FELT Z4 Disc 走る楽しさを教えてくれる最速コンフォートロード

JAPAN CUPでフェルトブースを出してきた、坂バカプロモーションスタッフRYOです。

仕事が早めに終わったので、森林公園で軽く走ってきました。
(そろそろツールドおきなわが迫ってるのでトレーニングしたかったんです(^^;)

 

せっかくなので、展示車でもある2016モデルZ4 Discを使わせてもらいました

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SRAMの油圧ディスクブレーキを採用したカーボンディスクロードです。

Zシリーズはフェルトの中ではコンフォートロードに位置し、長めのヘッドチューブによるアップライトなポジションと、ジオメトリーによる安定感の高い走り、そして縦方向を柔軟にしつつ横方向の剛性は確保しペダリングパワーを逃がさないフレーム形状・カーボンレイアップが特長です。

恥ずかしながら、ちゃんとバイクウェアとビンディングシューズでZシリーズに乗ったのは始めてでした。
40kmくらい走りましたよ。
もちろん森林公園なので、激しいアップダウンありのコースです!

 

リラックスしてペダリングできる直進安定性

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走り出してすぐに感じるのは、ステアリングが穏やかでふらつきにくいことです。
分かりやすく言うと、低速でも手放しがしやすいです。
つまり、ゆっくり走りたい人、ヒルクライムを楽しみたい人、もしくはダートに突っ込みたい人にとっても、バイクコントロールに気を使いすぎず、バイクを前に進ませることを100%楽しむことができます。
Fシリーズなどのレーサーと比べるとコーナーリングのキレはそこまでありませんが、ロードレースでも充分使えるレベルでしたよ。

 

適度なしなりでペダリングが楽しい!

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フレームのカーボングレードはUHC Performanceというものを採用しています。
FELTの中ではエントリーグレードで、そんなに高級なカーボンシートを使っているわけではないのですが、シートを重ねるフレームの場所、大きさ、枚数、向き(カーボンシートには強い向きと弱い向きがあるんです)を徹底的に研究しています。
ハイグレードの固いカーボンシートをあえて使わず、ロングライドにおいて最速&快適なバイクに仕上がっています。

実際に乗ると、BB周辺が固すぎず、「じわじわっ」と加速する感覚がかなり癖になります。ダンシングだったり、少し重めのギヤをリズムよく踏んでいくのが楽しいバイクです。
もちろん決してやわらかいわけではなく、入力を確実に推進力に変える芯のある剛性を感じます。
できのいいスチールフレームと似た感覚です。
剛性感としてはピュアレーサーのFシリーズでUHCパフォーマンスカーボンを採用した、F5やF4と同等です。

 

ディスクブレーキって実際どうなの?

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このZ4 Discは、SRAM RIVALの油圧ディスクブレーキキャリパー&レバーを採用しています。
実際使ってみると段違いの効きです!
ノーマルブレーキの感覚で使うと間違いなくタイヤがロックするくらいです。
普段ならあて効きレベルの握りで停止できて、スピードコントロール性もMTBで証明されている通り抜群です。
女性や、握力が弱い方、手の小さい方にとってかなりのメリットになると思います。
また雨でも制動力が変わらない点もいいですね。

一方、重量がかさんでしまうのは少し気になりました。プロが使うようなハイエンドモデルならパーツもホイールも軽いので問題ありませんが、私たち庶民が使うグレードになるとちょっと気になります。
ただ、重量物(ブレーキ)がバイクの下の方につくことになるので、バイクの振りと走行感はあまり重くならないことも分かりました。

 

バイクの各部もいろいろこだわっています

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チェーンステーは下へオフセットした「リンク形状」。
これによりシートステーが縦方向に可動し、ライダーへの衝撃吸収性と路面追従性を高めています。
見た目で分かる部分だけでなく、カーボンレイアップ(カーボンシートの重ね方)も、横方向は強くてたわみを抑え、縦方向にやわらかさを出しています。

 

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シートステーはシートチューブの低い位置に接合され、これも縦方向の動きをつくります。

 

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フロントブレーキワイヤーはフォークに内蔵され非常にスマートです。

 

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ステムのアングルが可変のVAステムです。ヘッドチューブの長いZシリーズですが、これのお陰でそれなりにレーシーなポジションも出せますよ。

 

プロモーションスタッフRYOならどう使う?

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個人的には、オンロードをメインとしながらもダートやグラベルを見つけたら躊躇なく突っ込むライドのために1台欲しくなりました!
油圧ディスクブレーキはダートや急坂でも圧倒的に安心です。

レーシーなポジションをとりたい私みたいな人は、1サイズ小さめを選ぶとヘッドチューブが短くなってポジションを出しやすいのでおすすめです。

バイクコントロールに気を使わず、走ることそのものに集中できるZシリーズは純粋に走っていて楽しいです。
ロードレースに出ないならこれ1台で充分なくらいですよ!オススメです!

 

詳細な商品情報はこちら

https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2016/z4_disc/

 

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