・174cm  57kg
・平地は普通、登りと下りは比較的得意、スプリント力は皆無です(笑)
・絶対的なパワーは低く、どちらかと言えば心肺機能で走るタイプ。
・ヤビツ峠(名古木交差点~)のベストタイムは36分、和田峠は15分。
・ヒルクライムレースでは、だいたい上位10%程度。
・ロードレースは、ツールドおきなわ市民210kmでギリ完走できるかどうかという程度。JCRCはCクラス。

パワーライダーとは大きく異なるインプレッションになるかもしれませんのでご注意を。

 

Fシリーズ(2016モデル)のカーボングレードは3つ

トップグレード
UHC Ultimate + Textreme

複数の強度/弾性率のユニディレクションカーボン+ハイモジュラスカーボン+ウルトラハイモジュラスカーボン

+Textremeカーボン

セカンドグレード
UHC Advanced + Textreme

複数の強度/弾性率のユニディレクションカーボン+ハイモジュラスカーボン

+Textremeカーボン

エントリーグレード
UHC Performance

複数の強度/弾性率のユニディレクションカーボン

 

評価の方法は「☆」で

最高評価は星五つ。
あくまでFシリーズをグレード別に比較した際の評価です。
他ブランドやモデルと比較したインプレとは異なります。

 

一弾目はセカンドグレード、UHC Advanced + Textremeカーボン

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具体的なモデルは、2015モデルのF1(56サイズ)

高強度なカーボンマテリアル、Textremeとハイモジュラスカーボンを使用し、剛性と軽量性を高め、よりレーシーになったフレームです。

インプレッションの総走行距離は567kmでした。

 

バイクスペック

フォーク: UHC Ultimate
コンポーネント: SHIMANO DURA ACE 9000 Di2
ホイール: SHIMANO DURA ACE 9000 C24 TU
タイヤ: Vittoria Corsa SC 23c
サドル: Prologo Scratch
重量: 6.6kg(ペダル込)

 

剛性☆☆☆☆☆

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剛性は相当に高いです!トップグレードUHC Ultimate + Textremeと同等の剛性感。
オーソドックスな形状によって踏んだ時の反応は癖がなく自然で、乗りやすい高剛性フレームです。
ただし、ある程度丁寧なペダリングは求められます。

しなり☆☆☆

バイクのしなりはほとんど感じません。
リズムで踏んでいくより、クランクに終始トルクを掛け回すペダリングを求られます。
その分、アタックやスプリントでの反応は俊敏です。

振動吸収性☆☆☆

オーソドックスな形状で振動吸収性の高いFシリーズですが、その中で比較すると振動吸収性は低いと感じました。
素材の硬質な雰囲気が伝わってきて、いかにもレーシングフレームという感じです。

加速スピード☆☆☆☆

剛性はかなり高いので、踏み込みに対する反応性は良好です。
アタックしたり、アタックに反応する場合、リニアな加速が可能。
ただ、トップグレードのUHC Ultimate + Textremeと比較するとそこまでの軽やかさはありません。
踏みごたえがあり、しっかり加速する感じです。

中速巡航性能(30~35km)☆☆☆☆☆

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以外にもリラックスした巡航が得意です!
30~35km/hの中速域にスピードを乗せて、スピードを維持するのはかなり楽です!
ブルベなんか特に楽に走れそうですね。

高速巡航性能(35km~)☆☆☆☆

高速域での巡航は、UHC Ultimate + Textremeと比べると一歩劣ります。UHC Performanceがトルクをかけたペダリングでフレームがしなり高速を維持しやすいのに対して、高回転ペダリングによって高速が維持しやすいです。

ヒルクライム性能☆☆☆☆

剛性が高いので踏めば応えてくれます。
絶対的なパワーが低いライダーは、軽めのギヤを回していくとよく進んでくれます。
ただ、剛性はUHC Ultimate + Textremeと同等に高いものの、あそこまでの軽快感はありません。
どちらかと言えばヒルクライムよりは、パワーがあってロードレースで勝ちたい人にオススメ。

ダウンヒル・コーナーリング性能☆☆☆☆☆

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フロント回りの安心感はシリーズ最高です!
Fシリーズ共通の特長として、キレがいいのに癖がないハンドリング性能がありますが、その中でも特にキレがいい!

スプリント性能☆☆☆☆☆

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スプリントのためのバイクと言ってもいいほど最高です!
UHC Ultimate + Textremeとの違いは、踏むとフレームのしっかり感を強く感じること。
高剛性なことはもちろん、スプリント中にバイクを保持することに気を使いすぎることなく、踏むことに集中できます。

 

まとめ

セカンドグレードのUHC Advanced + Textremeカーボンを使用したF1は、一言で言うと、
パワーライダーのためのレースバイク!
という印象でした。
とにかく剛性が高く、フレームのしっかり感を強く感じ、パワーライダーのスプリントやアタックでの力強い走りをイメージさせます。
また巡航性能も高く、そこそこのスピードでブルベやサイクリングを楽しみたい人にもオススメです!

 

次はトップグレードのUHC Ultimate + Textremeをインプレッションします!参考になれば幸いです!

 

第二段、UHC Ultimate +Textremeのインプレッションはこちら

 

FELT F Carbon シリーズの商品情報はこちら↓

http://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/2016model/fc

 

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