トライアスロンバイク 2018 FELT IA10 のご紹介

みなさんいかがお過ごしですか

ライトウェイプロダクツ カスタマーサービス　カマタです。

子供をだっこしたら軽いぎっくり腰をやってしまいました、結構痛いです。

さて、あと2週間あまりでIRONMAN 世界選手権がやってきますね。FELTのIAが発表されてから現在まで女子でIAが連続優勝しているのをご存知でしたか？昨年2連覇を達成したダニエラリフ選手が出場し3連覇が掛かります。先日70.3の世界選手権でも優勝しましたし、楽しみですね。

今回はIAシリーズの中でもIA××モデルのご紹介。

IA10をピックアップしました。

全体像

シルバーとグレーのカラーリングで全体的に落ち着いた色合いになっています。

どんなレースウエアにも合うデザインですね。

フレーム＆フォーク

メインフレームはUHC Performance カーボン

セカンドグレードのIA2はUHC Advanced + TeXtreme カーボン

IA10の方がやや快適性を重視していると言えば良いでしょうか。

 

IA10はシマノDi2を搭載していますが、電動＆機械式互換フレームとなっています。

 

フォークはUHC Advanced カーボンモノコック、カーボンコラムです。

 

IAシリーズは正面の風だけでなく、ナナメ前からの風の抵抗を考えてフレーム設計をしています。ナナメ前からの風を推進力に変えてくれるそうです。（残念ながら鈍感は私にはその推進力は実感できませんでした）

 

シートステーの細さに比べ、チェーンステーはかなりボリュームのある太さになっています。シートステーで振動吸収、チェーンステーで横剛性を作りだしているものと推測されます。

謎のグラフィック

トップチューブには謎のグラフィック。何か意味がありそうな模様です。左右非対称。開発担当に聞いてみたいところですね。

 

リアエンドはトラックエンドになっていて、ディレーラーも直付け。ディレーラーハンガーは交換できないタイプになります。

エンドのイモネジでホイールの前後位置がわずかに調整できます。タイヤ幅に合わせて若干の調整が出来る様になっています。

IAFRD～2との違い

IA2以上のモデルと比べて、こちらはブレーキは外装、ハンドル周りは社外品と互換性があります。

スペック

ハンドルはFelt Bayonet 3 ベースバー Felt f-ベンド 3-ポジションエクステンション、Ø31.8mm、48-51cm=390mm、54-56cm=420mm

 

ベースバーはエアロ形状

 

エクステンションは少しベンドした形状です。

 

電動使用だと、ブレーキ側にも変速ボタンがあるのが嬉しいですね。

 

ステムはFELTオリジナルのFelt Tri155、-6°ライズ、Ø31.8mm、90mmが標準装備。サイズ違いのステムの市販がないのでご注意ください。社外品のステムが装着可能です。

 

IA2以上のグレードにはないダウンチューブのボトル台座があります。510以上のサイズにはボトルの位置を変えられるように3つボルトがあります。

シートチューブ裏側にはストレージボックス専用のボトル台座。

もちろんボトルケージを付けることもできますが、2018モデルからボックスが標準装備されてきます。

メインコンポはアルテグラDi2

クランクはVision TriMax Pro TT BB30、52/36T、48cm-51cm=165mm、54-56cm=170mm

BBはBB30

フロントブレーキはVision TriMax Aero Caliper

エアロなデザインがなかなか良いです。

リアブレーキはShimano BR5810 direct mount

ワイヤーはフレーム内蔵です。

メンテナンス性は高いですが、リアブレーキがむき出しかつ普段あまり見えない部分なので、気づかないうちにドロドロ・・なんてことが無いようにマメにチェックが必要ですね。

ホイールは　Devox 35A、チューブレスレディ、17mmワイド、35mmハイト

ハブは空気抵抗を削減するため、フランジが中心に寄っています。

タイヤはFelt Aero TTR2 folding、700c x 23c

トライアスロンの為にFELTが開発した専用タイヤです。

リアセンターが一番短い位置にホイールをセットするとクリアランスはご覧のとおり。

数ミリ後ろにずらせるので、25Cまでなら大丈夫かなという印象です。28Cは？なので、メーカー開発者にいずれ聞いてみたいと思います。

サドルはISM PS1.0

個人差はあるかもしれませんが、私は深い前傾姿勢でも股が痛くなりません。

シートポストはIAシリーズ専用。

ヤグラ部分は３T社のDIFFLOCKシステム

微調整が非常に難しいシステムなので、調整の仕方を以前記事にしていますのでご覧ください。

FELT　シートピラー（3T社DiffLock™）の調整方法

インプレ

IAのインプレについてはこちら。2017 IA4に乗りました。

鈍感ライダーによるFELT IA インプレッション　

価格と納期

完成車価格で598,000円(税抜)

重量は9.4kg（560mm）

国内入荷予定は11月末～12月初旬を予定しています。

今シーズンのレースも終盤を迎えています。ぜひ来期のバイク選びの参考にしてください。